湘南・寒川 【イデアル】パーソナルカラーとらせん美のサロン

あなたの人生のステージを上げるカラーコンサルタント、
琴崎京子のブログ

青色人間は 子離れ上手

2020-11-03 | ├常若美人の考え方

荷物が無くなった部屋は 小さく感じますね

 

あなたは 子離れが上手ですか?

私は 青色人間だから、かなり上手なほうだと思います。
がしかし、それでも、今までずっと一緒に暮らしていた娘が家を出てしまうと、とても寂しくなります。

10月17日に 娘が独立しました。

娘のトモは 3年前に大学を卒業し、就職し、貯金して、自分で部屋を借りて、我が家から巣立っていきました。
引っ越しに関しては、不動産会社に行って、物件を探すところから、引っ越しの手配まで、全部自分でやりました。

三人兄弟の末っ子なので、いつまでも小さくて守ってやらなくてはいけないと思っていましたが、なかなかのしっかり者に成長しました。

親から子に教えていたはずが、いつの間にか 逆に教えてもらうことが増えてきました。

インターネットや スマホのことになったら、教えてもらうことばかりですね。

 

娘は雨女らしく、何か特別な用事があるときに、よく雨が降ります。
今回も 引っ越しの日が雨でした。

巣立っていったけど、我が家から車で20分くらいの距離のところに住んでいます。
割と近いので、いつでも行き来できるから良かった!

なんちゃって・・・やっぱり子離れしていないのかもしれませんね。

 

そうそう、最初に書いた青色人間だから・・・って何???

と思われましたか?

人はそれぞれ 自分のカラーを持っています。
それはこの世に生まれた時から 持っている色です。
それは、ずっと見ていても飽きない色、眺めていると気持ちが安定する色です。

人は往々にして、自分の色を見たときに、好ましく思います。
自分を心地よくしてくれる色なので、ラッキーカラーになります。

私の色は どうやら紫がかった青色のようです。

カラーセラピー的に言うと、生まれ持った色が ピンクやマゼンタの人は 子離れが(親離れ)が下手といわれています。

私は青系統の人間なので、子離れは得意な方かもしれません。

ピンクやマゼンタの人からは 冷たい人間みたいに言われることもありますが、決して冷たいわけではありませんよ。

悲しいときは悲しいし、寂しいときは寂しいものです。
ただ、それをベタに表現することは下手かな・・・と思います。

 

ではまたね
ごきげんよう

 

色による癒しや、免疫力を高める色の使い方について、
こちらの本に書いています。

タイトルは『免疫力を上げる 七色のパワー』 

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後ろ姿だけ、わずか2秒の面会

2020-11-02 | ●認知症の父について

安芸高田市、吉田町の山と空

父がグループホームに入所して、約ひと月が過ぎました。

こんにちは。
常若美人道を提唱しているカラーコンサルタントの琴崎京子でございます。

この記事は、面会に行った時のことを書いています。
全部で3500字くらいあります。。。長くて ごめんなさい。
親の認知症で困っておられる方の なにかの参考になれば幸いです。

 

面会を断られました

父がどう過ごしているのか心配で、妹と一緒に面会に行くことにしました。

私は介護や看護、老人ホームの事情には まったく疎いのですが、妹はケアマネージャーの仕事をしているので、認知症のことや老人ホームなどの施設のことにも精通しています。

妹はグループホームに、前もって面会の申し出をしたようですが、断られたとのことでした。
それについて、このような不満を口にしていました。

「現在では、コロナがまだ終息していないといっても、広島市内では、ビニールシートを間に挟んだりして、面会は許されるようになった。
それなのに、ここではどうして父に合わせてもらえないのか!?」

グループホーム側の対応が 腑に落ちないようでした。

 

断られたけど とりあえず、行ってみよう!

私はまだ一度もグループホーム楽々苑に行ったことがないので、たとえ面会が許されなくても スタッフの方にご挨拶に行きたいと思いました。

9月の入所の日は 新型コロナの感染予防のために、付き添いを妹と私の息子に任せたきりでした。
とりあえず、会えなくても行ってみようと、妹を誘って、美土里町まで行ってみることにしました。

美土里町は 安芸高田市から車で約20分くらい走ったところにある、山間の小さな町で、限りなく島根県堺へ近いところです。
なだらかな山に囲まれた、緑が美しい町。
楽々苑は、静かで落ち着いた場所に建てられた コの字型の平屋の建物でした。

