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「相鉄ローゼン」干物や刺し身の消費・賞味期限を偽装

2008-09-11 15:42:00 | Weblog
「相鉄ローゼン」干物や刺し身の消費・賞味期限を偽装 2008年9月9日
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080115-899579/news/20080909-OYT1T00385.htm
産経夕刊 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080909/crm0809091922046-n1.htm
朝日夕刊 http://www.asahi.com/national/update/0910/TKY200809090362.html
 神奈川県と関東農政局は9日午前、スーパー「相鉄ローゼン」の「富水(とみず)店」(同県小田原市新屋)で、消費期限や賞味期限が切れた干物や刺し身の表示を書き換えるなどして販売していたとして、食品衛生法違反や日本農林規格(JAS)法違反の疑いで、店舗の立ち入り調査を始めた。
 相鉄ローゼンによると、同店の鮮魚売り場は、横浜市旭区の鮮魚販売会社「三光フーズ」(松澤貞三社長)に業務委託をしている。
 三光フーズは今年7月までに、消費期限が切れた干物などの期限を書き換えて再販売。消費期限が切れた甘エビやホタテの単品の刺し身を「盛り合わせ」にしたり、同様のマグロをあぶって「炙(あぶ)りマグロ」としたりして出していた。また、賞味期限切れの「厚焼き玉子」を半分に切るなどして偽装し、販売していたという。
 相鉄ローゼンの社内調査によると、鮮魚売り場では、偽装行為を「巻き直し」「リパック」と呼んでおり、再販売するか、においや色の変化で判断していた。



 刺身の賞味期限の偽装といえば、昨年の10月にダイエー南行徳店で販売されたすしのネタが、賞味期限切れだったことが発覚して大騒ぎになったというのに、他にもこのような愚かな行為を行っているスーパーがあったんですね…(吃驚
 ちなみに改ざん行為は3年前から行われていたようで、「当時の売り場責任者が廃棄するのはもったいないと判断してやっていた」と相鉄ローゼン側からの説明がありましたが、船場吉兆は全く同じような言い訳をしたあげく、会社が解散にまで追い込まれたというのに、この危機感のなさは一体何なんでしょう…???
 勿体無いと思うならば、従業員がお持ち帰りすればいい(それとも、最近は処分品の管理がうるさくなっているのでしょうか…。)だけのことでしょうし、私などはいくら値引きシールが張られていても、お刺身の色が少しでも悪くなっていたら絶対購入しませんが、火を通して炙りマグロにすればよいという問題でもありませんし、どうも最近はロス削減に夢中になるあまり、顧客のニーズを無視する本末転倒な不祥事が続出しているという印象をどうしても持ってしまいます。


1 コメント

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チーフでした (元従業員)
2008-09-16 06:16:29
三光フーズゎもっと偽装やらなんやらしてましたよ〓
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