ISIL(昨日からISIS表記をやめました)問題はまだ進行中。これといったニュースって、イチロー選手の記者会見しかない日でしたね。
最も働きたい日本企業は「キリン」 トヨタは7部門で1位 ランスタッドアワード2015(フジサンケイビジネスアイ) - goo ニュース
総合人材サービス会社のランスタッド株式会社が、企業の魅力度を国際基準で測る「ランスタッドアワード2015」を都内で開催し、最も働きたい企業に「キリンホールディングス」を選びました。ランスタッドアワードというのは、1999年にベルギーで始まり、現在では23の国と地域で開催されていまして、世界共通基準のもと第三者機関が世界最大規模の調査を行い、「企業魅力度」の高い企業を表彰するんだそうです。今回行われた日本国内のアワードでは、任意に選ばれた18~65歳の男女9、700名を対象に、調査対象の国内145社について世界共通の質問を投げかけ、評価の高かった上位企業を表彰しました。そして、1位がキリン。
キリンには知り合いがいっぱいいるので、「最も働きたい日本企業」について詰問してみたいです。まあ、僕のような外の人間から見ると、ちょっと会社としてでかすぎるように思います。
会社としての調子はあまり良くなさそうです・・・
キリンビール「独り負け」を招いた3つの誤算(JIJICO) - goo ニュース
〈以下引用〉
課税ベースのデータなので、アルコール飲料でないキリンフリーは含まれてません。それに、そもそもこれから縮小する日本の市場でのシェアの取り合いにどんな意味があるのでしょう?
記事中、一番絞りの販売戦略について書かれています。僕が昨年指摘したようなことも書かれています。
〈以下引用〉
コンビニでプレミアムビールを瓶で売ろうとしたことも指摘して欲しかったなぁ。
しかーし、未だに一番絞りに対するこだわりは捨てていません。
キリン・横浜工場限定の「一番搾り」 5月に発売(神奈川新聞) - goo ニュース
ササニシキ副原料に一番搾り キリン東北事業方針(河北新報) - goo ニュース
キリンは一番搾りを中心に訴求を図るとした上で、全国9工場ごとに、エリア限定品を発売するプロジェクトを展開するそうです。横浜工場でもオリジナル(?)一番絞りを5月から出します。
仙台工場は副原料にササニシキを使った一番搾りを商品化し、5月に発売するそうです。一番絞りが出た当初は麦芽の他に米澱粉も使われていましたが、今は麦芽100%のはずです。だからこそ、キリンのエラい人は「一番搾りそのものがプレミアムビール」と胸を張っていえるわけです。確かに、それだけの良い品質だと思います・・・なぜに再び米澱粉を混ぜる? 実は、昭和の時代に愛されたビールはどれも米澱粉が混合されていました(YEBISU以外)。日本人にはそういうのが受けたんです。麦芽100%の風潮はサントリーのMALT'Sの成功がきっかけです。しかし、サントリーは麦芽100%でありながら、麦の味が前面にでないようにテイスティングして出したんですよ。日本人は麦の味が苦手なんです。
松任の北陸工場を閉鎖しなければ良かったのにねぇ・・・・あそこの醸すビールは日本で一番美味かったんだよ。
んで、CLASSIC LAGERをもっと押してくれ。あれが一番美味いんだから♪
ちょっといいなと思うキリンの新しい試みがこれ↓
キリンビール、アルコール度数1%の缶チューハイ(産経新聞) - goo ニュース
低アルコール飲料が日本の市場では手薄なんです。ノーアルコールビールが成功したので、かえって貧弱になってる。ビールもアルコール度3%くらいでライトビール出したらいいんじゃないかな。年寄りにはうけると思うよ。
それよりなにより、キリンはもう日本の市場を捨ててアジア中心に世界で勝負すべきだと思います。アサヒにもサントリーにもサッポロにも出来ない商売をすべきです。もうしてると思うんだけど・・・くだらない日本国内シェアのランキングがニュースにならないような会社になって欲しい。
本日のお酒:KIRIN CLASSIC LAGER + 宗玄 上撰 本醸造
最も働きたい日本企業は「キリン」 トヨタは7部門で1位 ランスタッドアワード2015(フジサンケイビジネスアイ) - goo ニュース
総合人材サービス会社のランスタッド株式会社が、企業の魅力度を国際基準で測る「ランスタッドアワード2015」を都内で開催し、最も働きたい企業に「キリンホールディングス」を選びました。ランスタッドアワードというのは、1999年にベルギーで始まり、現在では23の国と地域で開催されていまして、世界共通基準のもと第三者機関が世界最大規模の調査を行い、「企業魅力度」の高い企業を表彰するんだそうです。今回行われた日本国内のアワードでは、任意に選ばれた18~65歳の男女9、700名を対象に、調査対象の国内145社について世界共通の質問を投げかけ、評価の高かった上位企業を表彰しました。そして、1位がキリン。
キリンには知り合いがいっぱいいるので、「最も働きたい日本企業」について詰問してみたいです。まあ、僕のような外の人間から見ると、ちょっと会社としてでかすぎるように思います。
会社としての調子はあまり良くなさそうです・・・
キリンビール「独り負け」を招いた3つの誤算(JIJICO) - goo ニュース
〈以下引用〉
2014年のビール類課税出荷の各社別シェアは、アサヒビールが38.2%(前年比0.6ポイント増)、キリンビールが33.2%(同1.6ポイント減)、サントリービールが15.4%(同0.7ポイント増)、サッポロビールが12.3%(同0.3ポイント増)、オリオンが0.9%の横ばいで、キリンの「独り負け」という結果となりました。
課税ベースのデータなので、アルコール飲料でないキリンフリーは含まれてません。それに、そもそもこれから縮小する日本の市場でのシェアの取り合いにどんな意味があるのでしょう?
