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え? 中国でもユニバレ恐れ?

2012-05-07 08:27:32 | Weblog
中国人がユニクロ離れ 理由は「ユニバレを恐れて」!?- 2012年5月2日 日刊SPA!
http://news.infoseek.co.jp/article/spa_20120502_00200165
 2012年2月の中間連結決算で過去最高の売り上げを更新する一方、グローバル戦略を加速させているユニクロ。そんな同社が、最も重要視している市場の一つが中国だ。柳井正会長兼社長自ら「2020年までに中国で1000店舗、売り上げ1兆円」という目標を掲げてから2年あまり、大都市ではたしかにユニクロの店舗を見かけることも多くなった。しかし、実際のところ中国での評判はどうなのか。深セン市に8店舗あるうちのひとつを訪れてみたのだが……。
 人でごった返す広東省最大の電気街の地下に、2009年5月にオープンした「華強北茂業店」はあった。地元の百貨店の一角、文句無しの一等地である。しかし、その日は土曜日の昼間だというのに、地上とはうってかわって人影もまばら。中年と思しき男女が一組、靴下を選んでいるだけだった。
 世界最大となる銀座店が3月にオープンした際には最高2時間待ちを記録したユニクロだが、ここでは閑古鳥が鳴いている。なぜ、このような状況なのか。現地に駐在する日本人男性に聞いてみたところ、かつてユニクロが日本で経験した現象が広がっているからだという。
「ユニクロの服を着ていると、『それユニクロでしょ?』ってすぐに言われるんです。上陸当初の2、3年前までは『メイド・イン・ジャパン』ということで注目されていましたが、今や国内に100店舗以上あるし、ネットでも買える『ベタな服』。購買力がついてきて、オシャレに目覚め始めた都市部の中国人の若者にとっては、着るのも恥ずかしいという感覚が芽生えている。僕は冬にカッコつけた若者が集うクラブにウルトラ・ライトダウンを着ていったら、周囲からヒソヒソ笑われましたよ」
 今や中国人でさえ、いわゆる『ユニバレ』を恐れ、ユニクロ製品を敬遠しているというのだ。さらに現地の日本人留学生もこう話す。
「バブル真っ只中の中国ではファストファッションは流行らない。こっちでイケてるファッションは、やはりヴェルサーチやアルマーニのロゴが大書きされたようなベタな服ですよ。パチモンではない、工場の横流し品がユニクロ以下の値段で売っている状況ですから、若者はわざわざ安物イメージのあるユニクロなんか買わない」
 柳井氏が掲げる中国1000店の目標へは道半ばだが、すでに一部の中国人からは飽きられているようだ。




 う~ん。日本でもユニクロが普及してきた当初&まだDCブランドが健在だった時代にユニクロの服を愛用する方を揶揄する「ユニクロ君」という言葉が流行(今は一定の品質が確保されるなら、安さを取るという方の方が過半でしょう)したことがあったのですが、中国はこちらでも日本を後追いしているんですね…(苦笑
 日本人と比べるとメンツに拘る傾向が強い中国人がユニクロや無印良品を受け入れること自体少々意外だったのですが、いずれ経済成長率が低位安定していく時代になると中国もやはり日本と同じ傾向になるのか。それとも中国流のメンツが邪魔をしてユニバレの風潮が続くのか。
 ファッション業界に従事している人にとっては決して他人事ではない問題だと思いますが、ある意味とても興味深い現象だと思います。


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