ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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NY原油はとうとう一時120ドル突破 ダウは88ドル安に…。

2008-05-06 18:22:12 | Weblog
米国株、ダウ3日ぶり反落・終値1万2969ドル 2008年5月6日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080506AT3L0600106052008.html
 5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落。前週末比88ドル66セント安の1万2969ドル54セントで終えた。5日の原油先物相場が急伸し、初めて1バレル120ドルの大台を突破。原油高がもたらす個人消費や企業業績への悪影響を懸念した売りが広がった。前週末3日にマイクロソフトがヤフー買収を断念すると発表。大型M&A(合併・買収)案件が頓挫したことも市場心理を圧迫したといい、相場を押し下げた。買収期待から買われていたヤフーは15%超の急落となった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落。前週末比12.87ポイント安の2464.12で終えた。

NY原油、大幅続伸・6月物は119.97ドル  2008年5月6日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080506ATQ2INYPC06052008.html
 5日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は大幅続伸。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前週末比3.65ドル高の1バレル119.97ドルで取引を終えた。ナイジェリアの情勢不安やドル安を手掛かりに、買いが優勢となった。一時120.36ドルと、初めて120ドル台に乗せた。
 アフリカの主要産油国ナイジェリアで、武装勢力が石油生産施設を爆破したとの報道が伝わり、需給ひっ迫観測から買いが優勢となった。外国為替市場でドルが対ユーロなどで軟調に推移したことを受け、ドル建てで取引される原油先物相場の割安感が強まったことも支援材料となった。
 ガソリン、ヒーティングオイルも大幅続伸した。




 5日のNYダウですが、NY原油がとうとう120ドルを超え、一時120.36ドルまで上げたことや、マイクロソフトによる米ヤフー買収断念のニュースが伝わったこともあり、前週末比88ドル66セント安の1万2969ドル54セントで終了しました。

 それにしても米ヤフー株は15%も下落ですか…(吃驚 マイクロソフトによる買収提案が出てきた頃から株価が嵩上げされていましたから、元に戻っただけといえばそれまでですが、企業合併において1+1=3あるいは4の力を発揮して貰おうと思えば、従業員が定着してくれることが大前提。
 で、もし米ヤフーがマイクロソフトの傘下に入ったら、優秀な従業員ほど、自由な社風が失われることを懸念して離脱する可能性があっただけに、私などは、この話が流れたことは双方にとってベターな選択肢だったとさえ思うのですが、別に買収される側が経営破綻しそうになっているわけでもないのに、買収交渉がお流れになった途端、被買収企業の株価が急落してしまうというのも、いかにも株主の権利重視が重視されるあまり、相対的に従業員の権利が軽視されてしまうアメリカらしい…と少し複雑な気持ちにさせられてしまいました。


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