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茨城筑西市長選は須藤氏が初当選 現職吉沢氏敗れる

2013-04-15 06:02:14 | Weblog
須藤氏が初当選 吉沢氏再選ならず 2013年04月15日 茨城
http://ibarakinews.jp/main/image/20130414gougai-chikusei.pdf
 任期満了に伴う筑西市長選と同市議補選(欠員2)は14日、市内55カ所で投票が行われ、即日開票の結果、市長選は新人で元市議の須藤茂氏(61)=無所属=が、再選を目指した現職の吉沢範夫氏(49)=同=を破り、初当選を果たした。自民推薦に加え、真壁医師会も推薦する圧倒的な布陣で現職を下した。
 有権者数は8万8391人、市長選の投票率は63.00%だった。
 須藤氏は、自民推薦を受け、新中核病院問題が争点となる中で地元真壁医師会の推薦も受けた。市議会も筑政会や新政会のほか、共産、公明の市議なども応援する圧倒的な布陣。旧下館市を中心に、旧関城、明野、協和町にも支持を拡大していった。丹羽雄哉衆院議員の秘書を20年間務めた実績をもとに、新中核病院の実現を訴え、スピカビルの本庁舎移転も含めた活用策や企業誘致課の新設など、市活性化の公約を訴えたことが評価された。
 吉沢氏は、1期4年の実績を訴えた。旧3町では支持を拡大していたが、旧下館市では及ばなかった。
 当選の一報を受けた須藤氏は、同市二木成の選挙事務所で大勢の支持者に囲まれ、「皆さんのお陰」と初当選を喜んだ。

★茨城県筑西市 市長選挙結果
当 須藤茂  35607
  吉沢範夫 19495


 茨城県筑西(ちくせい)市は、栃木県と県境を接する2005年3月に下館市と関城町・明野町・協和町が新設合併して誕生した人口約10.7万人の市で、市長選は4年前の前回選挙選で当時の現職冨山省三氏を破り初当選・2期目を目指す現職で49歳の吉沢範夫氏に自民が推薦する61歳の須藤茂氏が挑みましたが、
 新中核病院問題について「筑西、桜川両市議会とじっくり話し合えば必ず(解決が)できる」と強調。「救急車が行ったら100%引き受ける病院を作りたい」と訴えると共に再開発ビル「スピカ」を巡っては、「市は評価額を下回る額で売却しようとした。税金を自分のお金のごとく使っている」と吉沢市政を痛烈に批判した須藤茂氏が35607票を獲得して、
 筑西市民病院と桜川市の県西総合病院の二つの公立病院を統合して高度医療機関の建設を目指す新中核病院建設問題について、「筑西も桜川も(市長支持の市議が少ない)ねじれがあり、新中核病院問題が進んでいない。中田市長と手を組みながら実現に努力する」と訴えると共に、
「この地の将来を背負う子どもたちのため、教育環境を整える」と話し、市民の立場に立った市政実現を目指すと訴え19495票を獲得した現職吉沢範夫氏 に16112票の予想外の大差をつけて見事初当選を決めました。
 う~ん。市民の健康を守る中核病院問題という命に関わる問題だけに市民の関心も高かったものと思われますが、現職がここまで大差をつけて大敗するのは予想外でした。


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