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首相、年内衆院選の意向 来月16日、22日投票案

2012-11-13 09:10:41 | Weblog
首相、年内衆院選の意向 来月16日、22日投票案 2012年11月13日 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201211/CN2012111201002023.html
 野田佳彦首相は年内に衆院選を実施したいとの意向を関係者に伝えた。首相周辺が12日、明らかにした。22日までに衆院を解散し「12月16日投開票」とする日程を軸に検討。選挙の事務的な準備を考慮し「12月22日投開票」とする案も出ている。首相は12日、最大の懸案である衆院選挙制度改革で「1票の格差」是正のための小選挙区「0増5減」を先行させる可能性に言及した。民主党内には早期解散への強い異論があり、首相は情勢を見極めて最終判断する。
 首相は11日夜の輿石東民主党幹事長との会談で年内衆院選の意向を伝達。輿石氏は選挙情勢を懸念し慎重姿勢を示した。


 おおっ…(吃驚 
 自民党の安倍晋三総裁が「(総選挙は)12月16日、23日は天皇誕生日のため(クリスマスイブ)の24日もありうる」とテレビ番組で発言すれば、野田総理もすかさず、12月16日あるいは22日の投開票を主張する。尖閣諸島を巡る国有化宣言とその後の中国との関係悪化については多少頂けないところもあったものの、こういう潔いところは素直に評価できますね。
 12月23日の天皇誕生日の投開票は、感情論以前に3連休の中日にあたることから、実施したところで顰蹙を買って投票率も低迷するだけでしょうし、解散が来年になれば新党に対する政党助成金発生要件の問題も絡んでくる。
 そうなれば、どうせ実施が避けられないなら年末年始の休暇に向けて前倒しで仕事を進めている年末ぎりぎりではなく、早くやってくれた方が個別政党の応援などに駆り出される時期と仕事が忙しい時期を少しでもずらせて助かるのですが、国民の生活が第一代表の小沢さんに近い輿石氏は当然ながら消極的な反応。
 小沢氏に近い議員の猛反発と彼らを完全に敵に回す覚悟で12月16日投開票を本当に実現できたら野田総理を素直に見直すのですが、さてさてどうなることでしょうか。

 正直22日実施でも迷惑は迷惑ですが、3連休の初日なら期日前投票あるいは早朝に投票してそのままお出かけに出るなど投票率低迷対策という意味では23日や24日に実施されるよりはマシですし、今後の動向にいよいよ目が離せなくなってきました。


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