GM・クライスラー、再建計画策定大詰めに 2009年2月14日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090214AT1D1308A13022009.html
米ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーが政府に提出する経営再建計画の策定が大詰めを迎えている。事実上の債権カットを求められる債権者が、労働組合より譲歩幅が大きいと反発するなど、ステークホルダー(利害関係者)間の対立も浮上。17日の提出期限まで4日を切ったが、両社の存亡をかけた策定作業は最後まで難航する見通しだ。
米国は16日月曜日が祝日。このためGM、クライスラーの再建計画担当者は、3連休明けの提出期限へ向け、ぎりぎりまで労組や債権者との交渉に当たる予定。最大の焦点はGMで600億ドル(約5兆4000億円)を超える負債の圧縮策だ。
米GM、選択肢の1つで破産法11条の適用申請を検討 2009年02月15日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK837726920090214
14日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が連邦破産法11条の適用を申請し、新たな会社として出直すことを選択肢の1つとして検討していると報じた。GMは、政府への再建計画提出が来週17日に迫っている。
同紙は「計画の1つには、米国ブランドや国際業務の一部など、GMのすべての存続可能な資産を新会社にまとめる形での破産法11条の申請が含まれている」と伝えた。
「好ましくない資産は清算されるか破産裁判所の保護の下で売却される。債券保有者、労組、販売代理店、部品供給業者との契約も作り直される」という。
ただ、同紙が複数の関係筋の話として報じたところによると、GMは破産法適用申請を回避するため、政府に追加資金供与を求める可能性もある。
ビッグ3の経営建て直しが急務になっていますが、GMとクライスラーの再建計画策定が大詰めに入り、GM側は選択肢の1つとして破産法11条の適用申請も検討しているようですね…。
まあ、申請するなら、申請後迅速に動くことができるプリパッケージ型の破産を選択することになるのだとは思いますが、普通ならばブランドイメージが低下して、ますます売り上げダウンにつながりかねない破産法申請をちらつかせる目的は、おそらくは労働組合と呼ぶにはあまりにも力を付け過ぎた巨大な勢力の力を殺ぐためのもの。
債権者から見れば、国家のためにあえて企業を生かそうというのですから、これまでのレイオフ対象者に対する過剰なまでの支援や国の平均的な医療制度と比べても優遇されている医療水準その他の福利厚生にもメスを入れてもらわなけければ、とても割に合わないというのが本音ではないかと思いますが、国民そしてその国民の意見を代弁する政府 そして当事者のGMとクライスラーはどのような決断を下すのでしょうか…。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090214AT1D1308A13022009.html
米ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーが政府に提出する経営再建計画の策定が大詰めを迎えている。事実上の債権カットを求められる債権者が、労働組合より譲歩幅が大きいと反発するなど、ステークホルダー(利害関係者)間の対立も浮上。17日の提出期限まで4日を切ったが、両社の存亡をかけた策定作業は最後まで難航する見通しだ。
米国は16日月曜日が祝日。このためGM、クライスラーの再建計画担当者は、3連休明けの提出期限へ向け、ぎりぎりまで労組や債権者との交渉に当たる予定。最大の焦点はGMで600億ドル(約5兆4000億円)を超える負債の圧縮策だ。
米GM、選択肢の1つで破産法11条の適用申請を検討 2009年02月15日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK837726920090214
14日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が連邦破産法11条の適用を申請し、新たな会社として出直すことを選択肢の1つとして検討していると報じた。GMは、政府への再建計画提出が来週17日に迫っている。
同紙は「計画の1つには、米国ブランドや国際業務の一部など、GMのすべての存続可能な資産を新会社にまとめる形での破産法11条の申請が含まれている」と伝えた。
「好ましくない資産は清算されるか破産裁判所の保護の下で売却される。債券保有者、労組、販売代理店、部品供給業者との契約も作り直される」という。
ただ、同紙が複数の関係筋の話として報じたところによると、GMは破産法適用申請を回避するため、政府に追加資金供与を求める可能性もある。
ビッグ3の経営建て直しが急務になっていますが、GMとクライスラーの再建計画策定が大詰めに入り、GM側は選択肢の1つとして破産法11条の適用申請も検討しているようですね…。
まあ、申請するなら、申請後迅速に動くことができるプリパッケージ型の破産を選択することになるのだとは思いますが、普通ならばブランドイメージが低下して、ますます売り上げダウンにつながりかねない破産法申請をちらつかせる目的は、おそらくは労働組合と呼ぶにはあまりにも力を付け過ぎた巨大な勢力の力を殺ぐためのもの。
債権者から見れば、国家のためにあえて企業を生かそうというのですから、これまでのレイオフ対象者に対する過剰なまでの支援や国の平均的な医療制度と比べても優遇されている医療水準その他の福利厚生にもメスを入れてもらわなけければ、とても割に合わないというのが本音ではないかと思いますが、国民そしてその国民の意見を代弁する政府 そして当事者のGMとクライスラーはどのような決断を下すのでしょうか…。
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