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13日のアジア株は中国・豪州反落 フィリピン上昇 韓国は横ばい

2012-09-14 06:27:11 | Weblog
中国・香港株式市場・大引け=反落、上海は銀行株が押し下げ 2012年09月13日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK089403220120913
 13日の中国株式市場は反落した。中国当局が銀行に対しインフラプロジェクト向け融資の拡大を指示したと伝えられたことを受け、銀行株が売られた。
 上海総合指数の終値は16.175ポイント(0.76%)安の2110.379。
 大型株中心で深セン上場銘柄を含む滬深300指数は21.61ポイント(0.93%)安の2298.46。
 中国当局が銀行に鉄道、道路、低価格住宅建設向けの融資拡大を指示したとの報道を受け、銀行の不良債権が拡大する恐れがあるとの懸念から銀行株が売られ、中国銀行は香港市場で0.4%、上海市場では0.7%下落した。
 上海市場の三一重工、深セン市場に上場する中聯重科など重機株も売られ、それぞれ3.1%、2.9%下落した。
 香港株式市場も6営業日ぶりに反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、商いは薄い状態となっている。
 ハンセン指数の終値は27.76ポイント(0.14%)安の2万0047.63。
 ハンセン中国企業株指数(H株指数)は8.25ポイント(0.09%)安の9480.27で引けた。
 米アップルが新型スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」を発表したことを受け、アイフォーンを扱っていない中国移動(チャイナ・モバイル)が1.3%下落。
 競合の中国連合通信(香港)(チャイナ・ユニコム)と中国電信(チャイナテレコム)はともに上昇した。
 新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ)は0.8%上昇し、3月26日以来の高値水準で取引を終了。取引終了後に通期(6月終了)の業績発表を控えている。同社は年初来で10%上昇している。

台湾株式市場・大引け=5日続伸、米アップル関連株はまちまち  2012年09月13日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK089390220120913
 13日の台湾株式市場は5営業日続伸。加権指数は4カ月ぶりの高値となった前日終値からさらに8.35ポイント(0.1%)高い7578.80で引けた。
 米アップルが新型スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」を発表したものの、主要サプライヤー株はまちまちとなった。このうち、パソコン(PC)受託メーカー、和碩聯合科技(ペガトロン)は2.6%高、電子機器受託製造(EMS)世界最大手の鴻海精密工業はいったん上昇したものの、終値は横ばいだった。タッチパネル大手の勝華科技(ウィンテック)は1%安、携帯電話カメラのレンズなどを供給する大立光電は0.9%安。
 液晶パネル世界4位の友達光電(AUO)は4.4%安。米国政府は裁判所に対し、液晶パネルの価格操作をめぐり友達光電に10億ドルの罰金を科すよう求めた。

台湾の格付けを「A+/AA―」に据え置き、見通しは安定的 2012年09月13日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK089408020120913
 格付け機関のフィッチ・レーティングスは13日、台湾の長期発行体デフォルト格付け(IDR)について、外貨建てを「A+」、現地通貨建てを「AA―」に据え置いた。格付け見通しは「安定的」。
 また、短期外貨建てIDRは「F1」、カントリーシーリングは「AA」で据え置いた。
 フィッチは、台湾の純対外債権(ソブリン、銀行、ノンバンクセクター)は、「A」および「AA」の格付けを持つ国の中で最も高水準の部類に入り、外貨準備(金を含む)は2012年末に、対外支払額の13.9カ月分に相当する4254億米ドルに達する見通しだと指摘。
 また、経済成長は格付けが「A」ランクの国の中ではやや不安定だが、経済の力強いトレンドは格付けにとって強みだとの認識を示した。

シドニー株式市場・大引け=反落、米FOMCの結果待ち 2012年09月13日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK823301320120913
 13日のシドニー株式市場の株価は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで薄商いとなる中を反落した。
 S&P/ASX200指数は直近のデータで前日終値比22ポイント(0.5%)安の4339.4で終了した。出来高は平均を約20%下回った。
 エコノミストの多くは、米連邦準備理事会(FRB)が同日まで開催されるFOMCで追加量的緩和(QE3)に踏み切ると予想している。
 CMCマーケッツのトレーダー、ベン・テイラー氏は「(FRBが表明すると予想される)国債買い入れ策が予想よりも小規模にとどまるリスクがある。そうなればリスク資産が急落し、オーストラリアの資源株が大きな被害を受けることになる」と指摘した。
 鉄鉱石大手フォーテスキュー・メタルズは14%安。豪紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューは、フォーテスキューが融資団に対し、来年の債務減免を要請したと報じていた。
 百貨店大手マイヤー・ホールディングス株は乱高下した。同社が発表した下半期決算は事前予想ほど悪化しなかったものの、厳しい小売りの環境を背景に先行きは不透明だとして業績見通しを示さなかった。このため、同社株は一時6週間ぶりの安値まで下落。ただその後はやや持ち直し、終値は1%安の1.825豪ドルだった。同業のデービッド・ジョーンズは2%安の2.35豪ドル。

