バンカメ:77%減益 サブプライムで損失 3月期 2008年4月22日
毎日 http://mainichi.jp/select/biz/news/20080422k0000m020135000c.html
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080421AT2M2103821042008.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080421-OYT1T00862.htm
産経 http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080421/fnc0804212237014-n1.htm
米金融大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が21日に発表した08年1~3月期決算は、低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題による金融市場の混乱を反映し、純利益が前年同期比77%減の12億1000万ドル(約1250億円)と大幅な減益となった。サブプライム問題に絡む評価損など計19億ドル(約1950億円)に加えて、住宅ローンなどに対する貸し倒れ引当金60億1000万ドルを計上、一般企業の売上高に当たる営業収益は6.3%減の170億ドルだった。
損失の内訳は、証券化商品などの評価損が14億7000万ドル、企業買収資金の融資に絡む損失が4億3900万ドルだった。また、不良債権化した住宅ローンや消費者向けローンなどの焦げ付きに備えて、貸し倒れ引当金60億1000万ドルを計上した。ケネス・ルイス最高経営責任者(CEO)は「住宅市場低迷の長期化と原油、食糧の高騰に伴う消費者向けローンの健全性に不安を抱いている」とサブプライム問題の広範囲への波及に懸念を表明した。
米国株小反落、24ドル安の1万2825ドル 2008年4月22日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080422NTE2INK0122042008.html
21日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに小反落。前週末比24ドル34セント安の1万2825ドル2セントで終えた。米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が市場予想を下回る決算を発表したことなどが嫌気され、金融株が軟調で相場の重しとなった。ただハイテク株は業績期待から買いが入り、ナスダック総合株価指数は5.07ポイント高の2408.04で終えた。
朝方発表のバンカメの1―3月期決算は純利益が前年同期比77%減少。1株利益が予想を下回ったこともあり、株価は2.5%安と軟調だった。減配と70億ドルの資本調達を発表した地銀大手ナショナル・シティが3割近く下落したこともあり、金融株は総じて売り優勢。業種別S&P500種株価指数(全10業種)で「金融」が下落率首位だった。
NY原油終値、初の117ドル台 2008年4月22日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080422-OYT1T00186.htm
21日のニューヨーク商業取引所の原油先物相場は続伸した。国際的な指標となるテキサス産軽質油(WTI)の5月渡し価格は、前週末比0・79ドル高の1バレル=117・48ドルで通常取引を終え、終値として初めて117ドル台に乗せた。
その後の時間外取引では一時、1バレル=117・83ドルまで上昇し、最高値を更新した。
石油輸出国機構(OPEC)が増産に消極的との見方が改めて広がり、需給の逼迫感から買いが優勢だった。
米エネルギー情報局(EIA)が21日発表した、全米のレギュラーガソリンの平均小売価格は前週比0・119ドル高の1ガロン(約3・8リットル)=3・508ドル(約360円)となり、過去最高を更新した。過去最高の更新は4週連続で、初めて1ガロンあたり3・5ドルを超えた。前年同期と比べると、約20%高い水準だ。
JPモルガンやシティグループは予想よりも業績が良かったようですが、バンクオブアメリカの業績は、純利益が前年同期比77%減少となるなど、予想よりも悪かったようですね。
正直、メリルリンチやシティグループなどの桁違いのサブプライム損失額の相次ぐ計上を見ていると、金銭感覚が麻痺してしまい、バンクオブアメリカの、サブプライム問題に絡む評価損などが計19億ドル(約1950億円)と言われても、いまいちピンと来ないのですが、この発表を受けて、NYダウは金融株を中心に下落して、21日の終値は前日比24ドル34セント安の1万2825ドル2セントで終了。
また、NY原油も一時117.83ドルまで上昇し、終値も117.48ドルの高値で取引を終了しました。
毎日 http://mainichi.jp/select/biz/news/20080422k0000m020135000c.html
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080421AT2M2103821042008.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080421-OYT1T00862.htm
産経 http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080421/fnc0804212237014-n1.htm
米金融大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が21日に発表した08年1~3月期決算は、低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題による金融市場の混乱を反映し、純利益が前年同期比77%減の12億1000万ドル(約1250億円)と大幅な減益となった。サブプライム問題に絡む評価損など計19億ドル(約1950億円)に加えて、住宅ローンなどに対する貸し倒れ引当金60億1000万ドルを計上、一般企業の売上高に当たる営業収益は6.3%減の170億ドルだった。
損失の内訳は、証券化商品などの評価損が14億7000万ドル、企業買収資金の融資に絡む損失が4億3900万ドルだった。また、不良債権化した住宅ローンや消費者向けローンなどの焦げ付きに備えて、貸し倒れ引当金60億1000万ドルを計上した。ケネス・ルイス最高経営責任者(CEO)は「住宅市場低迷の長期化と原油、食糧の高騰に伴う消費者向けローンの健全性に不安を抱いている」とサブプライム問題の広範囲への波及に懸念を表明した。
米国株小反落、24ドル安の1万2825ドル 2008年4月22日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080422NTE2INK0122042008.html
21日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに小反落。前週末比24ドル34セント安の1万2825ドル2セントで終えた。米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が市場予想を下回る決算を発表したことなどが嫌気され、金融株が軟調で相場の重しとなった。ただハイテク株は業績期待から買いが入り、ナスダック総合株価指数は5.07ポイント高の2408.04で終えた。
朝方発表のバンカメの1―3月期決算は純利益が前年同期比77%減少。1株利益が予想を下回ったこともあり、株価は2.5%安と軟調だった。減配と70億ドルの資本調達を発表した地銀大手ナショナル・シティが3割近く下落したこともあり、金融株は総じて売り優勢。業種別S&P500種株価指数(全10業種)で「金融」が下落率首位だった。
NY原油終値、初の117ドル台 2008年4月22日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080422-OYT1T00186.htm
21日のニューヨーク商業取引所の原油先物相場は続伸した。国際的な指標となるテキサス産軽質油(WTI)の5月渡し価格は、前週末比0・79ドル高の1バレル=117・48ドルで通常取引を終え、終値として初めて117ドル台に乗せた。
その後の時間外取引では一時、1バレル=117・83ドルまで上昇し、最高値を更新した。
石油輸出国機構(OPEC)が増産に消極的との見方が改めて広がり、需給の逼迫感から買いが優勢だった。
米エネルギー情報局(EIA)が21日発表した、全米のレギュラーガソリンの平均小売価格は前週比0・119ドル高の1ガロン(約3・8リットル)=3・508ドル(約360円)となり、過去最高を更新した。過去最高の更新は4週連続で、初めて1ガロンあたり3・5ドルを超えた。前年同期と比べると、約20%高い水準だ。
JPモルガンやシティグループは予想よりも業績が良かったようですが、バンクオブアメリカの業績は、純利益が前年同期比77%減少となるなど、予想よりも悪かったようですね。
正直、メリルリンチやシティグループなどの桁違いのサブプライム損失額の相次ぐ計上を見ていると、金銭感覚が麻痺してしまい、バンクオブアメリカの、サブプライム問題に絡む評価損などが計19億ドル(約1950億円)と言われても、いまいちピンと来ないのですが、この発表を受けて、NYダウは金融株を中心に下落して、21日の終値は前日比24ドル34セント安の1万2825ドル2セントで終了。
また、NY原油も一時117.83ドルまで上昇し、終値も117.48ドルの高値で取引を終了しました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます