滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

設計事例ブログ/滋賀県 建築家 建築設計事務所イデアル

2021年02月14日 | 建築

昨日も今日も春ですね・・・。このまま暖かくて春になればいいんですけど、それはないですよね。暖かいのはいいんですけど、そうなると花粉が飛散するので花粉症の私としては微妙です・・。2~3日前からくしゃみをしたり、目のかゆみがあるので、そろそろ花粉かなという感じです。

という事で、今回は設計事例ブログのお話です。このブログ(小さな独り言)以外に、実はもう一つ知る人ぞ知る「設計事例ブログ」があります。もう10年以上前に開設したブログなのですが、ブログというより設計した建物のリーフレットみたいなものになっています。建築設計事務所イデアルのホームページは、昨年リニューアルしたHPもリニューアル前のHPにしても、単なる外部ギャラリー的な要素が大きいので、WORKSコーナーでは建物の写真がメインで建物の説明文章などはありません。

そこで、リーフレットのような設計事例ブログを開設し、簡単な説明を掲載して設計した建物を紹介していました。昨年ホームページをリニューアルしたので、そろそろ設計事例ブログもリニューアルしようと思い、先日(2週間前かな)設計事例ブログをリニューアルしました。まぁ、リニューアルと言ってもブログのテンプレートを替えて、説明文を編集しただけですけどね・・。以下に設計事例ブログより設計した建物を2つ紹介しておきます。

 

ワイズインターナショナル本社/(遊戯室のような遊び心あるオフィス)

 

膳所焼の家/(茶陶で有名な膳所焼の陶片をマテリアルにした住宅)

 

「設計事例ブログ」に興味のある方は、一度ご覧になってください。

滋賀県 建築家/建築設計事務所イデアル(住宅、オフィス、文化・福祉施設、店舗のデザイン・設計)

 

ちなみに、「設計事例ブログ」は、設計した建物を紹介することに限定したブログなので、頻繁に更新する事はありませんのでご了承願います・・・。

 

 

 

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新年の独り言2021

2021年01月10日 | 独り言

明けましておめでとうございます・・・。今年も「滋賀県 建築家/建築設計事務所イデアルの小さな独り言」をよろしくお願いします。

このところ2~3日メチャクチャ寒いですね。これだけ寒いのは久しぶりです。それで、年末年始は外出を自粛してずっと読書と仕事をしていました(とは言っても、毎年だいたい読書か仕事をしているのですけどね・・)。それでも、ここ数年やっていた1月4日に親友の建築構造家と京都国立博物館 平成知新館のレストランで食事をするという行事はコロナ対策のため中止にしました。なぜ平成知新館のレストランで食事を?・・と言うと、建築家の谷口吉生氏が設計した京都国立博物館 平成知新館は、私と親友がとても気に入っている建物なので、1年の始まりに優れた建築を見ながら食事をして、その年の抱負などを語っていました。

画像は京都国立博物館 平成知新館です。何度訪れてもいい建物です。今年はこの建物で1年の抱負を親友と語り合えなかったのは残念でした。実は、現在計画中の建物では平成知新館をオマージュしているところがあります。新型コロナの事があって、昨年から名建築を訪れる建物探訪も見合わせたままになっています。今年はコロナが終息して、心を打たれる名建築と出会い・・刺激を受けて「美と用」を兼ね備えた建築を目指してしぶとくアプローチしていきたいと思っています。

という事で、新しい年がみなさんにとっても、素晴らしい1年でありますように・・・。

 

 

 

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生活の変化によるストレスや不安感に気を付けましょう!!

2020年12月27日 | 独り言

今年もあと少しで終わりです。今年はコロナ、コロナの1年でしたね・・・。年末年始も不要不急の外出自粛などにより何かとストレスを感じることが多いと思います。コロナ禍の中では、「常に感染予防に気を遣う」「暗いニュースが多い」「外出しない・人と会わない・話さない」「自粛によるPCやスマホの見過ぎで目が疲れる」などの生活変化によるストレスや不安感を抱えることが増えますよね・・それで今回はストレスの解消方法(心がラクになる方法)を紹介することにします。

