滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

障子にドットができる理由は・・・。

2024年05月03日 | 独り言

新緑が美しい季節になりました・・。世間はゴールデンウィーク真っ只中といったところでしょうか。私はというと連休中もずっと仕事をしています(まぁ、いつもの事ですが・・)。年明けから大きなプロジェクトを手掛けており、ちょっと気持ちに余裕がなかったので、ブログの記事もご無沙汰になっていました。しばらく記事を書いていないのに、なぜかブログのアクセス数は増えています・・不思議なものですね。という事で、今回は我が家のドットができる障子を紹介したいと思います。

 

画像は、我が家のリビングで見られる障子の光景です。早朝、リビング東面の窓に付いている内障子(サッシの室内側にある障子)にドットが現れます。この光景は、東面サッシに太陽光がほぼ水平に射したときに見られる光景です。実際には、障子にドットが現れた・・というより、障子紙にパンチング加工されているような印象になります。なぜこのようなドットが障子に現れるのか・・と言うと、その答えは障子の外側にある型板ガラスにあります。

 

画像は、内障子の室外側にあるサッシの型板ガラスです。ご覧のとおり正方形状に凹凸がつくように模った型板ガラスとなっています。この型板ガラスに太陽光が射すと、凹凸のついた一つ一つの正方形がレンズの役目をし、光を集めて障子を照らします。もうお分かりになると思いますが、障子にドットが現れる理由は、障子の室外側にある型板ガラスがレンズの役目をして光を集め、障子に光の点(ドット)を現しているのです。つまり、型板ガラスに模られている正方形の配列どおりに障子にドットが現れるワケです。

 

前述しましたように、障子に綺麗な光の点(ドット)が現れるのは、型板ガラスに太陽光がほぼ水平に射したときです。日が昇り、型板ガラスに射す太陽光の角度が水平でなくなると、レンズの役目をしている型板ガラスの正方形により光が屈折し、さまざまな光の形を障子に現します。画像では、太陽光の射す角度が変わって、三角形の光が障子に現れています。我が家は築50年近くなりますが、昔はいろいろな型の型板ガラスがありました。現在では、我が家に使っているような型板ガラスは既製品としてはないと思います。型板ガラスに内障子をつけて、このような光の遊びをする事は今はもう出来ないのかも知れませんね・・。

ちなみに、我が家は私の親父の設計ですが、親父は遊び心があって、型板ガラスに内障子をつけたのではないと思います。親父は、ただ外部からのリビングへの視線を断つために型板ガラスにしただけで、障子に現れる光のドットは偶然の産物だと思います・・・。

 

 

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昨秋の小話

2024年01月22日 | 独り言

今日も暖かいですが、今年の冬は暖かい日が多いです。いわゆる暖冬というヤツですね(明日から2~3日は寒いのかな・・)。今年になって初めての記事となりますが、前回の記事から随分と時間が経っているような気がします。とは言っても、前回の記事から2か月しか(2か月も?)経っていないんですけどね。先月、記事を書いていないのでそう感じるのでしょうか・・。それで、そろそろ記事を書こうと思ったのですが、書くことが思い浮かばす、何か写っていないかとスマホのアルバムを見ていると、奈良市写真美術館の写真が目に留まりました。この日は運が悪かったなぁ~と思い出して、そうや、この日の小話を書こうと思いつきました。

昨秋の10月3日の事です・・。気候が良くなってきたので、親友の建築構造家と奈良にでも行って「ホッ」としてこようかと言い出し、どこに行く?という話になって、新薬師寺の十二神将(薬師如来を守る十二の立像で、塑像という土を用いた彫刻で造られています)に会いに行って「ホッ」としようか・・という事になりました。私は過去2回、新薬師寺を訪れていますが、塑像で出来た十二神将は素晴らしいものです。それと、私は知らなかったのですが、新薬師寺のすぐ近くに黒川紀章氏が設計した奈良市写真美術館があるので、その建物も訪れようという事で奈良に行きました。

