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15日の米国株は小幅続伸 ダウは19ドル高の15484ドル

2013-07-16 06:33:01 | Weblog
米国株、ダウ3日続伸で最高値更新 ナスダックは8日続伸 2013年7月16日 日経
 15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日連続で過去最高値を更新した。終値は小幅に3日続伸し、前週末比19ドル96セント高の1万5484ドル26セント。米銀大手のシティグループが大幅な増益決算を発表し、金融株などに買いが入った。一方、6月の米小売売上高が市場予想ほど伸びなかったのを嫌気した売りが相場の上値を抑えた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は8日続伸し、前週末比7.41ポイント高の3607.49と2000年9月29日以来、約12年10カ月ぶりの高値で終えた。

NY原油、続伸 8月物106.32ドルで終了 需給引き締まり観測で 2013年7月16日 日経
 15日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の8月物は前週末比0.37ドル高の1バレル106.32ドルで取引を終えた。米国内の需給の引き締まり観測や、エジプト情勢悪化による原油供給懸念などが引き続き相場を支えた。
 米株式相場が底堅く推移し、投資家が運用リスクを取りやすくなったとの見方から原油が買われた面もあった。
 一方、朝方は売り優勢となる場面があった。中国の4~6月期の実質国内総生産(GDP)伸び率(前年同期比)が1~3月期から減速したほか、6月の米小売売上高は市場予想ほど伸びなかった。世界景気の鈍化で原油需要が伸び悩むとの見方が広がった。
 期近物は前週に約1年4カ月ぶりの高値を付けており、目先の利益を確定する目的の売りも出やすかった。
 ガソリンは5営業日ぶりに反落、ヒーティングオイルは反落した。

NY金、反発 8月物は1283.5ドルで終了 緩和縮小観測の後退で 2013年7月16日 日経
 15日のニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前週末比5.9ドル高の1トロイオンス1283.5ドルで取引を終えた。朝方発表の6月の米小売売上高が市場予想に届かなかった。米国の量的金融緩和策の早期縮小観測がやや後退したといい、金市場への資金流入が続くとの期待が買いにつながった。
 一方、上値も重かった。米連邦準備理事会(FRB)はいずれ緩和を縮小するとの見方が市場の大勢。金の先安観は根強く、買い進む参加者は少なかった。
 銀、プラチナも反発した。

米小売売上高、6月は予想下回る+0.4%、経済成長に減速の兆し 2013年07月16日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0FL2N120130715
 米商務省が15日発表した6月の小売売上高は前月比0.4%増で、市場予想の0.8%増を下回った。経済成長に減速の兆しが改めて表れた格好で、連邦準備理事会(FRB)が年内に金融緩和策の縮小に踏み切るシナリオには逆風となる可能性もある。
 小売売上高は3カ月連続のプラス、5月分は0.5%増に修正された。
 自動車・部品が1.8%増加した。ガソリン価格の上昇も小売売上高増加の背景にある。
 一方で建設資材・庭用設備は2.2%減で昨年5月以来の低水準となり、住宅市場に懸念材料となる可能性がある。
 自動車・ガソリン・建設資材を除くコアの売上高は0.1%増えた。
 ニューエッジ・ストラテジー(ニューヨーク)のシニアエコノミスト、アナリサ・ピアッツァ氏は「(今回の指標は)景気の勢いが増していることを新たに示すものでない」と分析。「米景気回復は引き続き緩やかで、バーナンキ議長がトーンを強める状況にない」と話した。
 第2・四半期の成長減速は、消費支出や貿易、製造業などが中心だった。
 労働市況が明るさを増し、支出の下支えとなっている。自動車を除く売上高は変わらずだった。


銀行・証券業務分離による大手行解体に懐疑的 2013年07月16日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0FL3EB20130715
 米連邦準備理事会(FRB)のタルーロ理事は15日、銀行業務と証券業務を切り離することで事実上大手銀行の解体を目指す法案について、金融危機の再来を回避できるか明確でないとして懐疑的な見方を示した。
 規制当局は、レポ取引など短期資金調達手段への規制強化を図る必要があるとの考えを示した。  米国では前週、超党派の上院議員が1933年に成立したグラス=スティーガル法にならい、商業銀行部門と投資銀行部門を分離することで大手銀行グループを事実上解体する内容の法案を公表した。規制当局が「大きくてつぶせない」銀行の監督で十分な対応をとってきたかをめぐる議論が激しさを増していることが背景にある。
 タルーロ理事はフォーラムで同法案について質問された際、2007―09年の危機で破たんした企業の多くは商業銀行ではなかったと指摘。分離によって大手行を解体するよりも、まず短期金融市場での資金調達の問題に対応することが好ましいとの立場を示した。
 「(商業銀行部門と投資銀行部門を)切り離すことで、実際に起こった問題が今後どれだけ回避されるかは疑問だ」とし、ベアー・スターンズやリーマン・ブラザーズのような証券会社の破たんでは、レポ取引などの短期的な資金調達手段への依存が、より大きな要因になっているとの認識を示した。

B787発火、ハネウェル 製無線機が原因の可能性 2013年07月16日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0FL3BS20130715
 ロンドンのヒースロー空港でエチオピア航空のボーイング 787型機が発火した問題で、関係筋は15日、ハネウェル・インターナショナル 製の航空機用救命無線機(ELT)が原因となった可能性があるとみて当局が調査していることを明らかにした。
 同無線機にはマンガンリチウム電池が使用されているという。
 これに先立ち、ハネウェルは英航空事故調査局(AAIB)が中心になって行っている調査に参加するよう要請を受けたことを明らかにし、技術専門家を現地に派遣したと表明した。その上で、現段階で発火原因を推測することは時期尚早との見解を示し、分析・調査結果を踏まえて結論を導くと述べた。
 ボーイングはコメントを差し控えた。



 週明け15日の米国株式市場は、シティグループの好決算や先週末に売り込まれたボーイングの買い戻しもあり小幅続伸。
 NYダウは、先週末比19ドル96セント高い15484ドル26セントで終了(0.13%高)。
 ナスダックは、先週末比7.41ポイント高い3607.49ポイントで終了(0.21%高)。
 S&P500種は、先週末比2.31ポイント高い1682.50ポイントで終了(0.14%高)しました。
 ダウ構成30銘柄では上昇4割下落6割でしたが、先週末に4.69%安と大きく下げていたボーイングが3.72%高と買い戻された他、マイクロソフトが1.40%高、IBMが1.00%高、
 一方、ウォルトディズニーが1.57%安、トラベラーズが1.07%安。
 アップルは93セント高の427ドル44セントで0.22%高でした。

 NY原油は、前週末比0.37ドル高い1バレル106.32ドルで終了。
 NY金は、前週末比5.9ドル高い1トロイオンス1283.5ドルで終了しています。


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