ストレスの解消法としては、運動や瞑想、リラクゼーションなどがあります。これらは多幸感をもたらすエンドルフィン等の分泌を増加させたり、免疫力を高めたりする効果があると言われていて、「運動の習慣化」や「マインドフルネス瞑想」は、科学的にもその根拠が証明されています。運動をすると筋肉から様々な種類のマイオカインというホルモンが分泌され、中にはドーパミン神経細胞を守り、うつ病予防の機能を持つものや、ストレスによる神経毒性物質が脳に到着する前に無害化する機能を持つものなどがあります。

マイオカインを分泌させるために激しい運動をする必要はなく、大切なのは「運動の習慣化」ということのようです。例えば、近所で出来るウォーキングやサイクリングなどを続けることでも効果があるそうです。また、週3回の運動を6週間続けると、不安を軽減する脳の領域の神経結合が増えることが明らかになっています。さらに、定期的な運動は脳の構造を変化させ、ランナーズハイなどの運動による高揚感を感じやすくさせます。このように「運動の習慣化」は、体だけでなく心の健康を整える方法としても有効と言えます・・。

「運動の習慣化」よりも、すぐに効果が得られる(心がラクになる)のが「マインドフルネス瞑想」だそうです。ネガティブな感情や痛みに関係する脳の部位の活動が減少し、精神的・肉体的な痛みが感じにくくなると言われるマインドフルネス瞑想は、最近の研究では、初めて実践する場合でも、その効果が得られるということが明らかになっています。マインドフルネス瞑想のポイントは、「今、この瞬間」に意識を集中させることですが、取り組みやすいのは呼吸に意識を向ける方法で、鼻の穴、胸やお腹の動きなどに注目して呼吸を観察します。瞑想中に他のことを考えてしまったら、また意識を呼吸に戻すようにします。1日5~10分ほどでいいそうなので、休憩時間や就寝前などの隙間時間に実践してみてはいかがでしょうか。慣れてくれば電車での移動中などの隙間時間でも出来るようになるらしいですよ・・。

という事で、コロナ禍によるストレスや不安感は来年も続きそうなので、心と身体に異変をきたす前に生活の中で上手く解消していくよう気を付けましょう。それでは、この記事が今年最後の記事になると思いますので、みなさん良いお年を(来年はコロナが終息して日常が戻りますように・・・。)

 

 

 

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紅葉と黄葉・・落ち葉の絨毯

2020年11月29日 | 季節の花

昨日ぐらいから少し寒くなりました。もう秋も終わりですね・・・。私の散歩コースの1つである皇子が丘公園の紅葉も見頃は過ぎましたが、今は落ち葉が「紅葉と黄葉の絨毯」を敷いています。紅葉は落ち葉になっても、私たちに風情を感じさせてくれるんですよね。

 

画像は、皇子が丘公園の中でもモミジが多くある所なのですが、1本だけイチョウの木があるので赤色に黄色が入り混じった絨毯が敷かれています。画像の左側や奥側はモミジ群なっているので、赤色の絨毯が敷き詰められています。

 

この画像は、まさに私の散歩コースなのですが、画像の右奥に幹が見える大きなイチョウの木があって、黄葉しているときも凄く綺麗ですが、今は落ち葉が道路の両側に黄色い絨毯を敷いています。落ち葉は、道路全体に落ちるのでしょうけど・・自動車が通るので道路の両側に除けられて、両側に黄色い歩道を創っています。アスファルトの両側が黄葉の落ち葉になっていて、黒と黄色のコントラストが面白いですよね・・。

という事で、今回は皇子が丘公園の「紅葉と黄葉の絨毯」を紹介しました・・・。

 

 

 

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カラスの枕 その2

2020年11月15日 | 季節の花

朝夕は冷え込みますが、日中は11月中旬にしては暖かいですよね・・・。以前は、気分転換と運動を兼ねて、ほぼ毎日(雨の日や外出している日は別として)皇子が丘公園を散歩していましたが、ここ数年はだんだんと散歩に出掛ける回数が2日ごと・・3日ごと・・と減ってきていました。それで今年の夏ぐらいから、足腰が弱ってきているなぁ・・と感じていたので(まだ、そんな歳ではないんですけどね)、気候が良くなった1ヶ月程前から、毎日散歩に出掛けています。散歩コースも皇子が丘公園だけでなく、新しい散歩コースを開拓して以前より長い距離を歩いたり、坂道や階段を上ったりしています。そのため、慢性的に足が筋肉痛になっているので、やっぱり足腰が弱ってきていたんでしょうね・・。