久しぶりに十二神将に会えると心を躍らせながら、奈良へと行き、奈良市写真美術館の駐車場に車を駐めて、先ず新薬師寺を訪れ、帰りに奈良市写真美術館を訪れようと思い、新薬師寺に行くと、信じられない事に閉門になっているではないですか。あり得へん・・と思い、辺りを見渡すと掲示板に貼り紙があって、境内のどこかを修繕しているので、その週だけ拝観休止みたいな内容が書かれていました。私も親友も、こんな有名な観光地が拝観休止などあり得へん・・また、今週だけ閉門というのは、なんという運の悪さなんや~とショックを受けました。

 

それから、十二神将に会えると思った直後の出来事に落胆しながら、黒川紀章氏が設計した奈良市写真美術館を訪れました。画像は奈良市写真美術館の外観です。1991年に竣工したこの美術館は、新薬師寺とその周辺の田園風景を守るため、玄関ロビー以外はすべて地下に造られており、低くおさえられた瓦屋根と深い軒の出が建物に絶妙のバランスを与えています。ロビーにあるカフェでケーキでも食べようかとも思ったのですが、新薬師寺に行けなかったショックを引きずったままだったので、それを何で埋めようかと親友と考えたところ、京都に戻って京都国立博物館のカフェでケーキでも食べようという事になりました(谷口吉生氏が設計した京都国立博物館・平成知新館は、私たちのお気に入りの建物で、しばらく行ってなかった事から、この際、平成知新館を観て元気になろうと思ったワケです)。

ちょっと話が長くなってきましたので、ここからは話を飛ばしていきます・・。それで、京都国立博物館を訪れたのですが、なんと・・次回展覧会の準備のため閉館となっていて、仕方なく博物館の南門入口にある前田珈琲(このカフェは博物館の敷地内にあるのですが、入館しなくても入れるカフェで、この日も開店していました)でケーキを食べて、夕方まで過ごし、お腹が減ってきたので、久しぶりに中華料理でも食べようと「あたか飯店京都店」に行くと、これまた定休日になっていました。結局、イオンモール京都桂川の梅蘭(バイラン)に行って、「梅蘭焼きそば」を食べて帰ってきました(なぜ、イオンモール京都桂川なのか・・と言うと、親友の自宅がイオンモール京都桂川の近くで、私は親友のガレージに車を駐めていたからです)。

という事で、この日は運が悪かったというか・・事前に確認して行動すれば良かったワケですが、まぁ、思いつきで行動すると、こういう事になるという典型的な1日でした(それにしても、4カ月前の事をよく憶えているなぁ・・・)。

 

 

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この草屋根、自然現象・・!?

2023年10月22日 | 独り言

秋らしくなってきましたね・・・。朝夕は冷えます。この季節になると、毎年のように金木犀(キンモクセイ)の甘い香りが漂っているお話をしているように思いますが、先週ぐらいから我が家の庭の金木犀からも、散歩をしている皇子が丘公園の金木犀からも甘い香りが漂うようになりました。昨年の記事を見てみたのですが、昨年は10月2日の記事で、「庭の金木犀から甘い香りがする」と言っているので、今年は3週間ぐらい遅く金木犀の花が咲いたという事になります。やはり、例年に比べて9月が暑かった事が影響しているのでしょうか・・。ちなみに、今年は金木犀の花が例年より多く咲いているように思うのですが、これも9月が暑かったからでしょうかね。という事で、今年も金木犀のお話をしてしまいました。

 

前置きが長くなりましたが、画像は、とある公園のトイレです。先日、打合せの帰りに寄り道をした公園で、用を足すために立ち寄ったトイレです。ご覧のとおり草屋根になっています。草屋根というか・・小さな樹木も生えているので、プチ森林屋根かも知れません。私が興味を惹かれたのは、背後の森林に囲まれたこのトイレの草屋根が自然に出来たものなのか、それとも意図的(人工的)に造られたものなのか・・という事でした。

