うつわ大好き!

日々の食卓とうつわ、工房息吹木のお知らせなど綴ります。お気軽にコメントください♪

薪ストーブクッキング

2009年12月28日 03時25分34秒 | 日々の日記

念願の薪ストーブクッキングにチャレンジしてみました。
薪ストーブを使った料理について、ネットで調理法を調べてやってみたのですが、ずぼらなhideアンドコッピーはやはり最も手の掛からないやり方を満場一致で選択。
どうしてった一番楽をしたがる。これって人間の性ですよね。




数ある薪ストーブクッキングの中でも最も簡単なものの一つがピザですね。
少なくともピザだけはやってみたいというのが、薪ストーブ導入前からの切なる思いでした。
ピザ用の調理器具として、浅いフライパンの様なラウンドグリドルと背の低いクッキングスタンドを購入しました。
とにかくピザ生地を延ばしてソースをぬり、好きな具とチーズを並べればあとは庫内で焼くだけ。



4、5分も焼けばトマトとチーズはグツグツとおいしそうな音を立てています。
そして、あつあつの出来立てピザを口に運べば、そのおいしさにhideとコッピーは顔を見合わせ思わず会心の笑顔。


食いしん坊の二人は、早くもピザを3回食べました。
実際にやってみて思ったのは、火加減が最も難しいということ。
火加減というのはすなわち薪の焚き方ですね。
出来るだけ高温で素早く焼き上げるのが一番なのですが、あまり温度が高いと焦げてしまいますので、その辺の頃合いの見極めがみそ。
ま、3回もやってれば自然と慣れますが。


冬場だけの期間限定の楽しみですから、出来れば他にも色んな料理に挑戦してみたいものです。


薪ストーブの威力

2009年12月19日 06時06分10秒 | 日々の日記


完全に意表をつかれました。
というか、雪に対する警戒心がなくなっていました。
石川から広島に来たというだけで、あの雪にまつわる苦労から解き放たれた気になっていて、今自分たちが結構山手に住んでいるという自覚が薄れていました。





今朝は北陸地方を思い出させる積雪。
天気予報で北陸地方が雪のマークで、中国地方が晴れマークになっているのを見るたび、いたずらっ子的に
「ふふっ、やーい雪だ、雪かきだ」
なんて意地悪なことを心の中でつぶやいていたものだからばちがあたったのでしょう。

ほんと、1年ぶり位で車に積もった雪を払い落としました。
でも意外にも、その作業にわずらわしさを感じませんでした。
なんとなく爽やかな気分さえしたのでした。

広島でも真冬以上の寒さに見舞われたここ数日。
さあ、そこで気になるのが
「薪ストーブってほんとにあったかいの?」
という疑問。
「はい、あったかいです」




我が家ではリビングダイニング、台所、和室を一続きにして暖めていますが、十分にあったまります。
燃料となる薪の入れ方にもよりますが、寒いときにはがんがん焚けばそれだけストーブ本体の温度も上がり、部屋全体を暖めてくれます。勿論その分、薪の消費も激しいですが。。。

hideの中では冬の過ごし方として、
「暖房器具+こたつ」
が当たり前で、とりわけこたつは決して外すことのできない超重要アイテムでしたが、もうこたつとはおさらばです。
石川でも活躍してくれたこたつ君にはちょっと未練がありますが、新入りがその威力を十分に発揮してくれているので、お暇をとってもらうことにします。
こたつ君ありがとう。そして新入り薪ストーブよ、がんばれ。


夢じゃなくなった薪ストーブへの道 その3

2009年12月18日 02時24分42秒 | 日々の日記

ついに私hideとコッピーも、晴れて薪ストーブオーナーとなりました。
寒波のせまる16日午前中、設置工事二日目。待ちに待った薪ストーブが搬入されました。




いやあ、感無量。
いろんな形容詞が幾多も存在するのに、何と表現して良いやら。
最初の火入れはやはり感動しますね。

人間が自由に扱えるようになって何世紀も経てきた今なお、
目の前でゆらめくその炎の姿の美しさには思わず見とれてしまいます。

薪ストーブ使用開始時には、ひと昔前の車と同じで「ならし運転」なるものが必要で、始めは温度を抑えて炊いてやらねばなりません。
その際、ずっとつきっきりで見ている必要はないのですが、やっぱり眺めてしまうんですよね。もえさかる炎はついつい時間の経過を忘れさせます。15分や30分はあっという間に過ぎてしまいます。
そして、薪ストーブの前では何となく「ちょっとゆっくりした気分」にさせてくれます。
スイッチポンですぐに暖まる暖房器具と違って手はかかりますが、それがなおさら人をノスタルジックな気分に誘うのでしょう。






 ちょっとコーヒーでも入れて、この前で炎を眺めながら「ゆっくりとする」。
至福の一時です。

薪ストーブといえば、やはりクッキングですよね。
まずは手始めに、ピザから挑戦してみる予定です。
「結局最後は食べることかよ!」
ってことで、我が家の暖房事情が解決した後はやっぱり胃袋を満たさないとね。
近いうちに薪ストーブでのピザづくりの様子をお伝えしたいと思います。


ふわふわ さくさく

2009年12月17日 05時05分27秒 | 日々の日記

 



 


ついに ホームベーカリーを買ってしまいました。ずっと欲しくて悩んでいたホームべーカリー。
前の職場の先輩と「欲しいねぇ。」と話してから、早1年。
その先輩は、即決で購入され、ホームべーカリーで焼いたパンをくださったこともありました。
優柔不断(ずぼらな)コッピーは、ホームベーカリーがどのくらい活躍するのか悩みに悩み、今日に至りました。
ボーナスが出て、少し浮かれ気味のコッピーは、あんなに悩んでいたのに、突然思い立ち、欲しかったものが、その日ちょうど特売だったこともあり、買ってしまいました!