という事で、「カラスの枕」のお話です。先程調べてみると6年前にも、このブログで「カラスの枕」のお話をしています。私たちのところでは、「カラスの枕」と呼んでいますが、正式名称は「烏瓜、唐朱瓜(カラスウリ)」と言うそうです。6年前の記事では、「子どもの頃はよく見かけたが、近年あまり見かけなくなった・・」と書いていましたが、なんと・・昨年から私の家の向かい側にある空き地にカラスの枕がいくつも実るようになりました。ちなみに、私の家は山奥に建っているワケではありませんからね。昨年の秋から、前の空き地(雑草地)にカラスの枕があるなぁ・・と眺めていました。というのも、私が朝食を食べているとダイニングの窓からちょうどカラスの枕がぶら下っているのが視線に入ってくるからです。まぁ、カラスの枕を眺めながら朝食を食べるのが、いいか悪いかは・・微妙ですけど、のどかな気持ちにはなりますよ。

 

それで、今年もカラスの枕が実るのかなぁ・・と思っていたら、昨年よりもたくさんのカラスの枕が実りました。だんだん増殖してきたなぁ・・と思いつつ、今年もカラスの枕を眺めながら、朝食を食べていたワケですが、先週だったかな・・カラスの枕が実っている空き地の持ち主(同じ町内の方です)がカラスの枕ともども雑草をきれいサッパリ刈ってしまわれました。これでカラスの枕も見られなくなるのか・・と空き地を見に行くと、空き地の奥に2つだけ画像にあるカラスの枕が残っていました。空き地には雑草が生え放題だったので、持ち主の方が刈ってくださってサッパリしたのはいいんですけど、カラスの枕が見られなくなったのは少し寂しい気もします。(画像の残っていたカラスの枕は、奥の方なので私の家からは見えません・・)

ところで、「カラスの枕」の名前の由来がはっきりしません。ネットで調べてみると、「カラスの枕」と呼んでいるところも結構あるのは事実のようです。しかし、名前の由来については、明確なものが見当たりません・・。正式名称の「烏瓜、唐朱瓜(カラスウリ)」については、カラスが好んで食べるとか・・熟した朱色の実がカラスが食べ残したように見えることから名付けられたなど諸説あるようですが、カラスの好物であるという観察例はないようですし、私の家の周りでもカラスは見かけますが、前の空き地にあるカラスウリをカラスが食べているところを見たことがありません。カラスどころか他の野鳥も食べないので、冬になって葉が枯れても朱色の実だけが残っていました。

なので・・カラスウリの名前の由来は、実が熟すと朱色になるため、唐から輸入された朱赤色で卵形の朱の原鉱に類似していることから、唐朱瓜(カラシュウリ)と呼んでいたものが、いつの間にか「カラスウリ」になったという説が有力だと思います。つまり、そもそもカラスウリの「カラス」は鳥の「カラス」ではないのだと思います・・。もし、鳥の「カラス」だとすれば、カラスが好んで食べるとかではなく、白い花が夜に咲き、朝には萎むため、闇夜に咲く花にできる瓜なので「闇夜」=「まっ黒なカラス」という事から「カラスウリ」と名付けられたと仮説する方が説得力があるように思いますが・・いかがでしょうか。

いずれにしても、「カラスの枕」の由来にはつながりません・・。なぜ「枕」なのか?「キツネの枕」という別名もあるそうなので、やはり「枕」に由来するものがあるのでしょうね。何か答えを出さないとこの記事が終わらないので(そもそもこんなに書くつもりではなかったのに・・)、強引に答えを出すとすれば・・6年前の記事と同様に「カラスの枕」って言うくらいですから、カラスがこの実を枕にしているところを見た人がいるという事にしておきます。それと・・キツネが枕にしているところを見た人もいるという事です。(かなり無理があるなぁ・・・。)

 

 

 

