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尾鷲市:奥田市長が失職 不信任案を再可決

2009-06-22 13:21:41 | Weblog
尾鷲市:奥田市長が失職 不信任案を再可決 2009年6月20日 毎日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090620k0000m010091000c.html
 三重県尾鷲市議会(定数16)は19日、5月の出直し市議選後初の臨時会を開き、奥田尚佳市長(41)の不信任決議案を賛成14、反対2で再可決した。地方自治法の規定で奥田市長は自動失職し、閉会後の記者会見で50日以内に行われる出直し市長選への出馬を正式表明した。
 不信任案を提出した田中勲議員は「議会解散で政治空白を作り、市政は大きく混迷した。責任は極めて重大」と提案理由を説明し、奥田市長を批判した。市長は会見で「覚悟していたが、もっと時間があれば市を良い状態にできたと思うので残念だ。もう1回挑戦していこうと思う」と出馬を表明した。選挙戦では、市議会定数を10へ削減することなどを訴えるとしている。
 奥田市長は08年3月、現職を破り、40歳で初当選した。だが就任直後から、議案の事前説明の有無などを巡り議会と対立。今年1月、市長が税理士法違反容疑で書類送検され、3月に罰金50万円の略式命令を受けると、市議会は4月20日に不信任案を賛成14、反対1で可決。奥田氏は対抗して議会を解散した。
 出直し市長選には▽前市議、村田幸隆氏(60)▽輸入販売業、榎本順一氏(59)▽元県職員、岩田昭人氏(59)--の3人も立候補の意思を示している。


 三重県尾鷲市の市長選挙といえば、昨年の3月23日に、大接戦の末 6470票を獲得した奥田尚佳氏が当時の現職で2期8年市長を務め6227票を獲得した伊藤允久(まさひさ)氏を破り初当選したものの、その後市長でありながら兼業が禁止されている税理士業務を続けていた事実が発覚し、また議会との対立も高まり、結局不信任案が再可決され、自動失職が決まってしまったようですね…。
 ちなみに、前市長の伊藤允久氏は昨年4月に胸部に腫瘍ができて緊急入院したという経緯もあり今回は出馬を見送るようですが、出直し選挙戦は、この奥田市長に加えて3新人も立候補するようで、人口2万人あまりの小さな町は騒がしくなりそう…。
 昨年の3月にまだ40代前半の若い市長が誕生した時は、随分期待したものですが、非常に残念な結果になってしまったと思います。


2 コメント

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Unknown (小さな町の住民)
2009-06-26 00:11:27
正直、期待が大きかっただけに落胆も倍増です 
税理士法違反がどうこう以前に、奥田氏の人間性を疑うような言動による波紋が大きくなりすぎました。
自分の思うようなならないと市職員を恫喝、左遷は当たり前。
支持者以外の人の意見にはまったく耳を貸さず、市長選で応援してくれた支持者も次々と離れるありさま。
ありとあらゆるところで確執を生み出す天才です。
自身に耳障りな意見はすべて批判し、それをひっくるめて悪意だと思いこむのですから始末に負えません。
話し合いとか、調整することは彼の中では「談合」なのです。
これでは支えてくれる人がいなくなるのは当然でしょう。

勝手な思い込みでしょうけど阿久根市長に勇気づけられたようで、再出馬されるです。
他の候補者で特に支持する人も見あたりませんが、悲劇が繰り返されぬようただ祈るばかりです 

…ところで、わかる範囲でご教授願いたいのですが。
税理士法違反で書類送検された場合って、今後税理士としての仕事はできるんですか?
(何年か業務停止とかあるのかな)

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水面下 (コナン)
2009-06-22 21:23:08
ほとんどの人は水面下での出来事を知らない。彼は官
製談合を暴いてしまった。警視庁は談合のバックが暴
力団であるために、議員たちも脅えている。暴力団絡
みが厄介で黙認しているようなところがあるようだ。
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