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菅内閣支持率 複数の世論調査で6割強に上昇!!!

2010-09-19 09:58:50 | Weblog
菅内閣支持率上昇、66%に…「脱小沢」を評価 2010年09月19日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100918-OYT1T00729.htm?
 読売新聞社は菅改造内閣が発足した17日から18日にかけて、緊急全国世論調査(電話方式)を実施した。
 内閣支持率は66%で、民主党代表選期間中の3~5日に行った前回調査の59%から、さらに上昇した。菅内閣としては、発足直後調査(6月8~9日実施)の64%を上回り、最高を記録した。不支持率は25%(前回28%)だった。内閣と党役員人事で小沢一郎元代表を起用しないなど、「脱小沢」路線を評価すると答えた人は70%に達し、内閣支持率を押し上げたとみられる。
 党役員や閣僚の顔触れについては、岡田幹事長の起用を「評価する」は67%で、「評価しない」は19%にとどまった。前原外相の起用は「評価する」58%、「評価しない」22%。前鳥取県知事の片山総務相の起用は「評価する」が58%だった。

支持率上昇でも「首相に指導力ある」は2% 2010年09月19日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100918-OYT1T00794.htm
 読売新聞社の緊急全国世論調査では、菅改造内閣は幅広い層から支持を集め、支持率が66%まで上昇したことがわかった。
 内閣支持率を支持政党別に見ると、民主支持層では85%に達した。野党の自民支持層でも53%、無党派層でも54%に上っている。
 こうした幅広い層に共通しているのは、「脱小沢」路線を好感していることだ。この路線を「評価する」との答えは、民主支持層で71%、自民支持層でも69%、無党派層で67%を占めた。内閣支持率を押し上げた最大の要因と受け止められる。
 一方、内閣を支持する理由では消極的なものが目立つ。トップは「非自民の政権だから」24%だった。「首相に指導力がある」は2%で、内閣発足直後の調査の13%から大きく下落した。民主支持層に限っても「非自民の政権」26%が最も多く、「首相に指導力」は2%(発足直後17%)に過ぎない。

菅内閣:支持回復64% 岡田幹事長「評価」71%  2010年09月19日 毎日
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100919k0000m010063000c.html
 毎日新聞は17、18の両日、菅改造内閣の発足を受けた緊急の全国世論調査を実施した。菅内閣の支持率は8月の前回調査(48%)から16ポイント増の64%で、内閣発足直後の6月8、9日に行った調査水準(66%)にほぼ戻った。菅内閣の支持率は民主党が大敗した参院選後の7月24、25日に行った調査で41%まで下落。今月14日の民主党代表選で、菅直人首相が小沢一郎元幹事長を破って再選したことや、内閣改造・党役員人事の評価が高く、「V字回復」となった。
 菅首相は民主党役員人事で、党運営の要となる幹事長職に岡田克也前外相を起用。幹事長人事について「評価する」が71%に上り、「評価しない」の24%を大きく上回った。小沢氏のグループからの閣僚起用がゼロだった改造内閣の顔ぶれも「評価する」が60%で、「評価しない」(30%)を引き離している。首相が踏み切った「脱小沢人事」が、世論に評価されていることがうかがえる。
 近年の内閣は発足時こそ高い支持率を誇るものの、その後は低落傾向に歯止めをかけられず、短命政権が相次いだ。菅内閣同様、いったん支持率が下落傾向になりながら、持ち直したケースは、北朝鮮への電撃訪問など数々のサプライズで、支持率を回復させた小泉純一郎元首相以来となる。
 ただ、菅首相の政策面での実績は乏しい。日本経済が円高や株価の低迷に直面する中、菅内閣のこれまでの経済政策について尋ねたところ、「評価しない」との回答が70%に達し、「評価する」は23%にとどまった。民主支持層を見ても、58%が「評価しない」と回答。内閣支持率の回復は「脱小沢路線」に支えられた消極的な支持といえそうだ。
 内閣不支持率は16ポイント減の19%で、6月の内閣発足当初の水準(18%)にほぼ戻った。首相が党代表選で再選されたことは「よかった」との回答が79%で、「よくなかった」の17%を大きく引き離した。菅内閣の支持理由を尋ねたところ、「政治のあり方が変わりそうだから」が64%でトップ。次いで「民主党の首相だから」(17%)▽「政策に期待できるから」(12%)--などが続いている。
 政党支持率をみると、民主党は前回比3ポイント増の34%。代表選で党内を二分する選挙戦が行われたこともあり、内閣支持率の急上昇に比べ、微増にとどまった。一方、石原伸晃元国土交通相を幹事長に充てるなど党三役の若返りを進めた自民党は3ポイント減の15%。みんなの党は1ポイント減の10%で、支持政党なしは29%だった




 7月の調査を底に回復を続ける菅内閣の支持率ですが、新内閣発足直後に読売新聞が行った今回の調査でも脱小沢路線を評価したのか、前回調査よりも7ポイント上昇して66%に、同様の趣旨で毎日新聞や共同通信が行った調査でも64%まで上昇したようです。
 ただ、国民が拒絶しているのはあくまでも小沢氏本人であって、菅氏のリーダーシップに期待している方の比率は残念ながら少数派。菅氏は自分が選ばれたのではなく、単に小沢氏にNO! を突き付ける方が多かったに過ぎないことを強く自覚しないと、この高支持率も維持し続けることは厳しいと強く自覚すべきかと思います。
 今後副大臣から政務官まで順次人事が発表されていくことになるのだとは思いますが、小沢氏を支持したというだけの理由で優秀でやる気のある若手議員まで遠ざけるような報復人事だけはして欲しくないと真に願いますし、例えば前回の総裁選で出馬した樽底国会対策委員長の処遇(日経では国家基本政策委員長に就任と予想しているようです)など、小沢氏支持とされる議員であっても戦力になりそうな方をどう公平に処遇していくかが強く問われていくのではないでしょうか…。
 戦いが終わったらノーサイドにします という言葉が嘘だったなどと言われないような、宣言通りの有言実行内閣にして欲しいものだと思いますね。


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