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外貨建て投信が再び拡大、8月残高45%増

2006-09-21 13:48:01 | Weblog
外貨建て投信が再び拡大、8月残高45%増 2006年9月18日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060918AT2C1504I17092006.html
 外貨建て資産に投資する投資信託への資金流入が再拡大している。投資信託協会がまとめた8月の残高は約24兆2000億円となり、前年同月に比べ45%増えた。円金利の上昇が鈍く、外国為替市場で円高が急速に進む懸念が薄れたとみる個人投資家が増え、外貨建て資産への投資意欲が高まったためだ。
 外国の債券や株式などに投資する投資信託は円高進行への警戒感が強まった今春以降、資金流入のペースが鈍っていた。ただそれほど円高が進まなかったことを受け、6月以降は資金流入が徐々に回復。8月は1カ月で残高が1兆2400億円増えた。


 勿論、急激な円高が進まなかったことも、外貨建て投信の資産残高の拡大の理由の一つかとは思いますが、毎月分配型ファンドの人気や分散投資の発想が広まったことも大きいでしょうね。
 最近は、公的年金を補完する形で、毎月あるいは奇数月ごとに分配(公的年金は偶数月に支給)する毎月分配型ファンド(金利の低い日本の債権だけではとてもあれだけ高額の分配金を出すことはできませんので、当然ながら海外の高格付債権を組み込むことになります)への資金流入が続いていますし、世界経済も好調。そういった要因が外貨建て資産を急増させている要因ではないかと、個人的には推測しています。


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