早速、焼いてみると・・・予想以上においしい!ふわふわ、さくさくです。
レシピは、「ホームベーカリーbook」(荻山和也著)から。

評判のこの本も合わせて買って、どれを作ろうか何度も何度も眺めております。

ただ、難点はホームベーカリーを置くところ。結構でかい上、使い勝手を考えると置き場所が限られてきます。
置くところまで考えてなかったコッピー。。。
今は、コッピーには少し高すぎる台の上に無理矢理置いているので、見かねたhideがホームベーカリー用の台を作ってくれることに。
ありがとう、hide。気長に待ってるよ~。


 


夢じゃなくなった薪ストーブへの道 その2

2009年12月16日 04時32分02秒 | 日々の日記
もうすぐやって来るという寒波に恐れおののいていましたが、何とか間に合いそうです。
昨日、待ちに待った薪ストーブの工事が始まりました!
といっても、一日目の作業は煙突のみ。二日目の今日、薪ストーブ本体が届いて火入れを行います。わくわく。
窓から「ニョキッ」と顔を出す煙突。
これを見ると、薪ストーブがここに据えられるという実感がふつふつとわいてきます。




待ちに待ったなんて言いながら、小さなタイルにしたばっかりに最も面倒な作業になってしまった目地のシーリング作業を工事直前までやっておりました。後はマスキングテープをはがして炉台は完成です。
そして、もうひとつ大きな楽しみであったアクセサリー類が昨日届き、鼻歌なんて歌いながら並べてみました。




 「ファイヤーツール」なんていわれるちり取りや火かき棒などのセットは、軽い物が使い易いと思ってやや小振りなものにしました。そしてクッキング用品は、まずはピザが焼けるセットを。
これで準備はほぼ完了。


今日の夜にはゆらめく炎の前で、
「え?寒波?うちには関係ないね」なんて、えらそーに言っている自分の姿を想像していまいます。
ともかく今日が楽しみです。


今年最後のお仕事

2009年12月09日 15時13分00秒 | 工房 息吹木ibukiからのお知らせ

あれやこれやという間に師走。
そして今年最後のお仕事は、京都のギャラリー『手仕事雑貨屋 風土』さんでの企画展「限りの月を愉しむ」です。
明日10日から25日までです。




風土さんでは毎年行ってらっしゃる企画展で、hideも昨年に引き続き参加させて頂きます。うつわだけでなく様々なジャンルの7名の作家の作品が並びます。

hideのメインは、かねてから作りたかった丸重です。
四角い箱のお重を作るとなるとそれはそれは大変な作業で、値段も高くなってしまいます。でも丸重なら、ろくろで挽けるので作るのも比較的簡単でお求めやすい値段でできます。
ちょっと小ぶりでカジュアルな二段重。お正月以外でも毎日の食卓で使って頂ければと思います。

京都にお出かけの際はぜひともご覧になって下さい!


夢じゃなくなった薪ストーブへの道 その1

2009年12月01日 06時21分43秒 | 日々の日記

石川県にいた頃、1日に何回も雪かきをして腰をやられたこと。
住んでいたマンションの管理人さんの
「この雪、燃やしてやりたい。。。」
という言葉に強く共感したことを思い出します。


ここ広島へ移住して早8か月。初めての冬がやってきます。
雪はたいしたことないが、山手なので厳しい寒さが予想される。
家も、ちょっと田舎だけあって以前住んでいたマンションとは比較にならない位広いから今ある暖房器具は役に立たない。「夢の薪ストーブ」に備えてhideがせっせこ貯め込んだ薪用の木材があふれて置き場所に困っている。

などなど諸事情もあり、夢と半ば諦めていた『薪ストーブ』導入決定!!

hideよりもコッピーが先に乗り気になったことが大きかったですね。
やるとなった以上、さっさと動いて冬の寒さに備えなければ!
ということで、広島の薪ストーブ施工会社を探して訪問・見積もり依頼。
薪ストーブについては予め勉強していたので、軽自動車一台分程度の費用がかかることも承知していましたが、やはり大きな出費には違いありません。節約できるところはとことん節約したい!


ということで、薪ストーブオーナーの多くがそうしているように、我々も炉台を自作することに。
最初はレンガを考えていましたが、モルタル作業や重さなどを考えてより簡単そうなタイル貼りあっさりに変更。
11月半ばから暇をみつけては炉台作りに取り組んでいます。



まずは、工房にあったタモ材で枠作りから。



耐熱ボードを二枚重ねて敷き、タイルのマーキングを施す。




そこに必殺の接着材でタイルを固定。




目地にモルタルを流し込んでへらでならす(出演:コッピー)。



 
別に作っておいた、これまた必殺の接着材タイル貼りの壁をガツンとセット。
ここまでくればおよそ7割がたは完成。


日ごと寒さが増す今日この頃。炉台の準備はそこそこできました。
いまかいまかと薪ストーブの到着を待ちわびるhideとコッピーでありました。