建物の入り口まで、ホームのお世話をしてくださっているカワノブさんが出てこられ、そこでお話をしました。

カワノブさんは65歳を過ぎた 小柄な女性です。
しかし、体は筋肉質でがっちりしておられます。
看護師を引退された後、誰かのお役に立てればと思い、グループホームのスタッフになられたそうです。
ステキなのは その声で、まるで女子プロレスラーの北斗晶さんみたいです。
北斗さんを ぐっと縮めた感じで、優しくて、強そうです。

ミニ北斗さんではなくて、カワノブさんが言われることには・・・

 

面会お断りの 本当の理由

「今日面会できないのは、コロナのせいじゃなくて、あなたのお父さんの 『家に帰りたい病』が発病するかもしれないからです」

「家に帰りたい病が発病したら、そのあとが大変なんですよ。
外に出て歩き回ったり、落ち着かせるために精神安定剤を飲ませることになったり、お父さんも職員も 平静に戻るまでに、すごい労力を使うのですよ。」と言われました。

 

入所して一ヶ月という時期は 非常に微妙な時期で、入所者は施設に慣れつつあるけど、何か一つのきっかけで、また入所時の状態に逆戻りしてしまうかもしれない可能性をはらんでいるということでした。

さらに、数日前の 父の様子を話してくださいました。
つい先日、雨のひどかった日に、安芸高田市の政治に関するTVのニュースを見て、父がひどく興奮したのだそうです。

古くからの友人である市会議員さんを助けるために、家に帰ると言い張り、誰がなだめても興奮が収まらなかったということです。

安芸高田市では いまだに河合議員の選挙違反に関わった人たちの問題が片付いていません。

雨の中を、家に帰ると言って、ひたすら歩き回る父に カワノブさんは傘をさしかけて、小一時間、いっしょに外を歩いてくださったとのこと。

疲れて足が止まったところで、施設に電話して車で迎えに来てもらったのですよ。という話を聞いて、ただただ頭が下がりました。

「今はまだ会わないで、そっとしておいてほしい。」

その言葉は、カワノブさんの心の底から出た言葉でした。

 

お会いした直後から ずっと気になっていたのですが、カワノブさんの腕には 生々しい傷がありました。
左腕に えぐられたような跡があるのです。

会話の途切れた間合いで、どうされたのですか?とお聞きしたら、昨日、入所したおばあさんに引っかかれたということでした。

皮膚を破り、身に食い込むような、かなり深い傷でした。

家に帰りたい病にかかっている人は、渾身の力で抵抗されることがあるそうです。
このようなことは、決して珍しいことではないと おっしゃっていました。

腕を引くと、もっと傷が広がるから しばらくそのままにしておいたのよと軽く流しておられましたが、カワノブさんを拝みたいような気持になりました。

 

私と妹は 家に帰りたいのは父だけだと思い、他の皆さんも同じように帰りたい思いがあることを忘れていました。

私の父だけが特別でなく、グループホームに入所されている人は みんなそれぞれに自分の歴史がありたくさんの思い出を持っておられます。
長年住み慣れた家を離れることは、その思い出を断ち切るということです。

認知症になり、いろいろなことを忘れていくので、なおさら、家の中に残っている思い出に、しがみつきたいのは当然のことでしょう。

しかし、在宅することが難しいから、家族の者たちは、より人間らしい生活ができるように、グループホームに入れていただく決断をしたのです。

切ないことではあるけれど、それを乗り越えて、ホームを安住の地と思えるようにならないと、本人も家族にも心の平和はおとずれません。

絶対に、父に合わせてもらうように頼むと言っていた妹も 面会できない理由に納得したようです。

 

カワノブさんの 粋な計らい

妹は私と違って お父さん子です。
父とは何かとウマが合い、この数年もしょっちゅう行き来して、病院通いにも付き添っており、父も妹を頼りにしておりました。

その分、妹は思い入れが強くなり、父の心中を考えすぎて、寂しくなってしまうのでしょう。

それを察したカワノブさんの計らいで、父が談話室でくつろいでいる後ろ姿を見せていただきました。

私と妹は 探検隊と化し、談話室に隣接する後ろの部屋の、掃き出し窓からそっと入って、父の様子を伺いました。
テレビを見ている後ろ姿の、頬の辺りが見えました。

見れたのはほんの数秒でしたが、穏やかで、楽しそうな気配が漂っておりました。

美土里町は 標高の高いところにある山間の町なので、気温も低く、冬になると雪が降り積もります。
そうなると外部からは、気軽に行きにくくなります。

一冬かけて 父の家に帰りたい病が収まってくれればよいのですが。

温かくなる頃には、新型コロナも終息し、家族皆で面会し、近くの温泉にでも行けるようになることを祈っております。

88歳の父が、この冬を元気に乗り切れますように。

ではまたね
ごきげんよう


帰省女王の 栄冠をもらえそうです。

2020-11-01 | ●認知症の父について

リーガロイヤル・ホテル・から眺めた 広島市内の景色

 

あなたは、よく実家に 帰られますか?