記事中、一番絞りの販売戦略について書かれています。僕が昨年指摘したようなことも書かれています。
〈以下引用〉
競合他社が増税後の売上減を考慮して新商品を投入していたのに対し、キリンは「選択と集中の1年」として、主力商品である「一番搾り」の重点的な販促を行ったことが裏目に出てしまい、競合他社の新製品にシェアを奪われる結果となりました。
また、「一番搾りプレミアム」を投入しましたが、「一番搾りそのものがプレミアムビール」と強調したことで「一番搾り」との違いや、プレミアム感が消費者に上手く伝えられなかったため、昨年プレミアムビール市場が成長したにもかかわらず、あまりその恩恵を受けられなかったのも痛手となりました。
また、「一番搾りプレミアム」を投入しましたが、「一番搾りそのものがプレミアムビール」と強調したことで「一番搾り」との違いや、プレミアム感が消費者に上手く伝えられなかったため、昨年プレミアムビール市場が成長したにもかかわらず、あまりその恩恵を受けられなかったのも痛手となりました。
コンビニでプレミアムビールを瓶で売ろうとしたことも指摘して欲しかったなぁ。
しかーし、未だに一番絞りに対するこだわりは捨てていません。
キリン・横浜工場限定の「一番搾り」 5月に発売(神奈川新聞) - goo ニュース
ササニシキ副原料に一番搾り キリン東北事業方針(河北新報) - goo ニュース
キリンは一番搾りを中心に訴求を図るとした上で、全国9工場ごとに、エリア限定品を発売するプロジェクトを展開するそうです。横浜工場でもオリジナル(?)一番絞りを5月から出します。
仙台工場は副原料にササニシキを使った一番搾りを商品化し、5月に発売するそうです。一番絞りが出た当初は麦芽の他に米澱粉も使われていましたが、今は麦芽100%のはずです。だからこそ、キリンのエラい人は「一番搾りそのものがプレミアムビール」と胸を張っていえるわけです。確かに、それだけの良い品質だと思います・・・なぜに再び米澱粉を混ぜる? 実は、昭和の時代に愛されたビールはどれも米澱粉が混合されていました(YEBISU以外)。日本人にはそういうのが受けたんです。麦芽100%の風潮はサントリーのMALT'Sの成功がきっかけです。しかし、サントリーは麦芽100%でありながら、麦の味が前面にでないようにテイスティングして出したんですよ。日本人は麦の味が苦手なんです。
松任の北陸工場を閉鎖しなければ良かったのにねぇ・・・・あそこの醸すビールは日本で一番美味かったんだよ。
んで、CLASSIC LAGERをもっと押してくれ。あれが一番美味いんだから♪
ちょっといいなと思うキリンの新しい試みがこれ↓
キリンビール、アルコール度数1%の缶チューハイ(産経新聞) - goo ニュース
低アルコール飲料が日本の市場では手薄なんです。ノーアルコールビールが成功したので、かえって貧弱になってる。ビールもアルコール度3%くらいでライトビール出したらいいんじゃないかな。年寄りにはうけると思うよ。
それよりなにより、キリンはもう日本の市場を捨ててアジア中心に世界で勝負すべきだと思います。アサヒにもサントリーにもサッポロにも出来ない商売をすべきです。もうしてると思うんだけど・・・くだらない日本国内シェアのランキングがニュースにならないような会社になって欲しい。
本日のお酒:KIRIN CLASSIC LAGER + 宗玄 上撰 本醸造