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北朝鮮向け送金、中国が停止通達・国境の一部銀行に

2006-10-17 10:20:21 | Weblog
北朝鮮向け送金、中国が停止通達・国境の一部銀行に 2006年10月17日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20061017AT2M1601R16102006.html
 北朝鮮に接する中国・遼寧省丹東市の金融関係者によると、中国政府は北朝鮮への送金業務を停止するよう求める通達を同市と吉林省の一部銀行に出した。発令は13日付。「理由は明らかにされず、停止期間も不明」とされるが、国連安全保障理事会が北朝鮮への決議を採択するのを見越した措置との受け止め方が多い。
 14日午後(日本時間15日未明)に採択された制裁決議は、北朝鮮の核、大量破壊兵器、弾道ミサイル計画にかかわる団体・個人の金融資産の「即時凍結」を加盟国に義務付けた。丹東市と吉林省の延辺朝鮮族自治州は朝鮮族が多く、北朝鮮との商取引が活発。今回の送金停止措置には北朝鮮との間の資金の動きを精査する狙いがあるとの見方もある。


 最初は国連決議が出たから、早速動いたのかなと思いきや、どうやらその前に一部の地域・一部の銀行で北朝鮮向けの送金を停止するように通達が出ていたようで、中国がかなり今回の件で怒っている事がわかりますね。
 問題は中国がこれらの措置を全ての銀行で行うことができるかどうかですが、もし実際に全ての銀行で行い、それを一定期間継続することができるなら、北朝鮮にかなりの打撃を与える事が出来ますし、北朝鮮にとっては今回の件だけでもかなりの警告になったのではないかと思います。


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