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国勢調査、未回収世帯2.6倍の210万に

2006-06-01 00:44:28 | Weblog
国勢調査、未回収世帯2.6倍の210万に 2006年5月31日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060530AT1G3002930052006.html
 総務省は30日、昨年10月に実施した国勢調査で調査票を回収できなかった世帯が約210万世帯(4.4%)にのぼったと発表した。前回の2000年調査での約81万世帯、1.7%に比べ、約2.6倍に急増。個人情報の保護意識の高まりなどで調査が難しくなっていることが改めて裏付けられた。(中略)
 国勢調査の未回収率を都道府県別にみると、東京が13.3%と飛び抜けて高く、宮城(6.8%)、沖縄(6.6%)、京都と福岡(いずれも6.1%)、大阪(5.4%)、愛知(5.0%)の計7都府県で全国平均を上回った。
 総務省は「オートロックマンションが多いなど大都市ほど数値が高い」と説明。最も低かったのは群馬と島根の1.0%だった。


 私自身も国勢調査の調査項目の一部に、何故こんなことまで答えなくてはいけないのかと疑問を感じる項目がありました(例えば配偶者の有無、1週間に仕事をした時間等)し、1人住まいの多い都心部で未回収率が高かったのもある意味納得がいきます。
 国勢調査の仕組みや問題点についてはウィキペディアが詳しい
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%8B%A2%E8%AA%BF%E6%9F%BB)
ので、詳細には触れませんが、町内のつながりが薄れた現代では調査員が配布・回収する仕組み自体 時代遅れになっているのかもしれませんね。
 アパートについては郵送で記入&送付を依頼したり、プライバシーに関わる項目は最初から質問項目に入れない等、(データーの連続性からは問題もありますが)時代に合わせて質問項目も変えていく等の柔軟な運用がなされない限り、回収率は下がる一方のような気がします。

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