滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

建築確認検査機構で構造審査をはじめました!

2008年03月02日 | 建築
先月から民間の建築確認検査機構で構造計算の審査業務を手伝っています・・・。
確認検査機構で構造計算の審査をされている方に、昨年から親友のOさんといっしょに構造の審査を手伝いに来てほしいと頼まれていたのですが(私は現在、意匠設計を中心に活動をしていますが、もともとは構造設計を10年以上やっていたので・・)、私もOさんも自分の仕事が忙しかったので、ずっと返事をしないでのびのびにしていました。それで、先月の初めぐらいにOさんを通じて、「審査物件が溜まっていてどうにもならないので、何とか手伝いに来てもらえないか・・」と再度頼まれ、Oさんと相談した結果、何とか時間をつくって週に1~2回なら手伝いに行こうという事になったのです・・。

最近、社会問題になっているのでご存知だと思いますが、昨年の6月に一連の耐震偽装問題に端を発して建築基準法が大改正された結果、建築確認業務における構造審査が厳格化され、構造計算書や構造図に要求される検討項目や添付書類が大幅に増えたことにより、一物件の構造計算の審査に要する時間も大幅にかかるようになりました。
それでよく騒がれているように建築確認業務が停滞していて、なかなか建築確認が降りないので建築業界のみならず、日本の経済までが停滞しているという大きな社会問題になっているわけです・・。(少しずつ改善されてきているようですが・・。)

まぁ・・、そういうわけで、私もOさんも少しでも社会の役に立とうと審査を手伝いに行く決心をしたのです。(なんか、こういう風に言うとカッコイイですよね・・。)
で・・、実際のところは、昨日の夜も10時前まで構造計算の審査をしていたのですが、自分が構造計算をするのと人が構造計算をしたものをチェックしていくという作業は、要領がちがうので慣れるまで少し時間がかかりそうです・・。私もOさんも、昨日はヘトヘトになって帰ってきました。
慣れない作業をしているので、肩も腰も凝りまくっています・・。(先日、完成した整骨院に行ってこなくては・・・。)





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