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NYダウは10ドル安→10441ドル、NY原油は72.66ドル、NY金は1136.2ドルで終了

2009-12-17 05:47:20 | Weblog
NY株、小幅続落 終値10ドル安の1万441ドル 2009年12月17日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091217AT3LANY0217122009.html
 16日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は小幅に続落。前日比10ドル88セント安の1万0441ドル12セント(速報値)で終えた。政策金利の据え置きを決めた米連邦公開市場委員会(FOMC)後の長期金利の上昇を嫌気し、売りがやや優勢となった。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に反発。5.86ポイント高の2206.91(同)で終えた。前日夕に予想を上回る四半期決算を発表した文書処理ソフト大手アドビ・システムズなどが買われ、指数を押し上げた。

NY原油、大幅続伸 2009年12月17日 共同
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009121701000025.html
 16日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は大幅続伸し、指標となる米国産標準油種(WTI)1月渡しは前日比1・97ドル高の1バレル=72・66ドルで取引を終えた。終値で7日以来の高値水準となった。
 米週間石油統計の原油在庫が市場予想を上回って減少したことを受けて買い注文が活発化した。
 同取引所の金先物相場は反発し、取引の中心となる2月渡しが前日比13・20ドル高の1オンス=1136・20ドルで取引を終了、終値として8日以来の高値となった。

米FOMCが金利据え置き、低金利の長期間維持を再度表明 2009年12月17日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT855090220091216
 米連邦準備理事会(FRB)は16日、連邦公開市場委員会(FOMC)声明を発表し、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0─0.25%に据え置くとともに、金利を長期間(for an extended period)ゼロ付近に維持する方針をあらためて示した。
 特別流動性制度の大半について来年初めまでに終了するとした。決定は全会一致。
 経済の安定化について一部前向きな見方を示し、政策金利を長期間、異例に低水準とすることが正当化される可能性が高いとした。 

金融機関は安定化、貸し出しは依然弱い  2009年12月17日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT855082620091216
 バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は16日、金融機関は安定化したものの、依然貸し出しは健全な景気回復を支援するほど十分に行われていない、との認識を示した。タイム誌とのインタビューで述べた。
 同誌の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」(今年の人)に選ばれたバーナンキ議長は「返済ができる信用度の高い借り手に銀行が融資を行うことを希望していると、われわれは銀行側に非常に明確に伝えてきた」と語った。
 銀行は資本を再強化したものの瀕死の事態を経験したため、危機に至ったようなリスクを取ることには慎重になっているとした上で「将来のこうしたリスクを排除するため、民間部門でも公的部門でも広範な改革が必要だ」と強調した。
 経済を安定した状態に戻し、雇用を再び創出するため、FRBは政府や議会とともに引き続きやるべきことを多く抱えていると指摘。
 「経済が拡大しつつあるという意味では景気後退(リセッション)は技術的には終了したかもしれない。しかし、失業率が依然として10%程度という非常に高い水準にあるため、当面は景気後退期にあるように感じられるだろう」と話した。政府・議会は財政政策について、信頼できる中期的な戦略を策定する必要があるとした。
 また、FRBは金融システム全体を統括する規制当局になることを提案したことはないとする一方で、FRBのような専門性を備えた当局は他にないとの認識を示し「FRBは幅広い専門性を有している。そのために大規模で複雑な企業に対する監督機関の役割を果たすべくして果たしている」と語った。
 金融機関の報酬について、業績と一致し過剰なリスクテイクを抑制する報酬体系の構築を銀行に求める政策をFRBは確立したとし、銀行に順守を求めて行くと語った。

米FRB、2010年第3四半期に利上げ開始の可能性  2009年12月17日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT855075620091216
 ドイツ銀行の首席エコノミスト、ピーター・フーパー氏は16日、米連邦準備理事会(FRB)は2010年第3・四半期に利上げを開始する可能性があると述べた。同四半期の利上げ幅は25ベーシスポイント(bp)になると予想している。
 フーパー氏は利上げは「第3・四半期に開始されるとみている」と述べた。予想される利上げ幅は「来年の下半期で約100bp」とした。
 ただ16日に発表される今回の連邦公開市場委員会(FOMC)声明については「FRBが近い将来の政策変更を示唆するとは予想していない」とし、「長期間にわたり」(for an extended period)ゼロ金利政策を維持するとの文言は維持されるとの見通しを示した。
 フーパー氏は以前、26年間にわたりワシントンのFRBで勤務した経験を持つ。
 同氏はFRBの来年の利上げ幅について「8月は25bp、9月、11月、12月は25bpもしくは50bpになる可能性を排除しない」と述べた。

11月米CPIはエネルギー価格の上昇受け+0.4%、前年比は2月以来初の上昇  2009年12月17日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT855065020091216
 米労働省が16日発表した11月の米消費者物価指数(CPI)は、総合指数が前月比プラス0.4%となりアナリスト予想と一致した。エネルギー価格の上昇が全体を押し上げた。
 前月はプラス0.3%だった。
 エネルギー・食品を除いたコア指数は前月比変わらず。市場予想はプラス0.1%だった。自動車・医療・航空運賃の上昇を家賃・宿泊費の低下が相殺した。
 バークレイズ・キャピタル(ニューヨーク)の米債ストラテジスト、マイケル・ポンド氏は「抑制されたコア指数を受けて米連邦準備理事会(FRB)は刺激策を継続するだろう」と述べた。
 総合指数は前年比でプラス1.8%と、前年比では2月以来初めて上昇に転じた。コア指数は前年比でプラス1.7%。市場予想は総合指数とコア指数ともにプラス1.8%だった。

11月米住宅着工件数は予想下回る57.4万件、5月以来の大幅な伸び  2009年12月17日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT855068020091216
 米商務省が16日発表した11月の住宅着工・許可統計は、着工件数が前月比8.9%増の年率57万4000戸となった。市場予想の58万件に届かなかったものの、5月以来の大幅な伸びを示した。
 前年同月比では12.4%減少。ただ1月に記録した同54.9%減と比べて減少幅は大きく縮小した。
 前月の着工件数は52万9000戸から52万7000戸に下方修正された。
 内訳では、1戸建て住宅の着工件数が前月比2.1%増の年率48万2000戸。前月は大幅に減少していた。振れの大きい集合住宅部門も67.3%増の9万2000戸と、前月の減少から大幅増に転じた。
 11月の住宅着工許可件数は6%増の58万4000戸。2008年11月以来の高い水準となった。アナリスト予想は57万戸だった。前年同月比では7.3%減少した。 
 建設中の住宅在庫総数は3.2%減の54万戸と、過去最低水準となった。アナリストの多くは、住宅市場の持続的回復には在庫の減少が必要との見方を示している。




 16日のNYダウは、11月の米消費者物価指数が2月以来の上昇に転じたことや11月の米住宅着工件数も市場予想こそ下回ったものの5月以来の大幅な伸びとなったこと、米FOMCが金利据え置きを決め、低金利の長期間維持を再度表明したことなどを素直に好感して、序盤に前日終値(10452ドル)から50ドル以上高い10509ドル97セントまで上昇し、その後も現地時間11時半頃までは10500ドル近辺で推移していましたが、金利について出口戦略(金利引き上げの時期)が意識されたのか、昼前からじりじりと値を下げ、一時10427ドル59セントまで下落。終値ベースでも前日比10ドル88セント安い10441ドル12セントと小幅安で終了(0.10%安)となりました。
 ナスダックは前日比5.86ポイント高い2206.91ポイントで終了(0.27%高)。S&P500種は前日比1.25ポイント高い1109.18ポイント(0.11%高)とこちらは小幅上昇して終了しています。
 インテルが2.12%安となった他、トラベラーズが1.41%安、ウォルマートが1.22%安、3Mが1.19%安、コカコーラが1.08%安、エクソンモービルが1.07%安、ベライゾン・コミュニケーションズが0.91%安。
 一方、アルコアが1.50%高、デュポンが1.46%高、クラフトフーズが1.19%高でした。
 金融株はJPモルガンチェースが1.22%高、アメックスが0.76%高、バンカメも0.59%高とこちらも堅調だったようですね、

 NY原油は、前日比1ドル97セント高い1バレル72.66ドル。
 NY金は、さすがにこれまでの調整幅が大きかった反動からか、前日比13.2ドル高い1トロイオンス1136.2ドルで終了しています。


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