私の第一印象は、周りの樹木からの落ち葉が堆積し、それが腐植土となって、そこに苔・草・樹木が生えて、自然に草屋根になっているのだと思いました。でも、周りに樹木が生えていたり、森林の中にあったりする建築物は、いくらでもありますが、それらの建築物の屋根が草屋根になっているかというと、そうでもありませんよね。そもそもこのトイレの屋根は、切妻で屋根に勾配が付いてるのですから、画像のように勾配屋根全体に、落ち葉が雨や風で滑り落ちることなく、均等に堆積するのかという疑問も湧いてきます。

それでは、意図的に草屋根として設計されて建てられたものなのか、と言うと軒樋まで苔が茂ってきているし、軒先の端やケラバを見ると屋根に葺かれている材料は鋼板です。見た目には、鋼板の上に土が堆積して草屋根になっているようなので、意図的に草屋根として設計しているなら、耐久性の問題があるので鋼板の上に土は載せないと思います(チタン合金の鋼板などが使われているのかも知れませんが・・)。う~ん、分からない謎ですね・・。

でも、やっぱり・・この落ち葉の山か腐植土か何か分かりませんが、堆積の仕方が自然に堆積したように見えるので、普通の切妻鋼板葺きの屋根に周りの樹木からの落ち葉が堆積し、それが腐植土となって、そこに苔・草・樹木が生えて、自然に草屋根になっている可能性が高いと私は推測します。落ち葉が雨や風で滑り落ちることなく、なぜほぼ均等に堆積しているのかという疑問は残りますが・・。

それと、このトイレは木造のようですが、自然に草屋根になっている場合、屋根の防水性や草屋根の荷重による構造耐力上の問題などが心配になりますよね。はたして、この草屋根は、私の推測どおり自然現象によって生まれたものなのか、真実はどうなのでしょうね・・・。

 

 

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ストケシアの花が咲いています。

2023年06月18日 | 独り言

昨日も今日も30°を超える暑さと言われていたので、真夏のような暑さになるのかと思っていましたが、そこまで暑くはないですよね。風があるせいなのかな、それとも・・それほど暑くないと思っているのは私だけなのでしょうか。それで、今回も前回・前々回の記事に引き続き、我が家に咲いている花を紹介することにします。(花のブログになってきましたね。でも、まぁ・・花の季節ですから。)

 

画像は我が家に咲いているストケシアの花です。とは言っても、この花の名前が分からず、ネットで調べて「ストケシア」だと断定しました。というのも我が家の一角にある花壇に、毎年この季節になると咲く紫色の花をブログで紹介しようと思い、おふくろに花の名前を聞いたところ・・名前を忘れたと言うのです。おふくろによると前々回の記事で紹介しましたミヤコワスレと同じで数年前に1株だけ植えたものが、放っておいたら年々増えてきて沢山の花を咲かしているそうです。

花の名前が分からないのであれば、ネットで探し当てるのも面白いかなと思って、まず「紫色 ギザギサ花びら」で検索してみたところ該当するような花が見つからず、次に「紫色 細い花びら」で検索してみるとストケシアという花が浮上してきて、花の形や特徴が一致することから、我が家に咲いている紫色の花は「ストケシア」だと断定しました。ストケシアは、キク科ストケシア属の草花で、原産地は北アメリカ南西部の南カリフォルニア、フロリダ、ルイジアナなどだそうです。大正時代に日本に持ち込まれ、和名は「瑠璃菊(ルリギク)」と言います。初夏から秋にかけて可憐な花を咲かせる多年草で、根付けば放任してもよく育つ丈夫な性質です。

ストケシアは、画像からも分かるように細かく切れ込んだ花びらが特徴で、花色には紫、青、白、ピンクなどがあるそうです。ちなみに、このストケシアが咲いている花壇は、放任されている多年草ばかりが生息している花壇です。ストケシアのすぐ横には前々回の記事で紹介しましたミヤコワスレが咲きますし、他にも一ヶ月ほど前にはアヤメが咲いていました。白い小菊のような花も現在咲いています(ちょっと名前が分かりませんが・・)。つまり、この花壇では生命力旺盛で、放任されても育つ野性的な草花だけが咲く(生き残る)という事です。これらの多年草には、これからも毎年逞しく咲き誇ってほしいものです。