私は、以前は 1年に一度か二度くらいのペースで帰省しておりました。
しかし昨年は5回も帰っています。
今年も すでに4回です。

こんにちは。
常若美人道を提唱してるカラーコンサルタントの琴崎京子でございます。

最近、カラーコンサルティングのことをそっちのけで、実家の父のことを書いておりますが、
もうしばらく お付き合いくださいませ。
あと少しで、本来の仕事のペースに戻ります。

さて、タイトルの帰省女王ということですが、昨年から今年にかけて、私は帰省女王と呼ばれてもよいくらい、頻繁に実家に帰りました。
私の実家は広島で、神奈川県へやってきたのは 約10年前のことです。

こちらへやってきた翌年に、母が他界しました。
広島まで往復するには、結構な労力と費用がかかるので、その年でさえ、2回しか帰っていません。

が、しかし、
昨年から状況が大きく変わりました。

今年は新型コロナの流行のため、国内の移動も、大幅に制限されました。
それなのに4回も 行ったり来たりしているのは、従来の私の行動パターンでは、ありえないことです。

 

昨年の5回は、作品展開催のためでした。

そのように 頻繁に帰るようになったのは、3年前(一昨年)から 父の認知症が始まったからです。

昨年のお正月明けに父を見たとき、まともに会話の受け答えができるのは、その年で最後だろうと予測しました。
1年後には、何もわからなくなっているかもしれないと思い、大わらわで父の篆刻(てんこく)作品展を開く準備にとりかかりました。

篆刻(てんこく)とは 書道の一種で、木や石に文字を彫り込んだものです。
父は30年以上、てんこく作品を作り続け、美術展の入選作を たくさん残しておりました。

作品展は、父の長年の夢だったので、なんとか意識がしっかりしているうちに、実現したかったのです。

 

今年の4回は、父が重い肺炎にかかり入院したためです。

肺炎になり入院したこと、退院してからの通院や治療のこと、認知症の進行について、今までブログにも書いています。

前回のブログから しばらく時間があいたので、このブログ記事の終わりに、リンク先を記させていただきます。
もし興味がおありならば ごらんくださいね。

最初は何度も広島へ行ったり来たりで、面倒くさいと思っていました。
しかし、ある日 ある方からの言葉で、見方ががらりと変わりました。

「神様が あなたが親孝行できる時間を作ってくださったのね」
とおっしゃったのです。

そうですね。
こんなことでもなければ、私は父と深くかかわることなく、父のことをよく知らないままに
天国に見送ることになるでしょう。

父は幼い頃、私をとてもかわいがって育ててくれました。
しかし、物心つく頃から折り合いが悪くなり、成人してからは、まともに会話をしたこともないような親子関係でした。

そのような私が 父に3週間も付き添って、みっちり介護するという状況になることは、想像すらしたことがありませんでした。

そのような娘が 3週間、100%以上の力を出して、父の介護をしました。

おかげさまで、まだ先のことであり、願わくばずっと先のことであってほしいのですが、私はもし父が亡くなったとしても
「何一つ、親孝行ができなかった」と自身の親不孝を嘆かないで済みます。

「一刹那ですが、精いっぱい自分のできることをさせてもらった」という、父とのかけがえのない思い出ができました。

現在では、父の病状は回復し、9月12日からはグループホームに入所しております。

さてつい最近も、広島まで行ってまいりました。
父がグループホームに入所して 約一ヶ月が過ぎたので、面会に行きました。
今までお世話になっていたご近所さんへの ご挨拶も済ませてまいりました。

久々に会う父は どうしていたでしょう。
現在の様子は、次のブログへ続きます。

ごきげんよう
では またね

認知症の父のことを書いたブログ記事のリンク先は、以下の通りです。
もし興味がおありならば ごらんくださいね。

1.私を救ってくれた 一通の手紙

2.レベル4の 緊急避難勧告が出た!

3.遠距離介護から 近距離介護、 そしてまた遠距離に

4.洋服の色は あなたを守るバリケード

5.人生にも 章がある

6.人は老いても、作品は尚、輝き続ける

7.父が グループホームへ入所した日

8.強運も 不運も自分しだい

9.父、あなた、そして私も、皆の行く手が 光で照らされますように

 

こちらの電子書籍には、昨年行った、実家のハンコ屋のクラウドファンディングについて書いています。↓ ↓ ↓

私の実家は 
町の小さなハンコ屋さんです。
昨年、クラウドファンディングをいたしました。
そのときのことをまとめた本は こちらです ↓
 

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