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サントリー、ビールなど缶製品を9月値上げ・店頭価格で3―5%

2008-04-13 18:45:32 | Weblog
サントリー、ビールなど缶製品を9月値上げ・店頭価格で3―5% 2008年4月9日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080409AT3K0900X09042008.html
 サントリーは9日、缶入りのビールや発泡酒、第3のビールなど19品目の出荷価格を9月1日出荷分から引き上げると発表した。店頭実勢で3―5%程度値上がりする見込みだ。原材料の麦芽やとうもろこし、缶に使うアルミなどの価格が高騰しているため、製品価格を見直す。
 ビールの「ザ・プレミアム・モルツ」の店頭実勢価格は現在249円前後だが、256―261円程度になるもよう。
 缶飲料の値上げは1990年3月以来18年ぶり。瓶やたる入りの製品はすでに値上げを実施している。

3月のビール系飲料出荷、18.7%減・値上げ前特需の反動 2008年4月10日 
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080410AT2F1000810042008.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080410-OYT1T00394.htm
 ビール大手5社が10日発表した3月のビール系飲料の課税済み出荷数量は3291万ケース(1ケースは大瓶20本換算)と前年同月に比べ18.7%減った。現行の集計が始まった1992年以降、最大の減少率。値上げ前の駆け込み需要が2月に発生したアサヒビールで、反動減が大きかった。
 集計対象はビール、発泡酒、第三のビールの3種類。減少率はこれまで2001年7月の17.4%が最大だった。値上げが需要減につながる実態が浮き彫りになった。
 値上げ時期が4月だったサッポロビールとサントリー(缶を除く)はそれぞれ1割以上伸びたが、アサヒの減少が大きかった。1月に特需が発生したキリンビールも、その後回復がみられず2カ月連続で減少。卸や小売りが店頭価格の引き上げを遅らせるために積み増した在庫が、消費量の低迷であまり減らなかったもようだ。



 サントリーと言えば、ウイスキーやモルツの他にも、マグナムドライ、ジョッキ生、金麦、スーパーブルーといったビール類やSUPER CHU-HI、カロリなど、幅広い商品を提供しているメーカーですが、さすがにとうとう9月1日出荷分から価格転嫁せざるを得ないようですね。
 もっとも、キリンは2月、アサヒは3月、サッポロも4月から、相次いで値上げする中、対個人(缶)向けのみとはいえ8月一杯まで価格を据え置くことは、庶民である私達にとっては大歓迎な話ですし、今年のお盆休みは、サントリーのビール類や缶チューハイなどを買い溜めでしょうか…(苦笑
 一方、値上げが先行したキリンやアサヒは売り上げが伸び悩んでいるようです。ちょっと前まで同じような値段だったのに、実際に価格差があると、やはり衝動買いがしにくいというのもあるのかもしれませんね。


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