岡山 備前市長 田原氏が初当選 三つどもえの激戦制す 2017年4月10日 中国
http://www.sanyonews.jp/article/514749/1/
任期満了に伴う備前市長選は9日、投開票され、無所属新人で元市議の田原隆雄氏(72)が、無所属現職の吉村武司氏(70)、無所属新人で元市議の沖田護氏(65)との三つどもえの激戦を制し、初当選を果たした。
現職の吉村氏をわずか158票上回っての勝利。当選の知らせが入ると、選挙事務所に詰めかけた支援者からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。田原氏は「まちの現状を変えたいという一人一人の熱意が押し上げてくれた。市民主役のまちづくりのため、全力で取り組みたい」と興奮気味に語った。
2005年に1市2町の合併で発足した現備前市は、人口減少や高齢化の進展に加え、地域経済の停滞が課題となっている。選挙戦では、移住・定住促進や産業振興策が争点となり、市が中心部に持つ旧大型商業ビル活用の是非についても舌戦が繰り広げられた。
田原氏は、財政健全化や公共交通の再整備などに重点的に取り組むとアピール。地元・日生町地区の住民有志らの支援を受け、票を積み上げた。
吉村氏は自民、民進、公明といった与野党の推薦を受けて組織戦を展開し、子育て支援など4年間の実績を訴えたが、わずかに及ばなかった。沖田氏は生活インフラの再整備などを掲げたものの届かなかった。
投票率は61・07%(男59・27%、女62・67%)。13年の前回を3・31ポイント上回った。当日有権者数は3万493人(男1万4371人、女1万6122人)。
田原隆雄氏(たはら・たかお)旧日生町議を経て、1986年から同町長を3期12年務めた。再び就いた町議時代に合併があり、市議に。4期目途中で今回市長選に出馬した。日本少林寺武道専門学校卒。備前市日生町寒河。
山陽放送:岡山・備前市長選で誤報 落選の現職バンザイも 2017年4月10日 毎日新聞
9日投開票された岡山県の備前市長選で、山陽放送(岡山市北区)が、落選した現職の吉村武司氏(70)について字幕で「再選確実」と誤って報じ、吉村氏が支持者とともにバンザイをしてしまう一幕があった。
山陽放送によると、誤報を流したのは開票が始まった午後7時半ごろ。吉村氏はこれを受け、事務所で「2期目の抱負」を語った。しかし、午後8時45分に開票が終了し、158票の僅差で新人の田原隆雄氏(72)に敗れたことが判明。吉村氏は集まった支持者らの前に改めて出て、「市民の皆さんが決めたこの結果を受け入れる」と敗戦の弁を述べた。
山陽放送は取材に「出口調査の結果などで再選確実と判断した」と説明。同日夜のニュースで正しい結果を報じるとともに、当選者を間違えたことを謝罪した。
★岡山県備前市 市長選挙結果 投票率は61.07%
当 6538 田原隆雄 無新
6380 吉村武司 無現
5415 沖田護 無新
岡山県備前市は兵庫県と県境を接する人口約3.4万人の市で、市長選は2013年4月から1期4年現職を務めて再選を目指す自民・民進・公明・日本維新の会・日本のこころの各党が推薦に回った70歳の吉村武司氏に、前市議で72歳の田原隆雄氏、元市議で65歳の沖田護氏の2新人が挑みましたが
財政の健全化や公共交通の再整備を掲げ「市民が主役のまちづくりを進める」と訴えた田原隆雄氏が6538票を獲得して
子育て支援や教育環境の整備などの実績を強調し、「取り組みをさらに前進させる」と語り6380票を獲得した現職の吉村武司氏
老朽化した生活インフラの再整備や教育の充実を訴え、「元気な備前を取り戻す」と訴えて5415票を獲得した沖田護氏 との三つ巴の争いを制して初当選を極めました。
誰が当選してもおかしくない大接戦は僅差で田原隆雄氏が現職の吉村武司氏をリードして見事初当選を決める形になりましたが、田原隆雄氏はどのような市政運営を行ってくれるのでしょうか。
地元の山陽放送が当初落選した現職の吉村武司氏について字幕で「再選確実」と誤って報じるミスもあったようですし、地元はまだ騒然としているのではないかと思いますが、市議会を取りまとめどう運営していくのか行政手腕が問われることになるかと思います。
