うつわのギャラリー 『更』 さんが、今年の8月でお店を閉じられます。
そのオーナー、小林令子さんと初めてお会いしたのは
hideがまだ大学生の時でした。
もう10年以上も前のことです。
hideのうつわ熱が最高潮の頃だったでしょうか。
初めて見た更の店内は、それはそれは斬新で魅力的でした。
更のうつわは勿論、どれも素敵で
「わあ~、やっぱ作家さんのうつわはええなぁ~」
なんて、ため息まじりに言っていたものでした。
でもやはり、更というお店そのものに言葉では説明できない強い魅力を感じていたのでした。
そこにいるだけで、何となく居心地がいい。
素敵なうつわに囲まれているだけで癒されるような。
一度行けば何時間もいたものでした。
そんな雲の上の存在だった更さんと自分が作家としてお仕事させて頂いている今、本当に不思議に思えてならないです。
全てはオーナー、小林さんのおかげと感謝しつつ、
10数年間にわたるうつわとの出会いに思いを馳せずにはいられません。
更がなくなってしまう寂しさは勿論ですが、
これから始まっていくことにわくわくする気持ちの方が今は大きいです。
そして、更のフィナーレを飾る展示会に参加させて頂きます。
”白”をテーマに45人の作家がそれぞれの思いを形にします。
hideの作品は白い色ではありませんが、
”白”からイメージする形をうつわにしました。
作品展の詳細は下記の通りです。
ぜひとも更のフィナーレをご覧ください。
***