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神奈川大和市長選 大木哲4選

2019-04-23 19:58:33 | Weblog
大和市長選、大木氏4選 自身規定の「多選自粛」批判退け 2019年4月22日 神奈川新聞掲載記事
大和市長選 大木氏4回目の当選 2019年4月22日 NHKオンライン
★神奈川県大和市 市長選挙結果
当 43959票(得票率61.1%) 大木哲 70 無現 市長
  27954票(得票率38.9%) 二見健介 41 無新(元)市会副議長

 神奈川県大和市は、県のほぼ中央に位置する人口約23.6万人程の市で、市長選は2007年5月から3期12年現職を務め4期目を目指す70歳の大木哲氏に元市議で41歳の二見健介氏が挑みましたが、
 「健康都市」の形成の継続を主張。少子高齢化に直面する中で、認知症対策や市民の居場所づくりなどに力を入れるとする。公園の整備や公共施設のトイレの美化も唱える。同条例の理念に反して出馬することについては「最終的には有権者の判断」との姿勢を示すと語った大木哲氏が6割強の43959票を獲得して
 「権力の集中で独裁的な市政運営に陥っている」と、現職の多選の弊害を指摘。「努力規定でも条例を守るのは当たり前」と主張。政策面では、財政の健全化や他自治体との広域連携、中学、高校生の英語力強化、子育て、高齢者支援の充実などを掲げて27954票を獲得した二見健介氏 に2倍半の差をつけて4選を決めました。
 初当選後に市長任期を連続3期までとする努力義務条例をつくりながら、4選出馬する現職の「多選」の是非が最大の争点になりましたが多選も目指すのもさながら、現職と対抗候補の29歳の年齢差という意味でもどうなるかな…と注目していましたが、新人は及ばず。
 多選のうんぬんはともかく、4年後は後継者の育成も意識した市政運営と後継者の育成の双方が求められることになりそうです。


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