和室の居間とダイニングキッチンの全面リフォームと、
玄関サッシや窓を入れ替えたり断熱材入れたりと
一部断熱改修もさせて頂いている現場。
写真の壁を格子にして、何かサプライズのようなアイディアが欲しい。
とのご要望があり、まだこの状態なので設計を変更することにし、
急遽、デザイン検討。
幸いアイディアが、オーナーさんと打ち合わせしている時に浮かび、
図面をおこし、現場に指示をしました。
やはり現場の監督と大工さんから細かいところの質問の電話が来ました。
最初は、見えてないのに身振り手振りで、
一生懸命伝わるように電話の向こうに向かって話しをするのですが、
返ってくる返答が、なんか芳しくない。
そういう時は、「スケッチ携帯に送るから!」といって電話を切り、
その場でiPadのアプリを使いスケッチを描き、携帯に送信。
こんなスケッチですが、電話の話と合わせ伝わったようです。
時間をかけたCADの図面と、即興のスケッチ。
電話と画像メール。
デジタルとアナログをフルに活用し、現場を進めていきます。
以前なら、現場に行かなくてはどうにもならなかったことも、
そうやって済むようになる部分もあります。
もちろん、現場に行かなくてはいけない場合も多いです。
時代は変化していると改めて感じます。
ケースバイケースで、ツールと行動を使い分けることが大切です。