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エドワーズ元上院議員、オバマ氏支持・クリントン陣営に打撃

2008-05-15 19:32:44 | Weblog
エドワーズ元上院議員、オバマ氏支持・クリントン陣営に打撃 2008年5月15日
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080515AT2M1500J15052008.html
産経夕刊 http://sankei.jp.msn.com/world/america/080515/amr0805150835003-n1.htm
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080515-OYT1T00308.htm
朝日夕刊 http://www.asahi.com/international/update/0515/TKY200805150076.html
毎日夕刊 http://mainichi.jp/select/world/news/20080515k0000e030050000c.html
 米大統領選に出馬していた民主党のエドワーズ元上院議員は14日、オバマ上院議員を支持すると表明した。エドワーズ氏はアイオワ州党員集会で2位になるなど、白人労働者層に根強い基盤を持つ。有力幹部であるエドワーズ氏のオバマ氏支持はヒラリー・クリントン上院議員には大きな打撃で、オバマ氏が候補指名獲得へ一段と優位を固めた。
 エドワーズ氏は14日夜、ミシガン州で開いた集会にオバマ氏とともに出席し「指名候補争いは間もなく終わる。本選挙で民主党は結束し、米国を変革しなければならない」と強調した。クリントン陣営は同日、エドワーズ氏の決定を尊重するとともに「選挙戦の終了はまだ遠い」との声明を発表した。



 エドワーズ氏といえば、前回の大統領選挙の民主党の副大統領候補で、今回も予備選に当初立候補(その後撤退)していた、白人層に人気の高い方ですが、そのエドワーズ氏がオバマ氏の支持に回るようです。
 ちなみにエドワーズ氏が撤退前に獲得した一般代議員数は19人。誰を指示するかもそれぞれの判断に任せるということで、選挙戦への直接への影響はないものの、残された選挙区のうち予想得票率が接戦の地域については、この白人層に人気のあるエドワーズ氏がオバマ氏支持を打ち出したことで、微妙な影響を与えそうですね。

 ちなみに、エドワーズ氏は、共和党のマケイン候補に遅れを取ることを恐れ、クリントン支持者への配慮を見せながらも、「民主党員は選択した」と指摘。指名争いを早急に終結すべきだとの考えを示したようですが、クリントン陣営は「エドワーズ氏には敬意を表するが(戦いは)終わりにはほど遠い」と述べ、選挙戦の継続を改めて強調。
 クリントン陣営から見れば、既に予備選に巨額の資金をつぎ込んでいるため、今更撤退はできないというのがホンネだと思うのですが、このままでは本当に冗談抜きにオバマ、クリントン両陣営が中傷合戦のまま、最後の選挙区まで争いを続け、本戦に入る前に力を使い果たしてしまいそうな危惧をどうしても感じてしまいます。


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