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世界で3つしか現存しない曜変天目茶碗

2020年10月25日 | アート・文化

今年も昨日から正倉院展が始まりました・・・。今年の正倉院展は新型コロナ感染拡大防止のため、観覧には「前売日時指定券」の予約・発券が必要で当日券の販売はないそうです。毎年、奈良国立博物館で開催される正倉院展に行っていますので、このブログでも毎回出品される宝物を紹介してきましたが、今年は正倉院展に行くことを取り止めました。それで、今回は昨年同じ奈良国立博物館で開催された「藤田美術館展」で観覧した曜変天目茶碗のお話をすることにします。

曜変天目茶碗(以下、曜変天目と称します)は、中国福建省建陽市水吉鎮にある建窯で宋時代につくられた黒い釉薬のかかった茶碗の一種です。曜変天目は建窯産の茶碗「建盞(けんさん)」の中でも極めて稀少なもので、現存するものは世界に三碗しかありません。その三碗は全て日本にあり、いずれも国宝に指定されています。三碗にはそれぞれ異なる表情が見られますが、曜変天目三碗に共通する特徴としては、碗の内面に星のような斑文が広がっていて、光や見る角度により変化する青、紫、緑などの光彩(虹彩)を帯びていることから、さながら碗の中に宇宙や銀河を内包しているが如くである点があげられます。

画像は、昨年開催された「藤田美術館展」で購入した2019年国宝「曜変天目」三碗同時期公開記念(異なる会場で同時期に曜変天目三碗の展覧会がありました)のクリアファイルです。現存する曜変天目三碗が写っているクリアファイルで、左が京都の大徳寺塔頭龍光院の所蔵品、中央が東京の静嘉堂文庫美術館の所蔵品、右が大阪の藤田美術館の所蔵品です。私は三碗のうち、昨年「藤田美術館展」で藤田美術館の所蔵品を、3年前に京都国立博物館で開催された「国宝展」で大徳寺塔頭龍光院の所蔵品を観覧しています。

私個人としては、藤田美術館の所蔵する曜変天目よりも大徳寺塔頭龍光院の所蔵する曜変天目の魅力が印象強く残っています。展示の仕方や照明の角度にもよるのかも知れませんが、大徳寺塔頭龍光院の所蔵する曜変天目は、漆黒の器の中で、星のようにも見える瑠璃色と虹色の光彩の輝きが吸込まれるような小宇宙を形成していて、とても神秘性を感じたことを憶えています。私がまだ観覧していない静嘉堂文庫美術館の所蔵する曜変天目は、「稲葉天目」の名でも知られていて、現存する三碗の中でも特に斑文(星紋)と光彩(虹彩)が鮮やかだと言われています。私が観覧した二つの曜変天目よりもさらなる魅力を秘めているのでしょうか・・機会があれば観覧してみたいものです。

三碗の曜変天目には、斑文や光彩の様相などにそれぞり独自の特徴がみられるように、焼成の偶然性が大きく影響していることが分かります。つまり、曜変天目はつくろうとして出来る器ではなく、当時であっても万に一つの奇跡によって生まれたものであると考えられます。約800年前に南宋で奇跡的に誕生し、その後、海を超えて日本に渡り、寺院や将軍家など多くの人々の手により守り伝えられ、今日に至るという奇跡の積み重ねによって世界で三碗しか現存しない曜変天目は、存在そのものが神秘的であり、この世のものでない・・美しさをたたえています。

という事で、今回は曜変天目のお話をしましたが、来年の秋には新型コロナも終息していて例年どおり正倉院展が開催されることを願っています・・・。

 

 

 

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紫蘇色の外壁を塗替えました・・・。

2020年09月27日 | 建築

もうすっかり陽射しが秋ですね・・・。だいぶん過ごしやすい気候になってきました。私はというと6月ぐらいから、ずっと忙しかったこともあって、購入した未読の本が山積み状態になっています。建築の本を中心に洋書・和書・新品・古本とたくさん買ってしまいました。(未読の本が溜まっているので、もう買わないでおこうと思っていても、ネットでついつい買ってしまいます)、それで・・最近は未読の本を片っぱしから読んでいます。まだ、仕事も溜まっているのですが、とりあえず今は本が読みたいのです。(読書の秋ですしね・・仕事は来月から集中してやります)

 

