千葉銚子市長選 越川氏が再選 2017年4月24日 千葉日報
https://www.chibanippo.co.jp/news/politics/403283
任期満了に伴う銚子市長選は23日、投開票され、現職の越川信一氏(55)=1期=が、前職で弁護士の野平匡邦氏(69)、新人で前市議の椎名亮太氏(32)を破り再選を果たした。
投票率は52・57%で、前回選挙(47・76%)を4・81ポイント上回った
★千葉県銚子市 市長選挙結果
当 16932票 越川信一 無現
8478票 野平匡邦 無元
2995票 椎名亮太 無新
千葉県銚子市は、茨城県と県境を接する人口約6.3万人の市で市長選は2013年5月から1期4年現職を務めて再選を目指す55歳の越川信一氏に、元市長(2002年8月~2006年8月及び2009年5月から2013年5月、前回は落選)で69歳弁護士の野平匡邦氏、元市議で32歳の椎名亮太氏が挑みましたが、
4年前の1期目就任時に「財政危機」を宣言。行財政改革審議会を設置して行革に着手し、自身や市職員の給料カットなども行い、今後は市職員数を5年間で42人削減する計画などを示し、「市民と危機感を共有しながら、さらなる行財政改革に取り組む」と訴えた越川信一氏が16932票を獲得して
「市の財政は決して危険水域にあるものではない。今までの公共投資は基本的には安全な範囲内だ」と主張。1期目に誘致した千葉科学大の補助金に対する批判の声もいまだに根強いが、「これからは市がなるべくお金を使わず、外部の民間事業者の力を呼び込むことが財政運営の要だ」として、国家戦略特区を活用した洋上風力発電事業の誘致を主要政策に掲げて8478票を獲得した野平匡邦氏 にダブルスコアの大差をつけて再選。
「大規模開発を財源の十分な担保なしに推し進めたことが財政難の原因だ」と訴える。事業の再検討を進めるため、従来の市民意識調査の方法を見直し、市民のニーズを的確にとらえる仕組み作りを目指す。さらに「人件費が市財政を圧迫している」とも指摘。市長や管理職の給与を30%カットする一方で、一般職員や若手職員のやる気を高めるための評価制度を導入して組織を活性化させる考えを示した椎名亮太氏は2995票を獲得しました。
銚子市と言えば、銚子市民病院の運営問題をめぐり市長がころころ変わるという意味で県外の方も医療関係者などを中心に関心を集めていたかと思いますが、市民としては現職のもとで一つにまとまりたいということでしょうか。
財政再建問題についても真摯に取り組む越川氏が積極財政派の野平氏をダブルスコアで抑えたのもある意味想定の範囲内だったかと思います。
https://www.chibanippo.co.jp/news/politics/403283
任期満了に伴う銚子市長選は23日、投開票され、現職の越川信一氏(55)=1期=が、前職で弁護士の野平匡邦氏(69)、新人で前市議の椎名亮太氏(32)を破り再選を果たした。
投票率は52・57%で、前回選挙(47・76%)を4・81ポイント上回った
★千葉県銚子市 市長選挙結果
当 16932票 越川信一 無現
8478票 野平匡邦 無元
2995票 椎名亮太 無新
千葉県銚子市は、茨城県と県境を接する人口約6.3万人の市で市長選は2013年5月から1期4年現職を務めて再選を目指す55歳の越川信一氏に、元市長(2002年8月~2006年8月及び2009年5月から2013年5月、前回は落選)で69歳弁護士の野平匡邦氏、元市議で32歳の椎名亮太氏が挑みましたが、
4年前の1期目就任時に「財政危機」を宣言。行財政改革審議会を設置して行革に着手し、自身や市職員の給料カットなども行い、今後は市職員数を5年間で42人削減する計画などを示し、「市民と危機感を共有しながら、さらなる行財政改革に取り組む」と訴えた越川信一氏が16932票を獲得して
「市の財政は決して危険水域にあるものではない。今までの公共投資は基本的には安全な範囲内だ」と主張。1期目に誘致した千葉科学大の補助金に対する批判の声もいまだに根強いが、「これからは市がなるべくお金を使わず、外部の民間事業者の力を呼び込むことが財政運営の要だ」として、国家戦略特区を活用した洋上風力発電事業の誘致を主要政策に掲げて8478票を獲得した野平匡邦氏 にダブルスコアの大差をつけて再選。
「大規模開発を財源の十分な担保なしに推し進めたことが財政難の原因だ」と訴える。事業の再検討を進めるため、従来の市民意識調査の方法を見直し、市民のニーズを的確にとらえる仕組み作りを目指す。さらに「人件費が市財政を圧迫している」とも指摘。市長や管理職の給与を30%カットする一方で、一般職員や若手職員のやる気を高めるための評価制度を導入して組織を活性化させる考えを示した椎名亮太氏は2995票を獲得しました。
銚子市と言えば、銚子市民病院の運営問題をめぐり市長がころころ変わるという意味で県外の方も医療関係者などを中心に関心を集めていたかと思いますが、市民としては現職のもとで一つにまとまりたいということでしょうか。
財政再建問題についても真摯に取り組む越川氏が積極財政派の野平氏をダブルスコアで抑えたのもある意味想定の範囲内だったかと思います。