http://www.sanyonews.jp/article/514749/1/
任期満了に伴う備前市長選は9日、投開票され、無所属新人で元市議の田原隆雄氏(72)が、無所属現職の吉村武司氏(70)、無所属新人で元市議の沖田護氏(65)との三つどもえの激戦を制し、初当選を果たした。
現職の吉村氏をわずか158票上回っての勝利。当選の知らせが入ると、選挙事務所に詰めかけた支援者からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。田原氏は「まちの現状を変えたいという一人一人の熱意が押し上げてくれた。市民主役のまちづくりのため、全力で取り組みたい」と興奮気味に語った。
2005年に1市2町の合併で発足した現備前市は、人口減少や高齢化の進展に加え、地域経済の停滞が課題となっている。選挙戦では、移住・定住促進や産業振興策が争点となり、市が中心部に持つ旧大型商業ビル活用の是非についても舌戦が繰り広げられた。
田原氏は、財政健全化や公共交通の再整備などに重点的に取り組むとアピール。地元・日生町地区の住民有志らの支援を受け、票を積み上げた。
吉村氏は自民、民進、公明といった与野党の推薦を受けて組織戦を展開し、子育て支援など4年間の実績を訴えたが、わずかに及ばなかった。沖田氏は生活インフラの再整備などを掲げたものの届かなかった。
投票率は61・07%(男59・27%、女62・67%)。13年の前回を3・31ポイント上回った。当日有権者数は3万493人(男1万4371人、女1万6122人)。
田原隆雄氏(たはら・たかお)旧日生町議を経て、1986年から同町長を3期12年務めた。再び就いた町議時代に合併があり、市議に。4期目途中で今回市長選に出馬した。日本少林寺武道専門学校卒。備前市日生町寒河。
山陽放送:岡山・備前市長選で誤報 落選の現職バンザイも 2017年4月10日 毎日新聞
9日投開票された岡山県の備前市長選で、山陽放送(岡山市北区)が、落選した現職の吉村武司氏(70)について字幕で「再選確実」と誤って報じ、吉村氏が支持者とともにバンザイをしてしまう一幕があった。
山陽放送によると、誤報を流したのは開票が始まった午後7時半ごろ。吉村氏はこれを受け、事務所で「2期目の抱負」を語った。しかし、午後8時45分に開票が終了し、158票の僅差で新人の田原隆雄氏(72)に敗れたことが判明。吉村氏は集まった支持者らの前に改めて出て、「市民の皆さんが決めたこの結果を受け入れる」と敗戦の弁を述べた。
山陽放送は取材に「出口調査の結果などで再選確実と判断した」と説明。同日夜のニュースで正しい結果を報じるとともに、当選者を間違えたことを謝罪した。
★岡山県備前市 市長選挙結果 投票率は61.07%
当 6538 田原隆雄 無新
6380 吉村武司 無現
5415 沖田護 無新
岡山県備前市は兵庫県と県境を接する人口約3.4万人の市で、市長選は2013年4月から1期4年現職を務めて再選を目指す自民・民進・公明・日本維新の会・日本のこころの各党が推薦に回った70歳の吉村武司氏に、前市議で72歳の田原隆雄氏、元市議で65歳の沖田護氏の2新人が挑みましたが
財政の健全化や公共交通の再整備を掲げ「市民が主役のまちづくりを進める」と訴えた田原隆雄氏が6538票を獲得して
子育て支援や教育環境の整備などの実績を強調し、「取り組みをさらに前進させる」と語り6380票を獲得した現職の吉村武司氏
老朽化した生活インフラの再整備や教育の充実を訴え、「元気な備前を取り戻す」と訴えて5415票を獲得した沖田護氏 との三つ巴の争いを制して初当選を極めました。
誰が当選してもおかしくない大接戦は僅差で田原隆雄氏が現職の吉村武司氏をリードして見事初当選を決める形になりましたが、田原隆雄氏はどのような市政運営を行ってくれるのでしょうか。
地元の山陽放送が当初落選した現職の吉村武司氏について字幕で「再選確実」と誤って報じるミスもあったようですし、地元はまだ騒然としているのではないかと思いますが、市議会を取りまとめどう運営していくのか行政手腕が問われることになるかと思います。