という事で・・話は変わりまして、画像は、先日外壁を塗替えた「I-HOUSE」です。今年で築15年が経ち、外装のスタッコ吹付け色(赤紫色の部分)が劣化してきていたので塗替えをしました。I-HOUSEのお施主さんは、建物をとても綺麗に使ってくださっていて、ウッドデッキなどのメンテナンスもご自身が定期的にされています。お伺いする度に建物を大切にしてくださっていることが伝わってくるので設計者としては嬉しいかぎりです。塗替えと言っても、新築時の吹付け色をお施主さんは気に入ってくださっていたので、今回も新築時と同じ赤紫色(私たちは紫蘇色と言ってしました)に塗替えました。

今回は15年目という事もあって、庇の一部改修工事に合わせて劣化した外装吹付けの塗替えをしました。新築時のスタッコ吹付けに比べると、少しテクスチャーが変わりますが、お施主さんに了解を得たうえで、耐久性の高い塗替え専用の塗料を採用しました。近くで見ればテクスチャーの違いが分かりますが、建物全体の外観イメージは新築時と変わりません。紫蘇色の外壁とチタン亜鉛合金の庇とのコンビネーションが建物にアイデンティティを与えています。ちなみに、この建物に使われているチタン亜鉛合金は、国内では珍しいイタリア製のチタン亜鉛合金で独特のテクスチャーがあります。

  I-HOUSEの詳細はこちらから

I-HOUSEのように定期的なメンテナンスを行い、建物の美観を維持し大切にしてくださることは、建築家としてとても幸せなことです・・・。

 

 

 

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ホームページをリニューアルしました2020/滋賀県 建築家 建築設計事務所イデアル

2020年08月16日 | 建築

暑い日が続きますね・・・。ニュースなどでは「危険な暑さ」と表現していますが、本当に危険なくらいの暑さです。今年のお盆休みは、新型コロナの影響で帰省やレジャーを控えるなど、例年と違う過ごし方をしている方も多いと思いますが、私は例年と同じようにずっと仕事をしていました。それで、昨日仕事が一区切りついたこともあって、今日は記事を書こうと思ったのですが、ネタが思いつかないので、今回は2ヶ月前にリニューアルしたホームページの紹介をします。

 

今回のホームページリニューアルは、7年ぶりのリニューアルになります。3年ぐらい前から、そろそろホームページをリニューアルしたいと思っていて、ようやくリニューアルすることが出来ました。新しいホームページでは、進行中やアンビルドのプロジェクトも掲載しています。特にアンビルド(実現できなかった建築)は、建築家の思想や理想を純粋な形で表しているので、今後もアンビルドのプロジェクトをできるだけ掲載していこうと思っています。画像は、昨年企画した「DK-Project」で、ホームページにも掲載しています。

  新しいホームページはこちらから 

という事で、今回はリニューアルしたホームページの紹介でした・・・。

 

 

 

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西武大津店がもうすぐ閉店になります・・。

2020年07月01日 | 建築

だいぶん暑くなってきましたね。でも個人的には、なんか・・今年は例年よりも暑くない(涼しい)感じがするんですよね。いつもなら、もっと「蒸し暑いなぁ~」って言ってるような気がするんですけど・・。話は全く変わりますが、新型コロナの事があったので、今年になってから名建築を訪れる建物探訪を見合わせています。探訪する建物を2~3件選んでいたのですが、今のところ保留のままになっています。(そろそろ探訪に出かけようかとも思っているのですが・・)、それで、近くにある西武大津ショッピングセンター(現・西武大津店)が来月で閉店してしまう事もあり、今回は西武大津店のお話をしたいと思います。

 

西武大津店は、戦後を代表する建築家の一人で、大胆な造形とメタボリズム理論で知られる菊竹清訓氏の設計です。外観の特徴は、前面道路側がひな壇状になっていて、これによって各階にガーデンテラスが張り出し、ガーデンテラスに面してショーウインドーが設けられていることです。路面店を垂直に積み重ねたような感覚で、内部からだけでなく外側(ガーデンテラス)からもアクセスできるように設計されていました。(現在は、ガーデンテラスに面してショーウインドーは設けられていません)

