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終戦から63年、戦没者追悼式

2008-08-15 17:44:33 | Weblog
終戦から63年、戦没者追悼式 2008年8月15日 共同通信
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080815-OYT1T00369.htm
 63回目の終戦記念日を迎えた15日、政府主催の「全国戦没者追悼式」が、天皇、皇后両陛下をお迎えして、東京・千代田区の日本武道館で正午前から開かれた。
 戦没者の遺族や各界代表ら約5747人が参列し、第2次世界大戦で命を落とした約310万人(軍人・軍属約230万人と一般市民約80万人)の冥福を祈り、平和への誓いを新たにした。首相として初の出席となる福田首相は式辞で、これまでの追悼式を踏襲し、「多くの国々、とりわけアジアの諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えた」と述べ、「深い反省」と「哀悼の意」を表明した。
 参列者は正午の時報を合図に1分間の黙とうをささげ、天皇陛下が「戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」とお言葉を述べられた。
 遺族代表として夫が西部ニューギニア・ビアク島で戦死した松永きわ子さん(89)(福井県敦賀市)が「今日の平和と繁栄は諸英霊の尊い礎の上に築かれたことを決して忘れてはならない。悲しい歴史を繰り返さないことを固く誓う」と追悼の辞を述べた。
 厚生労働省によると、参列した遺族は4579人。うち戦没者の妻は初めて100人を割り込み、参列予定者で見ると、94歳の女性2人を含む85人と過去最少に。戦没者の父母は05年にゼロとなり、06、07年は「101歳の母」がそれぞれ1人参列したが、今年は再びいなくなった。

3閣僚が靖国参拝 小泉・安倍両氏も 2008年8月15日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/politics/update/0815/TKY200808150161.html
 東京・九段北の靖国神社には15日、太田農林水産相が午前7時40分過ぎ、保岡法相が同11時前、野田消費者行政担当相が午後1時過ぎに訪れて参拝した。また小泉元首相が午前8時過ぎ、安倍前首相も同10時半前に参拝した。
 福田首相はこれまで「(終戦記念日の)過去の行動を見てください」と述べており、中国や韓国などとの関係を重視する立場から参拝しない。首相は政府主催の全国戦没者追悼式出席に先立ち、千鳥ケ淵戦没者墓苑を訪れた。
 町村官房長官は同日の記者会見で、自らは参拝しないとした上で、閣僚の参拝について「私的な立場で参拝される方がいらっしゃると聞いている。各大臣の見識に委ねるべき性格のものだ」と語った。
 野田氏は参拝前、会見で「子供の頃から家族と行くのが習慣。公人、私人と分けることが難しいが、私人ということになるのかもしれない」と語ったが、「国務大臣野田聖子」と記帳。太田氏は参拝後、「衆院議員太田誠一と記帳してきた」と会見で述べた。
 一方、保岡法相は、超党派の国会議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長=島村宜伸・元文相)の一員として参拝した。同会では副大臣や政務官らを含む計53人が集団で神社を訪れ、日本遺族会会長の古賀誠・自民党選対委員長や同副会長の尾辻秀久元厚生労働相らが加わった。
 太田、保岡、野田3氏以外の閣僚は、参拝を見送る見通しだ。昨年の終戦記念日に安倍前内閣で靖国神社に参拝したのは、高市早苗内閣府特命担当相の1人だった。



 今日8月15日は、63回目の終戦記念日に当たりますが、今年も政府主催の全国戦没者追悼式が行われました。
 それにしても、一般人の私がどうしても理解できないのは、なぜ総理経験者や現役大臣など知名度の高い政治家程、アジア各国の強い反発を受けることがわかっていて、あえて8月15日(あるいはその前後2.3日)という、中国・韓国・北朝鮮にとってはセンシティブな時期を選んで、しかもわざわざ靖国神社へ参拝するのか…。
 いくら私人として参拝しようが、記帳に大臣の肩書きを使えば、それは大臣として参拝したと受け止められても無理ありませんし、本来客観的な立場に立つべく位置にいるような方がこのような行為をしているようでは、日本からの侵略を受けたアジア諸国を刺激するだけのことではないかと思います。(どうしても参拝&記帳したければ、名前のみとするのが妥当では?)
 純粋に戦没者慰霊目的ならば、靖国神社や8月15日参拝に拘る理由もないと思うのですが、歴代の総理のほとんどが、総理を辞めた翌年から参拝しているというのも、傍から見れば実に不思議な光景。何か強力な圧力団体が主要政治家に強い圧力でもかけているのかとでも勘ぐりたくなってしまいます。


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