想いをかたちに

日々起こること、仕事のこと、気になること、
小さなことから気ままにつれづれに書いていきます。

都会と地方

2012-09-20 | 住まい・建築


東京駅西側の風景。
皇居まで整然とした碁盤の目状の街区で、高層ビルが建ち並びます。
まさしく、見上げる街並みです。
あえて写真は横アングルで撮ってみました。

様々な歴史を積み上げ西洋の影響を色濃く反映し計画された、
まさに線引きの都市計画から作られた街と私は感じています。

まさに大都会を象徴する風景。

その高層建築、ビルはといえば、
IDカードを渡され、ゲートを抜けエレベーターで地上数十メーターへ行き、
仕事をしたり、打合せをしたり、セミナーを受けたり。
大都会の企業で働く憧れを満足してくれるものだと思います。
私も以前、六本木ヒルズの会社に打合せに行った時、
お上りさん丸出しで、感激したのを覚えています。

しかしながら、こことは違った憧れや感激や居心地も確かにあると思います。
私達、地方で建築、住宅に携わるものは、
その事をしっかり捉えておかなければいけないと、改めて思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渾身の格子

2012-09-19 | 現場・会社の風景


和室とダイニングキッチンを、
一体空間にする改修を行っている現場。
リビングからキッチンが見えすぎるのも気になるとの意見もあり、
当初は、インターホンや掲示板等を配置する壁にしていたのですが、
何かデザイン的にできないかとのこととなり、
最終的には格子の意匠となりました。
先日このブログでもアップしましたが、本日大工さんの手により組みあがりました。

大工さんもここまでは、、、という渾身の作。
仕上がりが楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

敷地から見える山

2012-09-18 | 住まい・建築


お客様にお声をお掛けいただくと、まずお会いし、お話をお聞きします。
そして、大事なのが敷地を見てそこの場を読み取る事です。

今回はちょっとイレギュラーでしたが、いきなりお客様と敷地へ。
その場所は、八ヶ岳連峰が望める敷地。
敷地一番のこの景色をどう生かすか。
反対に、見たくない方向はどこか。
他の方角に、景色や風の抜けるところはあるか。
正確な方位はどうで、日射の方向はどうなっているか。
プランニングの糸口を色々と観察します。

もちろん、境界や上下水道の取り込み位置、
電柱電線なども合わせて確認します。

建築家吉村順三氏は、敷地に行くと、まずどこにソファをおくか。
を考えたそうです。
それだけ、敷地の観察は設計には大事になりますし、
そこからくるインスピレーションは、設計を導いてくれます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トイザらス

2012-09-17 | 家族友人


長男の誕生日は来週の土曜日なのですが、
その日は友人の結婚式であり、
また、二人目の子供の予定日も近いこともあり、
家内と共にトイザらスにプレゼントを買いに、行って来ました。

今回店に入るなり、私達の結婚式二次会で、
幹事をしてくれた家内の友人ご家族ににお会いし、久しぶりのご挨拶。

ベビー用品と子供用品の品揃えが充実したこのお店は、賑わっています。
前回は、国興ホームオーナー様にお会いし、
「跡取りできて、僕たちも安心です」
と言われたり、色んな方々にお会いし言葉を交わします。
この地域のコミュニティスペースと言いと思います。

また、おもちゃの技術革新も私の時とは比べ物にならない。
目を見張るものがあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

結婚パーティーの打合せ

2012-09-16 | 家族友人


友人の結婚パーティーの打合せで、
松本のレストラン「シアトル」へ行って来ました。

ここは、イタリアンを中心とした洋食のレストラン。
(というのが私のイメージです)
父とも家族で来たことありましたが、
パスタなど「美味しい」と言っていたのを思い出します。

新郎新婦と共に司会進行役として一緒に話しを聞かせてもらいました。
オーナーシェフ自ら、打合せをし相談に乗って頂き、
スムーズに打合せは進みました。

席配置や、流れにそったイベントの段取り、バックスペースの用意など、
当然なんですが建築のプランニングに通じるところがあります。

その後は、私達の母校近くのクロストーンという喫茶店に行き、
いろいろな部分の詰めをしました。



写真右側に映っている写真集は、
デザイン関係の仕事をしている奥さんが、
写真家の皆さんと作り上げたものでした。偶然でしたが、
その写真家の方も野球部の先輩という繋がりよう。

落ち着いた雰囲気の中で打合せは順調に終了。
お手伝いさせて頂いているだけですが、
お二人とお話していると、自分の時を思い出し、
何だか楽しい気分させてもらっています。
おそらく当日は結構緊張すると思いますが、
それも含めて良い時間にしようと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野球部OB会

2012-09-15 | 日々雑感


高校野球部OB会の役員会に参加。

35年先輩もいらっしゃり幅広い世代の方々が集まりますが、
野球をキーワードに、母校のことから技術まで、
話しは尽きず盛り上がります。

マネージメントは、野球部も社会の組織も一緒だと感じました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貴重な実体験

