「自民党しっかりしろ」 岡田氏、政権党しかる 2009年7月18日 伊勢新報
http://www.isenp.co.jp/news/20090718/news05.htm
民主党の岡田克也幹事長は十七日、東京都千代田区永田町の党本部で定例会見を開き、麻生首相をめぐる自民党内の混乱について「政権与党がここまで混乱して大丈夫かと思う。危機感は国民が政治全体に対し関心をなくし、失望すること。自民党には『もっとしっかりしろ』と言いたい」と批判。二十一日に本会議が招集され、解散総選挙に突入することには「互いにしっかりマニフェストを示し、大いに政策論争をして戦いたい」と強調した。
岡田氏は、二十一日解散について「ほぼ思い描いたシナリオ通りにきた」としつつ、「一部に(民主優位の)楽観論が出ている。これからが長い戦い。二〇〇五年の経験から、ちょっとしたことで風向きが変わり、何が起こるか分からない。浮かれることなく、国民に真剣にまじめに政策を訴える」と気を引き締めた。
また、自民党議員に複数のマニフェストで戦う動きが広がっていることについて、「国民の目を欺く許し難いこと。自民党として堂々と戦ってほしい」と述べ、民主対自民のマニフェスト対決をすべきだとした。
「自民、もう立派な野党」民主・岡田氏が皮肉 2009年7月20日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090719-OYT1T00747.htm
与野党の幹事長は衆院解散を2日後に控えた19日、テレビ番組を「はしご」した。
8月30日の衆院選をにらみ、有権者を意識した激しい「舌戦」を繰り広げた。
自民党の細田幹事長はフジテレビの番組で、「(民主党には)いろいろ不祥事もあるし、まだまだ40日間、様々なことがある」と強調した。司会者が、「首相としてのふさわしさ」で民主党の鳩山代表が麻生首相を上回った世論調査への感想を求めた時のことだ。
細田氏は、鳩山氏の資金管理団体による政治資金収支報告書の虚偽記載問題に話を転じ、実際に寄付していなかった個人についても所得税控除の書類を提出していたと指摘した。「寄付金の税控除を悪用した脱税疑惑すらある」と断じる細田氏に、民主党の岡田幹事長は「あまりにひどい発言だ。もし違ったら責任を取ってほしい」とかみついた。
与党はテレビ朝日の番組では、民主党が政権公約(マニフェスト)に月額2万6000円の「子ども手当」創設を盛り込む一方、配偶者控除見直しを検討していることをやり玉に挙げた。
「(配偶者がいて)子どもがいない世帯は、増税になるんじゃないですか」
児童手当など子育て支援拡充を重視する公明党の北側幹事長は対抗心もあらわに迫った。岡田氏が「全くいないところはそうだ」と認めると、細田氏も「詰めが甘いんですよ、詰めが」と畳みかけた。
麻生内閣への厳しい逆風が吹き荒れる中、与党は、鳩山氏の虚偽記載問題を徹底的に追及すると同時に、財源など政権公約の問題点を指摘することに活路を見いだす考えだ。
岡田氏はフジテレビの番組の最後、激しく攻め立てる細田氏らをこんな言葉でいなした。 「もう立派な野党ですね」
はぁ…。政権与党でありながら、ライバル政党のNO2に『もっとしっかりしろ』発言される自民党も情けないですが、これまでの鳩山氏と岡田氏の発言を比べてみても、人間としての器の大きさの差を感じされられるというか何というか…(汗
まあ、代表として鳩山氏を選んでしまった以上は、当面はこのまま行くしかありませんが、民主党としては対外的なイメージの良い岡田氏を利用しない手はありませんし、与党との激戦が予想される選挙区を中心に岡田氏が応援に回ることになりそうですね。
一方、細田幹事長や(公明党の)北側幹事長が『子供手当について増税となる家庭がある』ことに突っ込みをいれた場面については、『もう立派な野党ですね』と切り返す場面も…(苦笑
