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(12日の選挙)稲敷市長選は新人の田口氏が現職に圧勝、坂東市は吉原英一が当選

2009-04-15 06:02:13 | Weblog
稲敷市長選挙(茨城県) NHKディレクターの田口氏が現職に圧勝 ザ・選挙
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_flash/0904/0904120435/1.php
 新庁舎建設や市発注工事を巡る談合問題が争点になった稲敷市長選は、元NHK職員の田口久克氏(60)が再選を目指す現職の高城功氏(62)に圧勝、初当選した。
 得票は、田口氏14393票、高城氏9542票。
 田口氏は、日大法学部卒、NHK職員・報道局チーフディレクターを務めた。物流会社役員。談合事件の発覚を機に立候補を決意した。
茨城県稲敷市選開票結果
当 14393票 田口久克 無新
  9542票  高城功 無現 稲木市長

坂東市長選挙(茨城県) 因縁の対決 吉原氏が3度目に現職・石塚氏に勝つ 2009年04月13日 「ザ・選挙」
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_flash/0904/0904120444/1.php
 3度目の一騎打ちになった因縁の対決になった坂東市長選は、旧岩井市長の吉原英一氏(60)が初めて現職の石塚仁太郎氏(58)を破って、石塚氏の旧岩井市時代から数えて通算5期目の当選を阻んだ。
 得票は、吉原氏16202票、石塚氏14963票。
 吉原氏は旧岩井市長に29歳の全国最年少市長として初当選、5選を目指した1994年の市長選で「多選批判」を繰り広げた石塚氏に敗れた。その後、98年に再挑戦したが再び敗れ、今度が石塚氏との3度目の一騎打ちだった。
 石塚氏は02年に無投票で3選した後、05年に岩井市と猿島町の合併により誕生した坂東市の初代市長選も無投票で当選、通算5期目を目指したが、かつて吉原氏を破っ「多選」の批判を自ら浴びることになった。

茨城県坂東市選開票結果
16202票 吉原英一 旧岩井市長 無新
14963票 石塚仁太郎 坂東市長 無現



 茨城県稲敷市は、千葉県境に位置する 2005年3月に江戸崎町・新利根町・桜川村・東町が新設合併してできた人口4.7万人の市ですが、市長選は、4年前の合併直後の選挙戦で新人3人の争いを制した現職の高城功氏に、新人で株式会社創美取締役の田口久克氏が挑む形となったのですが、『新庁舎建設の一時凍結や入札の透明化、行財政改革』などを訴え市政の刷新を訴えた新人の田口久克氏が14393票を獲得し、9542票を獲得した現職の高城功氏を破り初当選を決めました。田口氏の立候補は告知日の1ヶ月前ということで、正直『準備期間は十分なのだろうか?』とも思ったのですが、高城氏は市発注工事に絡む談合事件が得票に影響して再選を阻まれる形となってしまったようですね。
 ちなみに、この稲敷市。合併により同じ市内に市外局番が3つ存在するそうで、一つの市としての一体感を出すのならば、こちらの統一も急いだ方がよいのでは…などという余計なこともつい考えてしまったりします。


 一方、茨城県坂東市は、県南西部に位置する 平成17年3月22日に岩井市と猿島町が新設合併してできた人口5.7万人の市ですが、前回は無投票だったものの、今回は現職の石塚仁太郎氏に対して、なんとなんと1978年から1994年まで4期旧岩井市長を務めた吉原英一氏が出馬!!!(94年と98年は出馬するも、石塚氏に敗退)
 まあ、吉原氏は、2003年に中村喜四郎議員実刑確定による失職に伴う茨城7区補欠選挙に無所属で出馬して落選しているため、2年後の坂東市の初代市長選は自粛したのだろうな…と思うのですが、この執念の出馬が地元民の心を捉えたのかは知りませんが、その吉原英一氏が16202票を獲得して、現職の石塚仁太郎氏の14963票票を上回り、坂東市になってからは初当選。
 吉原氏は、将門館計画の撤回や、区画整理事業の頓挫など、石塚氏のこれまでの市政運営を批判。子育て支援を最優先に掲げ、お年寄りにも配慮した政策を主張することで、見事16年ぶりの市長復帰となりましたが、吉原新市長はどのような市政運営を行なってくれるのでしょうか。
 吉原氏には選挙に勝って終わりではなく、市民が現市長を選んで良かったと思われるような市政運営を行なって欲しいものですね。


1 コメント

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Unknown (Unknown)
2009-05-14 19:42:44
選挙が終わったからと、ほっとしないでください。
市長の言動ひとつひとつを市民が見ています。
言葉にしたことは、必ず守ってください。何から、実施してくれるのでしょうか?・・・・・
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