という事で、3回続けて我が家に咲いている花を紹介しましたが、このままだと本当に花のブログになってしまうので、次回の記事は流石に違う内容の記事にすることにします・・・。

 

 

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続・ゴテチャの花

2023年05月28日 | 独り言

明日からずっと天候が悪いみたいですね(もう梅雨入りするのかな・・)。新しく出来た建物の竣工写真を今週の後半に撮影しようと思っていたのですが、本当にずっと天候が悪そうなので困ったものです。雨の合い間にいいタイミングを見つけて撮るしかないですかね。という事で、今回も前回記事に続き、我が家に咲いている花を紹介します。

 

画像は、我が家に咲いているゴテチャ(ゴデチア)の花です。このブログでは4年前にも我が家のゴテチャについて記事を書きました。その時は、おふくろが近所の方からゴテチャの苗をもらってきて、プランターで育てていたのですが、おふくろも私もゴテチャという花を知らず、どのような花が咲くのか・・楽しみにしていたところ、思いのほか淡紅色の綺麗な花が次から次へと咲き、切り花としても重宝できたので、それ以来、毎年苗を買ってきて育てています(私ではなく・・おふくろが、)。

それで、今年はピンクと白色のゴテチャの花が咲いています。5~6日ぐらい前までが見頃だったでしょうか・・それまでは次から次へと花を咲かせていましたが、もうそろそろ咲かせきったという感じで、萎れてきた花も目立つようになりました。ちなみに、白いゴテチャの画像は2週間ぐらい前に撮ったものなので、まだ蕾がたくさん写っていますが、ピンク色は昨日撮った画像です(白いゴテチャは、かなり萎れてきているので2週間前の画像を載せています)。

白いゴテチャも可愛いですが、今年は特にピンク色の花が綺麗で目立っていましたね。家の前にあるプランターに咲いているので、道行く方々が「綺麗な花ですねぇ~。何と言う花ですか?」とおふくろに話しかけている様子を見かける事がよくありました。ゴテチャはマツヨイグサに似ていて花色が豊富なことから、和名は「イロマツヨイグサ(色待宵草)」と言われています。例年は11月ぐらいに苗を買ってくるのですが、さてさて・・来年は何色のゴテチャの花が見られるのでしょうか・・・。

 

 

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パブリックドメインで名画も利用可能

2023年02月05日 | 独り言

久しぶりに記事を書くような気がするというか・・よく考えてみると今回が今年になって初めての記事になるんですね。今年も「滋賀県 建築家/建築設計事務所イデアルの小さな独り言」をよろしくお願いします。今回は「パブリックドメイン」についてのお話です。いつも税務をお願いしている会計事務所のコラムに「パブリックドメイン」の豆知識が掲載されていましたので紹介する事にします。

絵画や文学作品などは、一定の期間が経過すると人類共有の財産「パブリックドメイン」となります。例えば、日本の名画などを商品開発に活かす事も可能となるワケです。著作権者の保護期間は、原則として著作者の生存している期間+死後70年間となっており、保護期間が終了するなどして、社会の公有となった作品はパブリックドメインと呼ばれています。

パブリックドメインとなった作品は、クレジット表記不要で商用利用することができます。利用にあたっては、次の点に注意する必要があります。①作者の名誉をおとしめるような用途で使用することはできません。②一部の国については、保護期間の戦時加算が行われており、戦前・戦中の作品については、保護期間に加えて戦時加算分が保護される事となります。③著作権の原則的保護期間が日本よりも短い国の著作物については、相手国での保護期間だけ保護をすれば良いことになっています。