ソウル株式市場・大引け=横ばい、サムスン電子やLG電子が上昇 2012年09月13日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK823303320120913
 13日のソウル株式市場は横ばいで取引を終えた。量的緩和第3弾(QE3)に踏み切る可能性があるとみられている米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、慎重ムードが広がっている。
 総合株価指数(KOSPI)は0.66ポイント(0.03%)高の1950.69。
 出来高は9億6900万株で、約10年ぶりの高水準に達した。大宇証券のアナリスト、Kim Hak-kyun氏は「商いの活発さは、米連邦準備理事会(FRB)の決定やその効果に対する見方が投資家の間で食い違っていることを示している可能性がある」と述べた。
 韓国中央銀行はこの日、市場の予想に反して政策金利を据え置いた。ユーロ圏の国債購入プログラムの効果を見極める構えだ。
 米アップルが発表したスマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)「iPhone5(アイフォーン5)」に対する投資家の評価がさほど高くなかったことから、ライバルのサムスン電子が0.54%上昇。LG電子も2.49%上昇した。
 一方、アップルに液晶パネルを納入しているLGディスプレーは1.99%下落した。メモリーチップを供給するSKハイニックスも1.58%下げている。
 NHインベストメント&セキュリティーズのアナリスト、Lee Sun-tae氏は「アイフォーン5は面白くなく、魅力がない。この様な端末を発表したアップルは不幸だが、他のスマホメーカーにとっても良いニュースではない」と指摘。斬新さの欠如によりスマホが汎用品化され、メーカーが販促により多くの費用を投じざるを得なくなるため、利益率が低下するとの見方を示した。

韓国中銀、予想外に政策金利を3.00%に据え置き 2012年09月13日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK823264320120913
 韓国中央銀行は13日、政策金利を3.00%に据え置いた。市場では25ベーシスポイント(bp)の引き下げが予想されていた。政府が発表した景気刺激策の影響と欧州の債務危機解決への取り組みの効果を見極める考え。
 金仲秀(キム・ジュンス)総裁は、記者会見で「金融政策への反応を極めて柔軟に受け取めている。国内外の経済状況を考慮し、金融政策を適宜に実施していく」と述べた。
 ロイターがアナリスト21人を対象に行った調査では、18人が25bpの利下げを予想していた。中銀は7月に2009年2月以来の利下げを実施、8月は据え置きだった。
 アナリストの多くは、9月ではなくてもいずれ追加利下げがあり、その後年内は欧州の状況などを見ながら据え置かれると予想している。
 韓国政府は先に、52億ドル規模の景気刺激策を発表。だがエコノミストの多くは12月の大統領選挙を前にした「飾り付け」と否定的な見方を示している。
 7─8月の輸出は前年同期比7.6%減少し、0.8%減だった第2・四半期から減少ペースが加速した。中銀は7月、2012年の国内総生産(GDP)成長率を従来の3.5%から3%に下方修正したが、10月の経済見通しの修正では、さらに引き下げることが広く見込まれている。
 クレディ・アグリコルのシニアストラテジスト、Frances Cheung氏は「内需と外需が共に弱く、インフレ圧力が抑えられている中で、据え置きの強い根拠が見つからない」と指摘。成長へのダウンサイドリスクを減らすことを望むのであれば、10月には政策金利を引き下げるべきとしている。

フィリピン中銀、翌日物借入金利を3.75%に据え置き 市場予想通り 2012年09月13日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK823307120120913
 フィリピン中央銀行は13日、主要政策金利である翌日物借入金利を3.75%に据え置くことを決定した。据え置きは市場の予想通り。
 ロイターが実施したエコノミスト調査によると、中銀は10─12月の間に、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げると見込まれている。

インドネシア中銀、政策金利を5.75%に据え置き 2012年09月13日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPT9E8J909Z20120913
 インドネシア中銀は13日、政策金利のBIレートを過去最低水準の5.75%に据え置くと決定した。政策金利の据え置きは市場の予想通りだった。



 13日のアジア株式市場ですが、中国上海は総合とA株が0.76%安・B株が0.60%安、深センも総合が1.42%安・A株が1.43%安・B株が0.56%安と反落した他、オーストラリアASXが0.53%安、香港ハンセンは0.14%安、インドネシアは0.08%安、
 一方、フィリピンが0.64%高、パキスタンは0.18%高、台湾は0.11%高、韓国は0.03%高、シンガポールは0.02%高でした。


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