滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

スタディ模型

2009年03月01日 | 建築
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昨日は、後輩のI君(大学の建築学科の後輩です。)といっしよに計画中の建物のスタディ模型を作っていました・・・。I君とは、しばらく会っていなかった事もあって、「久しぶりだから遊びに来ないか・・?」と誘ったところ、「土曜日ならいいですよ。」という事だったので、「それなら、来たついでにいっしょにスタディ模型でも作らないか?」と言ったところ、「いいですね。」という事になって、いろいろな話をしながら模型を作っていました・・。

スタディ模型は、プレゼン用の模型とは違って(併用する事もありますが・・)、いろいろな目的に応じて作られます。私の場合は、計画した建物を立体的に組み立てる事によって、ボリュームの確認やデザイン的なバランスの検討などを行います・・。

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また、周囲の建物や地形までを作り込んで、計画している建物と周辺環境との調和関係や周辺建物とのバランス(実際、その場所に計画建物を建てるとどのように見えるのか、周りの景観がどうのように変わるのか・・。)などをいろいろとスタディする事もあります・・。

それで昨日は、I君とスタディ模型を作りながら、「ここどう思う・・?、この庇ずっとこっちまであった方がええかな・・。」とか、「その屋根納まるよな・・。」とか、「これで高さのバランスおかしくないよな・・。」などなどと、「あーでもない、こーでもない」と言って(関係ない話もしていましたが・・)、楽しんでいました。実際、こういう風にいろいろスタディしている段階が一番楽しいものなのです・・。

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それから夕方近くになって、現在工事中の「SAINENJI-プロジェクト」の現場にI君といっしょに行って、実際に出来上がってきている建物の軒の出とケラバの出のバランスについて、気付いた事を一頻り話し込んで帰って来ました・・。

そう言えば、日曜日だというのに、「晴れている間に少しでも仕事を進めておかんと・・。」と言って、大工さん総動員で今日も「SAINENJI-プロジェクト」の現場は仕事をしていてくれましたね・・。
(大工さんたち、どうもご苦労さまでした・・・。)







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