例えると、日本の名画では、葛飾北斎や歌川広重などの浮世絵がパブリックドメインとして活用できます。ポストカードやシールなどのようにそのまま印刷物にするだけでなく、マグカップやスマホケース、エコバッグなどのグッズにして、日本人にとって親しみがあり、外国人からも評価の高い日本の名画を製品の価値に結び付けている例もあるようです。ルーブル美術館やメトロポリタン美術館などのホームページでは、世界の名画のパブリックドメインを公開していて、無料でダウンロードすることができるようになっています。

 

川瀬巴水『牛堀』 出典:国立国会図書館「NDLイメージバンク」

日本で出版されるすべての本が収められる国立国会図書館には、収蔵する約4560万点の浮世絵や図書、雑誌などから選りすぐりの画像を集めたオンラインコレクション「NDLイメージバンク」があります。掲載されている画像は、すべて著作権保護期間を満了しているので、無料で閲覧できるだけでなく、出典を記載すれば自由に転載することも可能です。上の画像は、スティーブ・ジョブズも愛し、「昭和の広重」とも称される川瀬巴水の風景版画で、NDLイメージバンクには165枚もの川瀬巴水の風景版画が高画質で公開されています。

このように「パブリックドメイン」は、ブログの記事にも気軽に使えるのでいいですよね。という事で、今回は「パブリックドメイン」の豆知識を紹介しました・・・。

 

 

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八坂の塔と寒さで縮んだナデシコの花

2022年12月25日 | 独り言

ここ数日は、なかなかの寒さです・・・。一昨日も工事現場に行っていたのですが、寒さに加えて時折りの突風に吹き飛ばされそうになっていました。狂い咲きしていた我が家のナデシコ(撫子)の花もさすがにこの寒さで縮んでしまいましたからね。

 

という事で、画像は八坂の塔です。八坂の塔の近くにある式場で甥っ子が結婚式を挙げたので、その際に附近を散策していて高台寺の駐車場から撮影したものです。八坂の塔は、法観寺の五重塔(重要文化財)のことで通称「八坂の塔」と呼ばれています。その高さは46メートルあるとの事ですから、ご覧の通り町並みから聳え立って見えます。見た感じからすれば、高さ46メートルというのは相輪(屋根から突き出た細長い部分)までの高さなのでしょうね・・。

ちなみに、八坂の塔は2層目までの内部を一般に拝観することができる日本で唯一の重要文化財指定の五重塔なんだそうです。そう言えば、親父が昔に八坂の塔に入って中を見てきたと言っていました。現在はどうか分かりませんが、連絡先が書いてあって、そこに電話をすると係の人が塔の内部を見せに来てくれるとか・・親父の話なので、ちょっと怪しい話ですけどね。

 

我が家のナデシコの話に戻りますが、画像は先に話しました寒さで縮んだナデシコの花です。11月から12月の前半にかけて例年より暖かかったので、どうやら狂い咲き(季節外れに咲く)したようです・・。ナデシコは、秋の七草のひとつにも数えられています。秋の七草は、万葉集に詠まれた「萩の花、尾花、葛花、ナデシコ(撫子)の花、女郎花、藤袴、朝顔の花(桔梗のこと)」がもとになっているそうです。春の七草のように粥にして食べる事はありませんが、古くから漢方や民間薬として利用されてきました。

ところで、我が家のナデシコには「つぼみ」がたくさんあるのですが、これからは本格的に寒くなるので、この先はどうなるでしょう・・?、つぼみも寒さで縮んで冬眠状態になって春になると花を咲かすのでしょうか・・それとも今あるつぼみは枯れてしまって、春から夏にかけて新たなつぼみが出来て花が咲くのでしょうか・・謎ですね。

とまぁ・・今回の記事は本当に私の他愛のない独り言になってしまいました。この記事が今年最後の記事になると思いますので、それではみなさん良いお年を・・・。

 

 

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ミックス犬の成犬、マルプーのソラくんです・・。

2022年11月23日 | 独り言

すっかり日が短くなりましたね・・。日が短くなると、一日が忙しなく感じる今日この頃です。今回は、私の妹が飼っている「マルプー」のソラくんを紹介したいと思います。

 

