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出産女性支援:試用事業所に奨励金 兵庫県が制度創設

2006-06-15 06:36:06 | Weblog
出産女性支援:試用事業所に奨励金 兵庫県が制度創設 2006年6月14日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060614k0000m040187000c.html
 兵庫県は、出産や子育てのため退職を余儀なくされた女性を試用した県内の事業所に、1人につき最高30万円の奨励金を支給する「ひょうご女性再就職奨励金」制度を創設した。深刻化する少子化に歯止めをかけることを目的にした全国初の試み。今月20日から受け付けを始める。
 1事業所につき5人までで、計100人を募る。女性は▽おおむね35歳~49歳の県内在住者▽県が指定する職業訓練を受講する--などが条件。不正受給防止のため、過去3年間に自社で雇用していた場合は対象外。
 事前に女性と事業主が同県経営者協会に登録し、協会が出産で退職したかどうかなどを審査。そのうえで、1人1カ月につき月額賃金の2分の1(上限10万円)を、最長3カ月の試用期間中に支給する。
 試用後に正規採用しなくても支給するが、人数が2人を超えた事業主は以後、対象から除外する。働くことが本当に可能かどうか女性自身に確認してもらう目的もあり、試用期間を設けず正規採用した場合は支給しない。
 同県少子対策課は「出産や育児で離職した女性への理解を深めてもらい、雇用の確保につなげたい」と話している。問い合わせは同課(078・362・4186)。


 兵庫県と言えば、これまでも、「事業所内小規模保育施設設置助成金」という、21世紀職業財団が行なっている「事業所内託児施設設置・運営コース(事業所内託児施設助成金)」の小型版といった県独自の助成金を行なっていますが、今度は女性が出産・子育てのためにやむを得ず退職した方を対象に、試用期間を設ける等、一定の要件を満たした場合に賃金の一部を補助する制度を設けるようです。

 兵庫県が県独自で行なっている「事業所内小規模保育施設設置助成金」の問合せ先はこちら⇒問合せ先 兵庫県健康生活部 少子局 少子対策課 しごと支援係 TEL078-341-7711(内線2876 2879)
PDFチラシ http://web.pref.hyogo.jp/shoushitaisaku/shigoto-shien/index/hoiku-chirashi.pdf
(*財団が行なっている方は乳幼児定員が10人以上、兵庫県が独自に実施しているものは乳幼児定員が3人以上10人未満のより小さい施設を対象としています。)

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