空き家に放火、同僚出動、その隙に窃盗…消防士を逮捕

空き家に放火、同僚出動、その隙に窃盗…消防士を逮捕　2007年1月13日　読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070112i214.htm
　勤務先に侵入して現金を盗んだとして、千葉県警鴨川署は、鴨川消防署長狭分遣所消防士・荒井一弥容疑者（３５）（鴨川市大川面＝おおかわづら＝）を建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕、１２日、千葉地検木更津支部に送検した。
　荒井容疑者は、管内の空き家に放火し、同僚が出動して無人になったすきを狙ったと供述しているといい、同署は非現住建造物等放火容疑でも調べる。
　調べによると、荒井容疑者は非番だった昨年１１月３０日未明、長狭分遣所の仮眠室に窓ガラスを割って侵入、耐火金庫を合鍵で開け、職員の親ぼく会用などに保管してあった現金７万８０００円を盗んだ疑い。分遣所は当時、約８キロ離れた鋸南町内で起きた空き家火災で、当直の３人全員が出動し、無人状態だった。
　荒井容疑者はパチンコなどが好きで、３００万円ほどの借金があったという。
　鴨川消防署の石渡裕署長は「全く信じられないこと。弁解の余地がない」と話した。


　火事場泥棒という言葉は聞いたことがありますが、放火による火事が原因で出払った職場に非番の職員が忍び込んで盗みをするなんて、一体同僚を何だと思っているのか…（激怒

　どうやら合鍵を使って耐火金庫を開けたようですが、金庫をこじあけたのか、それとも合鍵で開けたかくらいは、プロにかかればすぐにわかることですし、そうなれば犯人は合鍵の場所のある場所を知っている人物となり、非番でお金に困っている容疑者に捜査の目が行くことくらい素人でもわかりそうなものですが、命をお互いに預けあう仲間を裏切ったことと二重の意味でこの容疑者は罪深いと思います。被害に遭った同僚も人間不信になるでしょうし、同僚から犯罪者を出してやり切れないでしょうね。