首相、遠藤農水相を更迭 きょう辞表 補助金不正受給 2007年9月3日
産経 http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070903/skk070903000.htm
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070902NTE2INK0102092007.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070902it15.htm?
朝日 http://www.asahi.com/politics/update/0903/TKY200709020143.html
安倍晋三首相は2日夜、遠藤武彦農水相が組合長理事を務める農業共済組合が補助金を不正受給していた問題で、遠藤氏の更迭を決めた。3日午前9時に遠藤氏を首相官邸に呼び、辞表を受け取る。遠藤氏は10時から農水省で記者会見を開く。先月27日の安倍改造内閣の発足からわずか1週間目での閣僚辞任は、安倍政権にとって大きな痛手となる。10日召集予定の臨時国会で野党が首相の任命責任を追及してくるのは必至だが、早期の決着により政権運営へのダメージは最小限にとどめたい考えだ。
後任には、島村宜伸元農水相のほか、武部勤元幹事長、中川昭一元政調会長、宮路和明元厚労副大臣の名前が浮上している。
与謝野馨官房長官は2日夜、都内のホテルで遠藤氏と会い、今回の問題について改めて問いただしたが、遠藤氏から完全に納得する説明は得られなかった、という。
与謝野氏はこれに先立つ昼には自民党の麻生太郎幹事長、大島理森国対委員長と会談し、「情勢は厳しい」との認識で一致。麻生氏はテレビ番組で、「世間で通る説明なのかどうかが一番の問題だ」と述べていた。
政府・与党としては、前内閣で閣僚の事務所費問題や失言問題への反応の鈍さが内閣支持率の低下を招いたとの反省が強い。野党側が多数を占める参院で、問責決議案提出の構えを見せていることもあり、遠藤氏の問題で迅速に対応し、安倍改造内閣の危機管理能力を国民に示す必要性に迫られたともいえる。
安倍首相自身が改造後の会見で、閣僚の政治とカネの問題について「十分な説明ができなければ去っていく覚悟でやってもらう」と明言していたことも、国会召集前の更迭につながったようだ。
安倍首相は、党内各派の領袖クラスを取り込んだ内閣改造を機に態勢を立て直す考えだった。だが、松岡利勝元農水相の自殺、赤城徳彦元農水相の辞任と続いた“鬼門”の農水相不祥事はとまらなかった。入念に行われたはずの政治資金状況などの事前調査も十分には機能しなかった。
坂本外務政務官:架空会議費計上で辞任へ 2007年9月3日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070903k0000m010121000c.html
坂本由紀子外務政務官も2日、架空の会議費用を政治活動費に計上していた問題の責任を取って辞意を固め、与謝野長官にこの意向を伝えた。
坂本氏は1日未明に記者会見し、自身が代表の「自民党静岡県参議院選挙区第2支部」「坂本由紀子静岡県東部後援会」がともに05年5月10日付の会議費8万7537円を計上したが、領収書は1年前の別の会議分の書き換えだったことを認めた。また、第2支部が同年6月30日付で会議費用8万3508円を架空計上していたことも明らかにした。坂本氏は静岡県副知事や厚生労働省職業能力開発局長などを経て、04年の参院選で初当選した。
遠藤農相が辞任・安倍政権に打撃 2007年9月3日
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070903AT3S0300B03092007.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070903it03.htm?from=top
朝日夕刊 http://www.asahi.com/politics/update/0903/TKY200709030031.html
政治とカネを巡る問題が発覚した遠藤武彦農相と坂本由紀子外務政務官は3日午前、相次いで首相官邸を訪れ、安倍晋三首相に辞表を提出した。態勢立て直しを期していた安倍政権は内閣改造の矢先に出はなをくじかれた格好で、大きな打撃だ。
2人はこの後、それぞれ農水省と外務省で記者会見し、辞任の理由を明らかにする。
農相は官邸を出る際に記者団に辞表を出したかどうか聞かれたが、「農水省でお答えします」とだけ繰り返し、車に乗り込んだ。
坂本政務官は記者団に「辞表を提出しました」と表明した。
遠藤農相も、坂本外務政務官も、当初は辞任を否定していましたが、結局お二人とも要職を辞任されました。(遠藤農相については、今現在辞任会見を行っています。)
まあ、ご両人とも、これ以上争っても一文の得にもならないでしょうし、ここは潔く退いた方が得策と見たのではないでしょうか。
産経 http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070903/skk070903000.htm
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070902NTE2INK0102092007.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070902it15.htm?
朝日 http://www.asahi.com/politics/update/0903/TKY200709020143.html
安倍晋三首相は2日夜、遠藤武彦農水相が組合長理事を務める農業共済組合が補助金を不正受給していた問題で、遠藤氏の更迭を決めた。3日午前9時に遠藤氏を首相官邸に呼び、辞表を受け取る。遠藤氏は10時から農水省で記者会見を開く。先月27日の安倍改造内閣の発足からわずか1週間目での閣僚辞任は、安倍政権にとって大きな痛手となる。10日召集予定の臨時国会で野党が首相の任命責任を追及してくるのは必至だが、早期の決着により政権運営へのダメージは最小限にとどめたい考えだ。
後任には、島村宜伸元農水相のほか、武部勤元幹事長、中川昭一元政調会長、宮路和明元厚労副大臣の名前が浮上している。
与謝野馨官房長官は2日夜、都内のホテルで遠藤氏と会い、今回の問題について改めて問いただしたが、遠藤氏から完全に納得する説明は得られなかった、という。
与謝野氏はこれに先立つ昼には自民党の麻生太郎幹事長、大島理森国対委員長と会談し、「情勢は厳しい」との認識で一致。麻生氏はテレビ番組で、「世間で通る説明なのかどうかが一番の問題だ」と述べていた。
政府・与党としては、前内閣で閣僚の事務所費問題や失言問題への反応の鈍さが内閣支持率の低下を招いたとの反省が強い。野党側が多数を占める参院で、問責決議案提出の構えを見せていることもあり、遠藤氏の問題で迅速に対応し、安倍改造内閣の危機管理能力を国民に示す必要性に迫られたともいえる。
安倍首相自身が改造後の会見で、閣僚の政治とカネの問題について「十分な説明ができなければ去っていく覚悟でやってもらう」と明言していたことも、国会召集前の更迭につながったようだ。
安倍首相は、党内各派の領袖クラスを取り込んだ内閣改造を機に態勢を立て直す考えだった。だが、松岡利勝元農水相の自殺、赤城徳彦元農水相の辞任と続いた“鬼門”の農水相不祥事はとまらなかった。入念に行われたはずの政治資金状況などの事前調査も十分には機能しなかった。
坂本外務政務官:架空会議費計上で辞任へ 2007年9月3日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070903k0000m010121000c.html
坂本由紀子外務政務官も2日、架空の会議費用を政治活動費に計上していた問題の責任を取って辞意を固め、与謝野長官にこの意向を伝えた。
坂本氏は1日未明に記者会見し、自身が代表の「自民党静岡県参議院選挙区第2支部」「坂本由紀子静岡県東部後援会」がともに05年5月10日付の会議費8万7537円を計上したが、領収書は1年前の別の会議分の書き換えだったことを認めた。また、第2支部が同年6月30日付で会議費用8万3508円を架空計上していたことも明らかにした。坂本氏は静岡県副知事や厚生労働省職業能力開発局長などを経て、04年の参院選で初当選した。
遠藤農相が辞任・安倍政権に打撃 2007年9月3日
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070903AT3S0300B03092007.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070903it03.htm?from=top
朝日夕刊 http://www.asahi.com/politics/update/0903/TKY200709030031.html
政治とカネを巡る問題が発覚した遠藤武彦農相と坂本由紀子外務政務官は3日午前、相次いで首相官邸を訪れ、安倍晋三首相に辞表を提出した。態勢立て直しを期していた安倍政権は内閣改造の矢先に出はなをくじかれた格好で、大きな打撃だ。
2人はこの後、それぞれ農水省と外務省で記者会見し、辞任の理由を明らかにする。
農相は官邸を出る際に記者団に辞表を出したかどうか聞かれたが、「農水省でお答えします」とだけ繰り返し、車に乗り込んだ。
坂本政務官は記者団に「辞表を提出しました」と表明した。
遠藤農相も、坂本外務政務官も、当初は辞任を否定していましたが、結局お二人とも要職を辞任されました。(遠藤農相については、今現在辞任会見を行っています。)
まあ、ご両人とも、これ以上争っても一文の得にもならないでしょうし、ここは潔く退いた方が得策と見たのではないでしょうか。
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