画像は、妹が飼っている「マルプー」のソラくんです。わが家に遊びに来ていて、皇子が丘公園の散歩から帰ってきたところをパシャっと撮りました。私は犬のことは詳しくありませんが、妹の解説によると、「マルプー」はマルチーズとトイプードルをかけあわせたミックス犬なんだそうです。私の感覚からすれば、それって雑種やろ・・と思うのですが「ミックス犬」と言うとカッコいいイメージになりますよね。

ミックス犬を調べてみると、ミックス犬は、子犬の時代だけではどのような成長をとげるのか明確には予測できないという特性があります。ミックス犬と純血種との大きな違いは、様々な見た目の個体がいることのようです。純血種は体格・被毛・目の色など、細かに定められた決まりがあるため、成長後の姿を想像することは容易です。これに対して、ミックス犬には外見に明確なルールがありません。マルプーの場合、マルチーズとトイプードルの特徴をどう受け継ぐかは、個体による部分が大きいことから、どのような成長を遂げるかは定かでないようです。

但し、マルチーズとトイプードルは、どちらも垂れ耳で丸い目をしているので、この点については同様の特徴が見られるようです。また、どちらの犬種も抜け毛が少ない毛質をしているので、マルプーも抜け毛が少ないようです。この点については妹も抜け毛はほぼ無いと言っていました。

ちなみに、どのような成長を遂げるかは定かでないマルプーですが、私が見たところ、成犬になったソラくんは・・ぬいぐるみのような可愛らしさをしいていて、なかなかいい感じに成長したのではないでしょうか。(私にはあまり懐いてくれませんけどね・・)

という事で、今回はマルプーのソラくんを紹介しました・・・。

 

 

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ブログ開設15周年

2022年09月18日 | 独り言

残暑は厳しいですが、陽射しはすっかり秋です・・・。ところで、台風14号が近づいています。この辺り(滋賀県)を通過するのは明日の夜遅くから明後日の未明にかけてのようですが、大きな被害が出ないといいですね。

このブログを開設して、今月でちょうど15年になります。15年前の9月15日に最初の記事を公開して、今回の記事が481回目の記事になります。最初の頃は、気合いを入れて毎日記事を書いていましたが、3日に1回・・1週間に1回と・・どんどん回数が減ってきて、もう長い間、月に1回の月1ブログになっています(月2回ぐらいのペースにはしたいんですけど・・もうすっかり月1ブログに落ち着いてしまっています)。

それでも15年続けていることに私自身も少し驚いています・・。ブログを始めた頃は15年も続くとは思っていませんでしたからね。このブログのタイトルに「小さな独り言」とあるように、建築にこだわらず、日常の小さな出来事や興味のあるマニアックな話を私の独り言として書き綴っています。もちろん建築の記事も書きますが、以前からお話しているように建築家が建築の話をしても面白くないですからね(でも、次回ぐらいは建築の話かな・・)。それと、建築とは係わりない他愛のない記事を書くことで気分転換になっているという事もあります。

 

画像は、このブログ記事によく出てくる皇子が丘公園です。私の散歩コースにもなっている公園です。今の季節はこれと言って見頃の花や風景はありませんが、それでも自然に囲まれた緑豊かな公園です。仕事の集中力が途切れた時などは、気分転換と運動を兼ねてよく散歩に出かけます。桜の名所でもありますが、秋も深まれば紅葉も美しいですから、秋もまた私の心を和ませてくれます。

という事で、私のこのささやかな「独り言ブログ」も16年目に入るんですね。これまで通り他愛のない記事を書き綴っていく事にします・・・。

 

 

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いろいろ独り言・・その17

2022年08月22日 | 独り言

昨日は唐崎神社に行って来ました・・。今年は「みたらし祭」に行けなかったので、昨日お袋と一緒に参拝してきました。もちろん、有名なトイレのお守り「ちの輪守」も買ってきましたからね。という事で、前回の記事が長々しくなってしまったので、今回はさらっとした記事にしようと思い17回目の「いろいろ独り言シリーズ」です。いろいろと独り言を列記していきます。

