湘南・寒川 【イデアル】パーソナルカラーとらせん美のサロン

人生のステージを上げるカラーコンサルタント、
ことざき京子のブログ

強運も 不運も自分しだい

2020-09-14 | ●認知症の父について

あなたは強運ですか、それとも不運?

私は、二日前に、ひどく不運な人間だと思って、悲観しました。
しかし、二日経った今日は、一転して 素晴らしく強運な人間だと思っております。

こんにちは!
常若美人道を提唱しているカラーコンサルタントの琴崎京子でございます。

二日間の間に、何があったの?と思われるでしょうが、何も起こってはいません。
変わったのは 自分の考え方だけです。

 

12日のブログで、私の父親がグループホームに入所することを ひどく嫌がって、拒否していたことを書きました。

そしてそのグループホームのスタッフの方が、父のことを、冗談交じりに、開所していらい、最も強情な人だと言っておられました。

それは娘の私から言わせてもらえば、誇張でなく、本当にそうです。

父は、本来はとても優しいところのある善人です。
しかし、運命にもてあそばれ、不幸な人生を送る羽目になってしまいました。
幼少の頃からの自分の運命の理不尽さを、納得しようとしても 納得できないで苦しさを抱えていたのでしょう。

非常に癇癪の強い人間になり、それが時々 爆発していました。
そういう父親に育てられた私は もがき苦しんで大人になりました。

どうして私は この父の娘なんだろう。
父親なんか いないほうがよっぽどマシだとも思っていました。

入所の日の ドタバタのことを聞いた時、ああ、またやってくれたかと思いました。
父は強烈に怒り、強烈に怒鳴り散らします。

何歳になっても 人間は変わらないのだなぁ
せめて、普通の人のようでいてくれたらいいのに。


私の親は最悪、あんな親を持って、私は大不幸、私の人生は大凶だと思いました。

しかし、時間がたってから こう思いなおしました。

スタッフの方が、グループホームが開所して以来、一番、大変という人間と 私は子供の頃から対峙して生きてきたのです。

昨年、私は ある偶然により、父の悲しい生い立ちをすべて知ることができました。
そのおかげで、父が柔和な性格を形成することができなかった理由も良くわかります。

しかし、若い頃、まして子供の頃は、そのようなことは何もわからず、ただただ、怖い親だと思って生きてきました。

何度か自分の精神は破綻してしまうのでは?と心配したこともあります。

そのような中で常人として、今日まで生き抜いてきた自分は スゴイ人なのではないかと思うのです。

私は未だ、何も成し遂げてはおらず、たいして人の役に立つようなこともできていないけど、精神に支障をきたさず生きてきたこと、それだけでも大したものではありませんか。

生きてるだけで丸儲けです。

これを強運と言わないで、何を強運というのでしょう。

これからの人生、あの父親だから 不運だったと考えることは、もうやめました。
過去は変えることができます。

あの父親に負けなかった私は、最強運の持ち主で、
これからも強運で生きていきます。

ではまたね
ごきげんよう

 

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