もう一つの外観の特徴は、なんと言っても幾重にも連なって突き出ている避難階段のダイナミックな造形です。階段の踊り場が支えもなく大きく突き出しているデザインには圧倒されます。建築設計をしている私としては、「この階段、どうやって持たせてるんやろ・・」とよく考えたことを思い出します。誤解を恐れずに私の考えた階段の構造形式を言うと、階段自体の片持ち形式(跳ね出し)では、これだけの長さを持ち出すのは無理があるので、踊り場から上階へ上がる階段に引張力を働かせ、踊り場から下階に下がる階段に圧縮力を働かせたトラス原理を用いてこの階段を持たせているんだと思います。(あくまで私の見解です)

それと、西武大津店の特徴と言えば、後側にある立体駐車場です。床面全体がスロープになっていて、らせん状につながっています。駐車する床自体が斜面になっていて、それがつながって立体化している駐車場は珍しいと思います。西武大津店は計画当初、前面道路側に「パンタグラフ」と名付けられた別棟があり、店舗の床自体がスロープだったそうです。もし実現していれば、私たちは面白い店舗を体験していたのかも知れません・・。

西武大津ショッピングセンター(当時の店名)が竣工したのが1976年(昭和51年)ですから、私が小学6年生ぐらいのときになるのかな・・。私のかすかな記憶を辿るとオープン当初には、6階の2層吹き抜けのプラザに大きな青色のネッシー(首の長い恐竜です)が置いてあって、オープンしたときの店のキャッチフレーズが「びわ湖にネッシーが現れた・・」みたいな感じだったと思います。あと・・同じ2層吹き抜けのプラザにある三角形フレームの内部でインコなどの小鳥たちが放し飼いされていたのを覚えています。(思い出すと懐かしいなぁ・・)

近年は、西武大津店から足が遠ざかり年に1~2回程度しか行かなくなってしまいましたが、当たり前のようにあると思っていたものが無くなるとなると寂しい限りです・・・。

 

 

 

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2024(令和6)年の新紙幣、新1000円札は北里柴三郎です

2020年05月31日 | 独り言

雨の日が続きそうですね。今日、四国地方が梅雨入りしたそうです。もうしばらくすると近畿地方も梅雨入りするのかな・・・。画像は、我が家に咲いているフウリンソウ(風鈴草)です。鐘の形をした花が横向き、もしくは上向きに咲いています。花姿から別名ツリガネソウ(釣鐘草)とも呼ばれています。花姿は確かに風鈴や釣鐘に似ていますが、どちらも本来の姿は下向きですから、私としては下向きに咲いてくれると風鈴草や釣鐘草という名前がしっくりくるんですけどね。ちなみに、画像の風鈴草は青紫色ですが、我が家にはピンク色の風鈴草も咲いています。

 

という事で、新1000円札のお話というか肖像画になる北里柴三郎のお話です。2024(令和6)年に新紙幣が発行されます。新1000円札の肖像画には、医学者・細菌学者の北里柴三郎が選ばれました。破傷風やペストの研究に取り組み、また慶應義塾大学医学部の創設などに尽力した人物です。破傷風は、かつて発症すると致命率60~90%と言われるほど恐ろしい病気だったようです。

当時、破傷風は細菌由来の病気であることは分かっていたものの、その原因菌を科学的に特定することは不可能だとされていたそうです。しかし、北里柴三郎は、培養装置などの器具がない中で独自の発想で開発し、不可能を可能にしたのです。「研究だけをやっていたのではダメだ。それをどうやって世の中に役立てるかを考えよ。」という信念に基づいて、治療法の開発に取り組んだ結果、血清療法という予防にも有効な手法を確立させたのです。血清療法は、ジフテリアなどの他の病気に対しても有効だったので、現在でも使用されている破傷風やジフテリアのワクチンも、血清療法をもとに開発されたものだそうです。また、数百年の間、大量の死者を出し続けていたペストの原因菌を発見し、その防御の道筋をつけたのも北里柴三郎でした。

現在、人類が直面している新型コロナウィルスの脅威に対しても、北里柴三郎のような志を持った多くの研究者によって、ワクチンや治療方法が開発されることで、一日でも早くコロナ前の日常が戻ってくるように願うばかりです・・・。

 

 

 

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