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長野県南箕輪村の人口 1.55万人に

2018-11-24 09:34:27 | Weblog
子育て世代転入か、村誕生以来最多の人口に 2018年11月24日 読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181123-OYT1T50074.html

 この南箕輪村。東西に大きく2つの飛び地(なんでも130年以上も飛び地なままの同じ村域らしいです)になっている信州大学農学部のキャンパスがある村だそうですが、2015年の時点でも15063人と15000人を超え今月21日時点で15502人になったようです。
 まあ県都のベットタウンで人口上昇が続いているケースはまま見かけるものの、この村が興味深いのは県都の長野市や県2番目の人口規模の松本市と隣接しているわけではなく、立地的には伊那市と人口2.5万人程の箕輪町(この地域でも2010年過ぎまでは人口が増加していました)に挟まれる形で位置していている(JR飯田線は北殿駅と田畑駅があります) ということ。
 村地域づくり推進課は「近隣市町村よりいち早く取り組んだ保育料の引き下げや子どもの医療費無料化などの施策がかみ合った結果」と分析していますが、地図を眺めているだけではわからないこともあるものだな…と思うと共に、日本全体が人口減少局面にある中、どう差別化を図り自治体として生き残っていくのかのヒントも多く示唆されている事例ではないかと思います。


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