 

先日、久しぶりにオスカー・ニーマイヤーの作品集を観て、その続きに著書も読みました。ニーマイヤーについては、語らずとも知れた巨匠であり、1世紀を超えて生涯現役を貫いた建築家です。105歳の誕生日を10日後にひかえて、その長い生涯を閉じました。ニーマイヤーは語りかけます「建築は発明であり、建築家の仕事は発明することにある。発明であるという点で、それは芸術だ。」「建築は、機能や使い勝手がよいというだけでは不十分なのだ。建築においては、美もまた、積極的な有用性を持つ、役に立つ要素である。美は、贅沢が許されるときだけ付け足されるようなものではない。」などなど・・ニーマイヤーの言葉に襟を正される思いがしました。[画像はオスカー・ニーマイヤーの作品集]

 

次は、現在夏休み中となっているF1サーカスのお話です。今回は、日本人ドライバーである角田裕毅が所属するF1チーム、スクーデリア・アルファタウリについて触れてみたいと思います。これまでの前半戦を振り返ると、アルファタウリの今シーズンマシンAT03は、低速コーナーでのパフォーマンスは悪くなく、メカニカルグリップのおかげで、モナコやバクーのようなトラックではそれなりのパフォーマンスを発揮できます。また、何と言ってもホンダ製パワーユニットはパワフルで信頼性が高いです。しかし・・空力的には過去2シーズンほどの競争力があるマシンではありません。特にフロントが高速ダウンフォースに欠けていて、セットアップのスイートスポットを見つけるのに苦労する場面があります。フランスGPまでの開発不足もあって、徐々にミッドフィールドでの順位を下げる結果となっています。後半戦は、フランスGPで大規模なアップグレードを投入したAT03について、その新しいパッケージをどのように理解して進化させられるかがポイントになりそうです。

そして、気になるのが角田裕毅の来シーズンのシートが確定していない事ですよね。レッドブルF1(アルファタウリはレッドブルF1のジュニアチームです)のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「22歳の日本人ドライバーにはF1で勝てるポテンシャルがあるとの信頼は揺らいでいない。」と発言していることから、角田裕毅が来シーズンもアルファタウリでドライブできると信じたいものです(私としては、今週中にも角田裕毅のアルファタウリ残留の発表があってもいいのかな・・と思っています)。[画像はアルファタウリAT03を操る角田裕毅]

 

最後は、マイナーなお話です。画像は私が大学時代に下宿していたときから使っている扇風機です。大学1年生のときに買ったものですから、かれこれ39年間使っていることになります。私はエアコンが苦手なので、今でも寝室でこの扇風機を使っています。買い替えることは簡単なのですが、ここまで使っていると「大学時代から使ってるしなぁ・・」と愛着があって、潰れるまで使うつもりでいます。ナショナル製(今のパナソニック)ですが、昔の家電は単純な構造になってるのか・・なかなか壊れません。でも、わが家にある他の新しい扇風機に比べれば、送風プロペラの回転は遅いです。今となっては、この遅い回転がもともとの性能だったのか、古いので遅くなってきているのかはよく分かりません。

ちなみに、7年ぐらい前までは、めざまし時計も大学時代に下宿していたときからものを使っていました。こちらは7年ぐらい前にさすがに壊れたので買い替えましたけどね。私は物を大切に長く使うタイプではありませんが、どうも「大学時代から使っている」というのに愛着があるようです・・。画像をみれば分かるように扇風機を使っているのは和室です。私は和室で寝ています(ベッドなど置いてませんよ、畳に布団を敷いています)。ですから、寝室には床の間があって、お気に入りの掛け軸と天目茶碗が設えてあります。今では寝室と言えば洋室にベッドですけど、やっぱり日本人は畳の上で寝ないとね・・。

という事で、今回のいろいろ独り言はここまでにしておきます・・・。

 

 

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