2012-09-14 | 住まい・建築


お手伝いさせて頂いた歯科医院さんに行きました。
今回は業者としてではなく患者として。
こういう機会はあまりないので、
患者の立場として自分の建築を体験し色々感じようと心がけます。

そして感じることは、建築はさることながら、
その建築を使うユーザーの方々が行う「しつらえ」そして、
使い方と言ってもいいかもしれませんが、
そこで行われるサービス、もてなしも大切だと思います。
まずそこで行われる生活や、仕事、行為があり、
そのことを考え設計、せこうしていくことが非常に大事だと感じます。




それと今日は予約に。
今のが調子悪いのもありますが、
やはりこれは気になります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5 から 8 へ

2012-09-13 | 日々雑感

少し前に、新聞の取材でコメントをさせて頂きましたが、
予定通り平成26年4月に消費税はあがるとしたら、
以下に書いてありますが、家を建てる場合時間が短いので、
そんなに急激な駆け込みは起きないのではないかと考えています。

「消費税が上がる前に、家を建てたい。」という方はいらっしゃいますが、
「家を建てる。」という決心は非常に大きなものです。
また、環境問題や震災があり、「よりしっかりしたいい家が欲しい。」と
考える方が増えているように思います。
じっくり考える方も多くなるように思います。
ですので、今まで全く家のことを考えてなかった方が、
突然思いたってできるものではないので、
駆け込みはあると思いますが、急激ではないと思うのです。


実際、消費税が上がる前にたてるとすれば、いつまでなのか。
来年秋時点の、経済成長率が実質で2%、名目で3%上がらなり、
閣議決定をされないと消費税アップはされないという条件ですので、
あくまで想定で、確定ではありませんが、
今の時点で私の持っている情報からご説明します。

新築請負契約の場合、

基本的大前提としてお引き渡し時点での税率が適用されます。

平成26年3月末日にお引き渡しすれば、5%
平成26年4月以降にお引き渡しすれば、8%

例外の経過措置として、
平成25年9月までにご契約していれば、平成26年4月以降引渡でも5%

大きくな基本はこのような感じだそうですが、
細かい点は、これから続々と細則として決められていきそうです。
現時点で分かっている範囲になりますが、書かせて頂きました。
今後の動向に、やはり注目です。
また何か分かり次第、アップしようと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜の検査

2012-09-12 | 現場・会社の風景

弊社では現在、お引き渡しの前に、社内検査を経て、
オーナー様にもお時間を取って頂き、検査をして頂きます。

ほぼ、オーナー様の感想をお聞きするような場、
今度引渡に際しての様々なご相談の場となっていますが、
お施主様の生の反応を感じられる時間だと感じます。

今回は融資する銀行さんも足を運んでもらい、これからの流れを説明して頂いたり、
またオーナー様の結婚披露と新築披露を来週末ここでやることになっております。
恐縮ながら、私が司会進行をさせて頂きますので、そのことも話しをしたりしました。

最後にオーナー様から「この白と黒、素材の感じは本当にイメージしていたとおり!」
と喜びを表現して頂き、ほっとすると同時に、
嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
この瞬間、私は鳥肌が立つのをいつも感じます。


障子は、建築家吉村順三氏のスケールを参考にした通称吉村障子、
格子は、日本古来の縦格子、
この二つを介した光により、空間が演出されます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CADの図面とスケッチ

2012-09-11 | 現場・会社の風景




和室の居間とダイニングキッチンの全面リフォームと、
玄関サッシや窓を入れ替えたり断熱材入れたりと
一部断熱改修もさせて頂いている現場。

写真の壁を格子にして、何かサプライズのようなアイディアが欲しい。

とのご要望があり、まだこの状態なので設計を変更することにし、
急遽、デザイン検討。


       


幸いアイディアが、オーナーさんと打ち合わせしている時に浮かび、
図面をおこし、現場に指示をしました。

やはり現場の監督と大工さんから細かいところの質問の電話が来ました。
最初は、見えてないのに身振り手振りで、
一生懸命伝わるように電話の向こうに向かって話しをするのですが、
返ってくる返答が、なんか芳しくない。




そういう時は、「スケッチ携帯に送るから!」といって電話を切り、
その場でiPadのアプリを使いスケッチを描き、携帯に送信。
こんなスケッチですが、電話の話と合わせ伝わったようです。


時間をかけたCADの図面と、即興のスケッチ。
電話と画像メール。

デジタルとアナログをフルに活用し、現場を進めていきます。
以前なら、現場に行かなくてはどうにもならなかったことも、
そうやって済むようになる部分もあります。
もちろん、現場に行かなくてはいけない場合も多いです。

時代は変化していると改めて感じます。
ケースバイケースで、ツールと行動を使い分けることが大切です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする