日経平均続伸、終値169円高の1万2090円 2008年9月22日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080922NTE2INK0922092008.html
22日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。大引けは前週末比169円73銭(1.42%)高の1万2090円59銭だった。12日以来、ほぼ1週間ぶりに1万2000円台を回復した。不良資産の買い取りや金融株の空売りの一時禁止措置など米政府の総合金融安定化対策の取り組みが金融システム不安でリスク回避に動いていた投資家心理の好転につながり、三菱UFJやみずほFG、野村といった金融株が買われた。一時は上げ幅が300円を超え、米証券大手リーマン・ブラザーズが経営破綻する直前の水準まで戻ったが、対策の実効性や法案可決の可能性に慎重な見方が出て、朝方の買い一巡はやや伸び悩んだ。
東証1部の売買代金は概算で2兆2519億円(速報ベース)だった。
アジア株伸び悩み ハンセン指数など一時下落 上海は大幅続伸 2008年9月22日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080922AT2M2201222092008.html
22日のアジア株式市場で、主要株価指数は続伸ながら上値が重い。香港ハンセン指数、シンガポールST指数は一時、前週末比に比べて下落した。一時2.3%上昇した韓国総合指数も下落率を縮めている。米政府の金融安定化策の効果への懸念が浮上し、慎重論が広がっている。
一方、外資の流入を制限している中国の上海総合指数は大幅に続伸。6.4%高い2207.484で午前の取引を終えた。中国政府の相場支援策により急騰した前週末の流れを引き継いでいる。
自民総裁に麻生氏=新首相、24日指名-351票で圧勝・自民党総裁選 2008年9月22日 時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2008092200432
自民党総裁選は22日午後、党本部で開かれた両院議員総会で、党所属国会議員と各都道府県連代表による投票が行われ、麻生太郎幹事長(68)を第23代総裁に選出した。麻生氏は他の4候補を大差で破った。麻生氏の任期は、退陣する福田康夫首相の残任期間である2009年9月まで。福田内閣は24日に総辞職し、麻生氏は同日召集の臨時国会で第92代、59人目の首相に指名され、同日中に新内閣を発足させる考えだ。
総裁選は、国会議員票386票と地方票141票(都道府県連に各3票)の計527票で争われた。得票は麻生氏が351票、与謝野馨経済財政担当相(70)66票、小池百合子元防衛相(56)46票、石原伸晃元政調会長(51)37票、石破茂前防衛相(51)25票だった。無効は2票。
国会は29日に新首相の所信表明演説、10月1日から3日まで衆参両院で各党の代表質問を行う。麻生氏は2008年度補正予算案成立が最優先としているが、民主党との協議が不調に終われば早期の衆院解散・総選挙に踏み切る構えだ。自民党は10月14日公示-26日投開票の日程で調整している。
麻生氏にとって、衆院選で公明党と合わせて過半数を確保できるかどうかが最大の課題となる。また、米証券大手の経営破綻(はたん)に伴う金融不安や事故米の不正転売、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)見直しを含む年金問題などへの対応も厳しく問われる。
総裁選では、景気対策重視を打ち出した麻生氏が議員票、地方票とも幅広い支持を集めて圧勝した。衆院選の「顔」としての人気に加え、各議員の「勝ち馬」心理も働き、大勝に拍車を掛けた。与謝野氏ら他の4候補もそれぞれ独自色をアピールしたが、候補者乱立で得票が分散したのが響いた。
福田首相の後継を選ぶ首相指名選挙は24日、衆参両院本会議で行われる。衆院では与党が多数を占めており、麻生氏が指名される。しかし、野党が過半数を占める参院では民主党の小沢一郎代表が指名される見通し。このため、両院協議会を経て、衆院の指名が優先される憲法の規定に基づき麻生氏が新首相に選ばれる。
22日の日経平均は、先週末のNYダウが、米政府の総合金融安定化策を好感して368ドルの大幅上昇となった流れを受けて、朝方こそ一時先週末比343円高い12263円95銭まで上昇したものの、その後は対策の実効性や法案可決の可能性に慎重な見方が出たことや、中国を除いたアジア市場も伸び悩んだことを嫌気してじり安な展開となり、結局大引けは前週末比169円73銭高い1万2090円59銭で終了。ほぼ1週間振りの1万2000円台回復とはいえ、今後の株価の展開に不安を残す終わり方で終了しました。
ちなみに、麻生氏の総裁選出は既に株価に織り込み済みで材料視さえもされていなかったようですね…(汗
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080922NTE2INK0922092008.html
22日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。大引けは前週末比169円73銭(1.42%)高の1万2090円59銭だった。12日以来、ほぼ1週間ぶりに1万2000円台を回復した。不良資産の買い取りや金融株の空売りの一時禁止措置など米政府の総合金融安定化対策の取り組みが金融システム不安でリスク回避に動いていた投資家心理の好転につながり、三菱UFJやみずほFG、野村といった金融株が買われた。一時は上げ幅が300円を超え、米証券大手リーマン・ブラザーズが経営破綻する直前の水準まで戻ったが、対策の実効性や法案可決の可能性に慎重な見方が出て、朝方の買い一巡はやや伸び悩んだ。
東証1部の売買代金は概算で2兆2519億円(速報ベース)だった。
アジア株伸び悩み ハンセン指数など一時下落 上海は大幅続伸 2008年9月22日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080922AT2M2201222092008.html
22日のアジア株式市場で、主要株価指数は続伸ながら上値が重い。香港ハンセン指数、シンガポールST指数は一時、前週末比に比べて下落した。一時2.3%上昇した韓国総合指数も下落率を縮めている。米政府の金融安定化策の効果への懸念が浮上し、慎重論が広がっている。
一方、外資の流入を制限している中国の上海総合指数は大幅に続伸。6.4%高い2207.484で午前の取引を終えた。中国政府の相場支援策により急騰した前週末の流れを引き継いでいる。
自民総裁に麻生氏=新首相、24日指名-351票で圧勝・自民党総裁選 2008年9月22日 時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2008092200432
自民党総裁選は22日午後、党本部で開かれた両院議員総会で、党所属国会議員と各都道府県連代表による投票が行われ、麻生太郎幹事長(68)を第23代総裁に選出した。麻生氏は他の4候補を大差で破った。麻生氏の任期は、退陣する福田康夫首相の残任期間である2009年9月まで。福田内閣は24日に総辞職し、麻生氏は同日召集の臨時国会で第92代、59人目の首相に指名され、同日中に新内閣を発足させる考えだ。
総裁選は、国会議員票386票と地方票141票(都道府県連に各3票)の計527票で争われた。得票は麻生氏が351票、与謝野馨経済財政担当相(70)66票、小池百合子元防衛相(56)46票、石原伸晃元政調会長(51)37票、石破茂前防衛相(51)25票だった。無効は2票。
国会は29日に新首相の所信表明演説、10月1日から3日まで衆参両院で各党の代表質問を行う。麻生氏は2008年度補正予算案成立が最優先としているが、民主党との協議が不調に終われば早期の衆院解散・総選挙に踏み切る構えだ。自民党は10月14日公示-26日投開票の日程で調整している。
麻生氏にとって、衆院選で公明党と合わせて過半数を確保できるかどうかが最大の課題となる。また、米証券大手の経営破綻(はたん)に伴う金融不安や事故米の不正転売、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)見直しを含む年金問題などへの対応も厳しく問われる。
総裁選では、景気対策重視を打ち出した麻生氏が議員票、地方票とも幅広い支持を集めて圧勝した。衆院選の「顔」としての人気に加え、各議員の「勝ち馬」心理も働き、大勝に拍車を掛けた。与謝野氏ら他の4候補もそれぞれ独自色をアピールしたが、候補者乱立で得票が分散したのが響いた。
福田首相の後継を選ぶ首相指名選挙は24日、衆参両院本会議で行われる。衆院では与党が多数を占めており、麻生氏が指名される。しかし、野党が過半数を占める参院では民主党の小沢一郎代表が指名される見通し。このため、両院協議会を経て、衆院の指名が優先される憲法の規定に基づき麻生氏が新首相に選ばれる。
22日の日経平均は、先週末のNYダウが、米政府の総合金融安定化策を好感して368ドルの大幅上昇となった流れを受けて、朝方こそ一時先週末比343円高い12263円95銭まで上昇したものの、その後は対策の実効性や法案可決の可能性に慎重な見方が出たことや、中国を除いたアジア市場も伸び悩んだことを嫌気してじり安な展開となり、結局大引けは前週末比169円73銭高い1万2090円59銭で終了。ほぼ1週間振りの1万2000円台回復とはいえ、今後の株価の展開に不安を残す終わり方で終了しました。
ちなみに、麻生氏の総裁選出は既に株価に織り込み済みで材料視さえもされていなかったようですね…(汗
上海株続伸、7.8%高 2週間ぶり2200台 2008年9月22日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080922AT3L2204K22092008.html
22日の中国株式市場で上海株式相場は大幅に続伸。上海総合指数は前週末比161.319ポイント(7.77%)高の2236.410と、5日以来約2週間ぶりに2200台を回復した。上場企業の自社株買い規制緩和の方針が伝わり、中国当局の株価対策を受けて急伸した前週末19日の強い地合いが続いた。銀行株を中心に幅広い銘柄が上昇。総合指数は朝方に上昇率を9%超まで広げる場面もあった。
上場企業の自社株買い規制について中国証券監督管理委員会(証監会、CSRC)は21日、事前承認制の撤廃などを盛り込んだ草案を発表した。株式売買での印紙税の一部免除などと合わせて「当局の相場支援策」と受け止められ、投資家の買い安心感を誘った。
中国国有投資会社による株式買い増し対象となった中国銀行、中国工商銀行、中国建設銀行は軒並み値幅制限の上限(ストップ高、一部銘柄を除き10%高)で推移。つれて中堅銀行株も堅調だった。