「今年売れたもの」１位マスク・２位消毒剤、最も売れなかったのは…

「今年売れたもの」１位マスク・２位消毒剤、最も売れなかったのは… 2020年12月20日　読売
　
　調査会社のインテージによる食品・日用品の「今年売れたものランキング」ですが、1位のマスクが前年比4.25倍、2位の殺菌消毒剤が3.02倍の売上に。以下、3位が体温計で2.49倍、4位はうがい薬で2.2倍。
　殺菌消毒剤のうち手指消毒剤に限定するならば、実に実に9.1倍の伸びになったそうです！

　逆に売り上げが落ちた商品としては、1位が口紅で56％減。2位が酔い止めの薬などが含まれる鎮暈（ちんうん）剤で46％減。3位は強心剤で37％減。4位から7位は　ほほべに、ファンデーション、化粧下地、おしろい　と化粧品カテゴリーが続き、やや意外な所では使い捨てカイロも11％減となりました。

　一時期のマスク騒動やアルコール消毒液はたまた手指消毒液の売り切れ騒動は記憶に新しくまあわかりますし、売上ダウンの1位の口紅も口元をマスクで覆い、テレワークが浸透しはじめている以上不要不急と判断されることも少なくなかったのでしょうし、旅行でバス等に乗らなければ酔い止め薬も消費しないのだろうとこちらも十分想定の範囲内ですが、強心剤は中国人など外国人観光客が多く買い上げていたようで、その外国人の入国を制限すれば当然売上も落ちるわけで…。

　同社のＨＰのトップページの下部のニュースイベントコーナーに12月7日付けと14日付けで両ランキングを公表しているので、興味のある方はアクセスしてみてはどうでしょうか…。