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石原知事「心身の衰え感じたが、国家破綻の危機」4選出馬を正式表明

2011-03-14 05:00:24 | Weblog
石原知事「心身の衰え感じたが、国家破綻の危機」4選出馬を正式表明  2011年3年11日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110311/elc11031114230003-n1.htm
 4月の東京都知事選に、不出馬の意向を固めていた石原慎太郎知事(78)が11日、一転4選出馬を正式に表明した。同日午後1時に開会した都議会本会議場で「心身の衰えを感じるが、逡巡の上、国家破綻の危機感ゆえ、あえて知事選への出馬を決心しました。日本の心臓部であるこの東京が混乱することは国家の喪失。身命を賭して最後のご奉公をさせていただきたい」などと述べた。
 石原知事は10日の産経新聞の単独インタビューで、「今度、都知事やったら、桟橋方式で南鳥島に飛行場を造る」などと出馬に前向きな姿勢を示していた。石原知事の出馬で選挙戦の構図が一気に固まりそうだ。
 石原知事は多選の弊害などを考慮していったんは不出馬を決めたが、出馬が予想される候補者では有効投票数の4分の1以上を獲得する候補者が出ずに、再選挙となる可能性が浮上。「都政の停滞による混乱を危惧」して最終的に出馬を決断をした。
 関係者によると、石原知事は10日夜、長男で自民党の石原伸晃幹事長や、後継含みで出馬表明した神奈川県の松沢成文知事(52)らと会談し、出馬の意向を伝えたもようだ。
 石原知事は、平成11年に初当選。15年には308万票を獲得して再選。現在3期目。
 都知事選をめぐっては、松沢氏のほか、共産党元参院議員の小池晃氏(50)、外食大手「ワタミ」前会長の渡辺美樹氏(51)が立候補を表明。前宮崎県知事の東国原英夫氏(53)や、自民党参院議員で弁護士の丸山和也氏(65)の立候補も取りざたされている。




 石原氏が東京都知事選に出馬を正式表明です。
 それにしても、出馬の理由が『心身の衰えを感じるが、逡巡の上、国家破綻の危機感ゆえ、あえて知事選への出馬を決心しました。日本の心臓部であるこの東京が混乱することは国家の喪失。身命を賭して最後のご奉公をさせていただきたい』だなんて、新銀行東京が巨額の累積赤字を抱え込むことになった直接の原因を作った人にだけは言われたくありませんし、有効投票数の4分の1以上を獲得する候補者が出ずに、再選挙となる可能性 についても、逆に石原氏が出馬すれば、ますます混戦状態になるだけではないでしょうか…。
 そもそも4年間の任期を全うできるだけの体力が石原氏に残されているかも正直疑問ですし、100歩譲っていずれの候補も4分の1にならなければ上位候補だけで決選投票を行えばいいだけのこと。改めて出馬を決めた言い訳をするにしても、もっと理論的な言い訳をしたらいいのに…と思いますが、さてさて都民は誰を選ぶのでしょうか…。
 東北・関東を襲った大地震の影響で、東京電力が早速計画停電を発表するなど、東京も多くの難問を抱える中、都民は一応の政権運営の実績のある?石原氏を選ぶのか、それとも他の候補が選ばれるのか要注目です。


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