ホント どちらが野党だかわからない状況になってきました。
http://www.isenp.co.jp/news/20090718/news05.htm
民主党の岡田克也幹事長は十七日、東京都千代田区永田町の党本部で定例会見を開き、麻生首相をめぐる自民党内の混乱について「政権与党がここまで混乱して大丈夫かと思う。危機感は国民が政治全体に対し関心をなくし、失望すること。自民党には『もっとしっかりしろ』と言いたい」と批判。二十一日に本会議が招集され、解散総選挙に突入することには「互いにしっかりマニフェストを示し、大いに政策論争をして戦いたい」と強調した。
岡田氏は、二十一日解散について「ほぼ思い描いたシナリオ通りにきた」としつつ、「一部に(民主優位の)楽観論が出ている。これからが長い戦い。二〇〇五年の経験から、ちょっとしたことで風向きが変わり、何が起こるか分からない。浮かれることなく、国民に真剣にまじめに政策を訴える」と気を引き締めた。
また、自民党議員に複数のマニフェストで戦う動きが広がっていることについて、「国民の目を欺く許し難いこと。自民党として堂々と戦ってほしい」と述べ、民主対自民のマニフェスト対決をすべきだとした。
「自民、もう立派な野党」民主・岡田氏が皮肉 2009年7月20日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090719-OYT1T00747.htm
与野党の幹事長は衆院解散を2日後に控えた19日、テレビ番組を「はしご」した。
8月30日の衆院選をにらみ、有権者を意識した激しい「舌戦」を繰り広げた。
自民党の細田幹事長はフジテレビの番組で、「(民主党には)いろいろ不祥事もあるし、まだまだ40日間、様々なことがある」と強調した。司会者が、「首相としてのふさわしさ」で民主党の鳩山代表が麻生首相を上回った世論調査への感想を求めた時のことだ。
細田氏は、鳩山氏の資金管理団体による政治資金収支報告書の虚偽記載問題に話を転じ、実際に寄付していなかった個人についても所得税控除の書類を提出していたと指摘した。「寄付金の税控除を悪用した脱税疑惑すらある」と断じる細田氏に、民主党の岡田幹事長は「あまりにひどい発言だ。もし違ったら責任を取ってほしい」とかみついた。
与党はテレビ朝日の番組では、民主党が政権公約(マニフェスト)に月額2万6000円の「子ども手当」創設を盛り込む一方、配偶者控除見直しを検討していることをやり玉に挙げた。
「(配偶者がいて)子どもがいない世帯は、増税になるんじゃないですか」
児童手当など子育て支援拡充を重視する公明党の北側幹事長は対抗心もあらわに迫った。岡田氏が「全くいないところはそうだ」と認めると、細田氏も「詰めが甘いんですよ、詰めが」と畳みかけた。
麻生内閣への厳しい逆風が吹き荒れる中、与党は、鳩山氏の虚偽記載問題を徹底的に追及すると同時に、財源など政権公約の問題点を指摘することに活路を見いだす考えだ。
岡田氏はフジテレビの番組の最後、激しく攻め立てる細田氏らをこんな言葉でいなした。 「もう立派な野党ですね」
はぁ…。政権与党でありながら、ライバル政党のNO2に『もっとしっかりしろ』発言される自民党も情けないですが、これまでの鳩山氏と岡田氏の発言を比べてみても、人間としての器の大きさの差を感じされられるというか何というか…(汗
まあ、代表として鳩山氏を選んでしまった以上は、当面はこのまま行くしかありませんが、民主党としては対外的なイメージの良い岡田氏を利用しない手はありませんし、与党との激戦が予想される選挙区を中心に岡田氏が応援に回ることになりそうですね。
一方、細田幹事長や(公明党の)北側幹事長が『子供手当について増税となる家庭がある』ことに突っ込みをいれた場面については、『もう立派な野党ですね』と切り返す場面も…(苦笑
ホント どちらが野党だかわからない状況になってきました。