バカ売れ「500色の色えんぴつ」 2009年7月5日 産経
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090704/trd0907042245014-n1.htm
通販大手のフェリシモ(神戸市中央区)が6月から販売を始めた「500色の色えんぴつ」が、大人の女性を中心に人気を集めている。1セット3万6000円と、決して安い買い物ではないが、すでに4万件を超える注文が殺到。同社の担当者も「不況のなか、まさかここまで売れるとは」と、予想を上回る人気にうれしい悲鳴を上げている。
「500色の色えんぴつ」は同社が平成4年に1万セット限定で生産した人気商品。完売後も再販売を求める声が多く、今年12月に社名変更20周年を迎えるのを機に復刻を決めた。
日々の暮らしを楽しくする商品を提供したいとの思いから企画されたといい、1本1本に「朝食のスクランブルエッグ」「子兎の小さなお耳」などの名前が付けられている。
注文は20代前半や40代の女性からが多く、購入のきっかけはインターネットが半数以上を占めている。同社広報の鈴木啓美さん(33)は「500色がずらりと並ぶ画像に目を奪われて、衝動的に購入を決めた人が多いのでは」と分析。ひと月に25本ずつ送られるため全色そろえるには20カ月かかるが、これもコレクター心をくすぐっているようだ。
壁に飾るなどインテリアとして楽しむことができ、9月から専用の収納ラックの販売も始める。申し込み方法などに関する問い合わせは、フリーダイアル0120・055・820。
う~ん。発想そのものはとても面白いのですが、気になるのは特定の色の補充ができるか…でしょうか。
おそらくは皆様も、自分の子供時代あるいは自分の子供の持ち物である色鉛筆のセットを思い浮かべてもらえばわかると思うのですが、色鉛筆ともなると、どうしても使う色とそうでない色に差がついてしまうもの。
会社としても、1本ずつの販売は予定しておらず、25本セット単位での販売は予定しているそうですが、色の指定ができるかどうかまでは、HP上では不明
(http://www.felissimo.info/contents/colors/howto/index.html)ですし、値段的にも子供に買い与えるような代物ではなく、大人の主に女性やデザイナーといったお仕事をされている方を想定顧客層にしているようですね…。
ちなみに、この500本の色鉛筆にはそれぞれ名前がついていて、ピンク色一つとっても、『木苺のゼリー』『雪ん子のほっぺ』『お姫様とりんご』など、名前を聞いているだけでわくわくさせられてくるのですが、この商品のヒットは、『一通りのものが揃い不要なものは要らないよ』という時代に、ストーリー性を持たせることで購買意欲をそそるという上手い売り込み方をしているものだと感心させられました。おそらく、こういう発想はサラリーマン社会にどっぷり染まった現実主義かつ仕事第一のサラリーマンにはちょっと浮かばない気がしますね…(苦笑
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090704/trd0907042245014-n1.htm
通販大手のフェリシモ(神戸市中央区)が6月から販売を始めた「500色の色えんぴつ」が、大人の女性を中心に人気を集めている。1セット3万6000円と、決して安い買い物ではないが、すでに4万件を超える注文が殺到。同社の担当者も「不況のなか、まさかここまで売れるとは」と、予想を上回る人気にうれしい悲鳴を上げている。
「500色の色えんぴつ」は同社が平成4年に1万セット限定で生産した人気商品。完売後も再販売を求める声が多く、今年12月に社名変更20周年を迎えるのを機に復刻を決めた。
日々の暮らしを楽しくする商品を提供したいとの思いから企画されたといい、1本1本に「朝食のスクランブルエッグ」「子兎の小さなお耳」などの名前が付けられている。
注文は20代前半や40代の女性からが多く、購入のきっかけはインターネットが半数以上を占めている。同社広報の鈴木啓美さん(33)は「500色がずらりと並ぶ画像に目を奪われて、衝動的に購入を決めた人が多いのでは」と分析。ひと月に25本ずつ送られるため全色そろえるには20カ月かかるが、これもコレクター心をくすぐっているようだ。
壁に飾るなどインテリアとして楽しむことができ、9月から専用の収納ラックの販売も始める。申し込み方法などに関する問い合わせは、フリーダイアル0120・055・820。
う~ん。発想そのものはとても面白いのですが、気になるのは特定の色の補充ができるか…でしょうか。
おそらくは皆様も、自分の子供時代あるいは自分の子供の持ち物である色鉛筆のセットを思い浮かべてもらえばわかると思うのですが、色鉛筆ともなると、どうしても使う色とそうでない色に差がついてしまうもの。
会社としても、1本ずつの販売は予定しておらず、25本セット単位での販売は予定しているそうですが、色の指定ができるかどうかまでは、HP上では不明
(http://www.felissimo.info/contents/colors/howto/index.html)ですし、値段的にも子供に買い与えるような代物ではなく、大人の主に女性やデザイナーといったお仕事をされている方を想定顧客層にしているようですね…。
ちなみに、この500本の色鉛筆にはそれぞれ名前がついていて、ピンク色一つとっても、『木苺のゼリー』『雪ん子のほっぺ』『お姫様とりんご』など、名前を聞いているだけでわくわくさせられてくるのですが、この商品のヒットは、『一通りのものが揃い不要なものは要らないよ』という時代に、ストーリー性を持たせることで購買意欲をそそるという上手い売り込み方をしているものだと感心させられました。おそらく、こういう発想はサラリーマン社会にどっぷり染まった現実主義かつ仕事第一のサラリーマンにはちょっと浮かばない気がしますね…(苦笑
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます