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社長を変えれば良いってもんじゃ…。新銀行東京の社長がまた交代

2009-06-07 14:02:53 | Weblog
新銀行東京、トップに寺井氏 開業4年で4人目 2009年6月5日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090605AT3B0405D05062009.html
 東京都が設立し経営再建中の新銀行東京(東京・新宿)は5日、トップである代表執行役に元新生銀行専務執行役の寺井宏隆氏(55)を迎える方針を固めた。業績不振などから交代が相次ぎ、2005年4月の開業から4年あまりで4人目のトップになる。
 同行の代表はトヨタ自動車、りそな銀行と民間出身者が続き、07年11月に都港湾局長だった津島隆一氏が代表に就任していた。



 新銀行東京といえば、先月の29日に2009年3月期の最終赤字が105億円になったと発表したばかりですが、その新銀行東京がまたまた代表執行役(社長・頭取)を交代させるようです。
 それにしても初代の仁司泰正氏の開業時の2004年4月~2007年6月22日までの3年3月という就任期間も、当人の急病やワンマンオーナーによる解任を別にすれば、経営トップの就任期間としてはかなり短い方ですが、二代目の森田徹氏は2007年6月~2007年11月末までのわずか5ヶ月ちょっと、三代目の津島隆一氏も2007年12月からの就任ですから1年半…。
 経営トップが交代すれば、当然仕事の進め方も代わり、周りの人間も振り回されることになるわけで、内部はそれこそ『いい加減にしてくれ!』と思っているのではないかと思うのですが、穿った見方をするならば、『経営破綻した時の責任追及を逃れるために、短期間で表面上のトップをころころ変えている』というシナリオもあながち外れていないのではないかと思います。

 『経営を改善しようにも、店舗そのものが本店+4箇所の融資相談コーナー(融資の申し込みや契約は本店で行なうブランチインブランチ扱い)しかないというのに、社長を変えたところで一体何ができるのか…』とも思うのですが、ホント この銀行(銀行もどき?)は何をしたいんでしょうね…(溜息


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