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酒田市長に丸山氏…市政「継承」訴え実る

2015-09-07 10:24:14 | Weblog
酒田市長に丸山氏…市政「継承」訴え実る 2015年09月07日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20150906-OYTNT50327.html?from=ycont_top_txt
 本間正巳市長の死去に伴う酒田市長選は6日投開票され、いずれも無所属新人の、前副市長・丸山至氏(61)(自民、公明推薦)が、元衆院議員・和嶋未希氏(43)を破って初当選を決めた。本間市政の継承を訴え、市議の大半や地元選出の国会議員、県議らによる強固な組織に支えられた丸山氏が、市政の転換を掲げる和嶋氏を退けた。投票率は59・57%で、前回の59・32%を0・25ポイント上回った。当日有権者数は8万9145人。
 同市みずほのイベント会場で開票結果を見守った丸山氏は、「当選確実」の一報がもたらされると、満面の笑みで支持者と喜びを分かち合った。丸山氏は、「地域を隅から隅まで回り、市民にどういう期待をかけられているか肌で感じた。全市民に恩返しをしたい」と抱負を語った。
 7月に本間市長が咽頭がんで急逝。丸山氏は周囲からの出馬要請を一度は固辞したものの、保守系から民主党系まで多くの市議や、商工関係者、市民からの出馬を求める声の高まりを受けて翻意し、出馬を決意した。
 知名度不足が懸念されたが、市議28人中24人の支持を取り付け、県議や地元経済界を中心とした厚い支持基盤で企業・団体へのあいさつ回りを繰り返すなど組織戦を展開してきた。推薦を受けた自民、公明両党からも応援弁士を招き、与党とのパイプを強調して支持を広げた。
 一方、「攻めの姿勢で、自治体間競争を勝ち抜ける酒田にする」と訴えてきた和嶋氏は、「落選」の報を受けると、同市北新橋のイベント会場で「私の力不足。応援してくれた方々に申し訳ない」と支持者に頭を下げた。
 和嶋氏は2012年の前回選で惜敗。県議時代からの知名度を生かして無党派層の取り込みを図った。連合山形や共産党の地元組織の支持、元衆院議員の阿部寿一・元市長の支援を受けたが、及ばなかった。

★山形県酒田市 市長選挙結果(投票率59.57%)
当 28843 丸山至(61) 無新=公明推薦
  23845 和嶋未希(43) 無新


 山形県酒田市は県北部の海岸線上にある人口約10.5万人の市で、市長選は2012年10月に市長に就任した本間正巳氏の在任中の死去(7月20日)に伴い、前衆議院議員(2009年8月~2012年9月)で2012年10月の酒田市長選に出馬するもその本間正巳氏に敗れた和嶋未希氏と元副市長の丸山いたる氏の一騎打ちとなりましたが、
 歴代市長が築き上げた流れを、本間市長とともにまちづくりに取り組んできた私が引き継がなくて誰がやれるのか。市民とともに課題を克服し、住んで良かったと思われるまちをつくる。酒田市の発展の流れを止めないリーダーという選択肢は私しかない。リーダーとなって期待に応えると語った丸山いたる氏が28843票を獲得して
 「酒田に漂う閉塞感を打破するためにも市民にいま一度、市政運営の是非を問わなければならない。港町・酒田を東北の国際都市に成長させたいという強い思いを抱いている。そのために、酒田の食や農産物を海外へ輸出する、あるいは国際チャーター便の誘致などで外国人観光客を1万人呼び込みたい。そして、市長退職金2700万円の廃止、賞与・給与の削減を目指すと語り23845票を獲得した和嶋未希氏 を退けて新人同士の争いを制しました。

 知名度では和嶋氏の方が上。年齢も18歳差あるだけになかなかの接戦になったようですが、市民は姿勢継続を選んだようです。


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