格安ツアーで発券トラブル 「てるみくらぶ」観光庁調査 2017年3月26日 共同
http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040003_V20C17A3000000/?dg=1
旅行会社の「てるみくらぶ」(東京)が主催するツアーで、航空券の発券を巡ってトラブルが起きていることが25日、分かった。観光庁にも顧客から相談が寄せられており、調査を始めた。
「てるみくらぶ」は「格安」をうたって海外ツアーを展開。観光庁によると、顧客から「航空券が発券できない」などとする問い合わせが来ているという。同社のホームページでは、25日は臨時休業としている。
ツイッターでは、同社を利用して旅行予定だったという人々からの投稿が相次いでおり、「明日韓国に行くが、ホテルがキャンセルされていた」「旅行を予約して80万円近く入金している」などと困惑や不安を訴えている。
8月の台湾ツアーを申し込んでいたという横浜市の男性会社員(31)は「メールでも電話でも連絡が取れなくなり、不安になってホームページ上でキャンセルした。『お得感』があるプランで楽しみにしていただけに残念だ。こんなに騒ぎになっているのだから、会社はきちんと説明してほしい」と話した。
東京商工リサーチによると、「てるみくらぶ」は1998年に設立。2016年9月期の売上高は約195億円だった。
「てるみくらぶ」海外旅行予約でトラブルか 2017年03月26日 読売
旅行会社「てるみくらぶ」(東京都渋谷区)が販売した海外旅行ツアーを予約した客から「航空券が発券できない」などの問い合わせが相次いでいることが、日本旅行業協会への取材でわかった。
24日だけで、同協会に約50件の相談があったという。同社には25日、複数の予約客が問い合わせに訪れたが、ドアには「臨時休業」と書いた紙が貼られ、誰も応対しなかった。
予約客らによると、同社から24日、「発券済みの航空券は利用頂けるか確認できておりません。代金の返金は日本旅行業協会などと協議します」という趣旨のメールが届いたという。7月の地中海旅行の代金約20万円を振り込み済みという世田谷区の男性(65)は「代金を返してほしい」と困惑していた。
この手のトラブルには珍しく渦中の会社のHPは26日午前8時時点で繋がる(お詫びのニュースリリースも出さずに、下のほうに「誠に勝手ながら、3/25(土)は臨時休業とさせていただきます」とあるだけ。上のほうにあるツアー情報には普通にアクセスできるようですし、もし本当に資金繰りが回らなくなっているのなら二次被害を出しかねず非常識極まりない行為です!)ようですが、東京商工リサーのHPのTSR速報にも「~発券システムトラブルで出発に障害~」と報道される有様。
このTSR速報は通常は民事再生法あるいは会社更生法を申請した会社の話題を取り上げられることが多い場所だけに、これ かなり厳しい状況なんでしょうね。
それにしても、格安ツアーで80万円近く入金とは危機管理意識に欠けるという別の意味で唖然とさせられるというか何というか。
私が卒業旅行した頃はまだインターネット普及以前の時代で、航空券は事前郵送。当時としては学生の身分ながらクレジットカードが作れて、地球の歩き方とも親密な旅行会社だったことを決め手にDST(ダイヤモンド・スチューデント・ツアー。現在ドゥルック・サクラ・ツアーズが略称として使っている会社とは別会社です)という格安旅行会社を使って3週間ほどの海外旅行をしましたが、それでも運営会社の信用状態は一応は気にしていました
(だからといって何かできるわけでもなかったんですけどね…)し、80万円もつぎ込めるなら多少割高になり旅行日数が減ることになっても信用力のある大手、少なくとも準大手の中から選びますが、今は旅行券も直前に空港で受け取る時代ですから、出発できない方だけでなく、既に国外に旅立っている方は帰国できないトラブルに巻き込まれる可能性もあるわけで…。
このようなトラブルに巻き込まれるとは不幸極まりないことですが、観光庁や外務省などお役所にも情報収集に全力で取り組み、旅行中の邦人帰国や現地でのトラブル対応に取り組んで欲しいものだと思いますね。
http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040003_V20C17A3000000/?dg=1
旅行会社の「てるみくらぶ」(東京)が主催するツアーで、航空券の発券を巡ってトラブルが起きていることが25日、分かった。観光庁にも顧客から相談が寄せられており、調査を始めた。
「てるみくらぶ」は「格安」をうたって海外ツアーを展開。観光庁によると、顧客から「航空券が発券できない」などとする問い合わせが来ているという。同社のホームページでは、25日は臨時休業としている。
ツイッターでは、同社を利用して旅行予定だったという人々からの投稿が相次いでおり、「明日韓国に行くが、ホテルがキャンセルされていた」「旅行を予約して80万円近く入金している」などと困惑や不安を訴えている。
8月の台湾ツアーを申し込んでいたという横浜市の男性会社員(31)は「メールでも電話でも連絡が取れなくなり、不安になってホームページ上でキャンセルした。『お得感』があるプランで楽しみにしていただけに残念だ。こんなに騒ぎになっているのだから、会社はきちんと説明してほしい」と話した。
東京商工リサーチによると、「てるみくらぶ」は1998年に設立。2016年9月期の売上高は約195億円だった。
「てるみくらぶ」海外旅行予約でトラブルか 2017年03月26日 読売
旅行会社「てるみくらぶ」(東京都渋谷区)が販売した海外旅行ツアーを予約した客から「航空券が発券できない」などの問い合わせが相次いでいることが、日本旅行業協会への取材でわかった。
24日だけで、同協会に約50件の相談があったという。同社には25日、複数の予約客が問い合わせに訪れたが、ドアには「臨時休業」と書いた紙が貼られ、誰も応対しなかった。
予約客らによると、同社から24日、「発券済みの航空券は利用頂けるか確認できておりません。代金の返金は日本旅行業協会などと協議します」という趣旨のメールが届いたという。7月の地中海旅行の代金約20万円を振り込み済みという世田谷区の男性(65)は「代金を返してほしい」と困惑していた。
この手のトラブルには珍しく渦中の会社のHPは26日午前8時時点で繋がる(お詫びのニュースリリースも出さずに、下のほうに「誠に勝手ながら、3/25(土)は臨時休業とさせていただきます」とあるだけ。上のほうにあるツアー情報には普通にアクセスできるようですし、もし本当に資金繰りが回らなくなっているのなら二次被害を出しかねず非常識極まりない行為です!)ようですが、東京商工リサーのHPのTSR速報にも「~発券システムトラブルで出発に障害~」と報道される有様。
このTSR速報は通常は民事再生法あるいは会社更生法を申請した会社の話題を取り上げられることが多い場所だけに、これ かなり厳しい状況なんでしょうね。
それにしても、格安ツアーで80万円近く入金とは危機管理意識に欠けるという別の意味で唖然とさせられるというか何というか。
私が卒業旅行した頃はまだインターネット普及以前の時代で、航空券は事前郵送。当時としては学生の身分ながらクレジットカードが作れて、地球の歩き方とも親密な旅行会社だったことを決め手にDST(ダイヤモンド・スチューデント・ツアー。現在ドゥルック・サクラ・ツアーズが略称として使っている会社とは別会社です)という格安旅行会社を使って3週間ほどの海外旅行をしましたが、それでも運営会社の信用状態は一応は気にしていました
(だからといって何かできるわけでもなかったんですけどね…)し、80万円もつぎ込めるなら多少割高になり旅行日数が減ることになっても信用力のある大手、少なくとも準大手の中から選びますが、今は旅行券も直前に空港で受け取る時代ですから、出発できない方だけでなく、既に国外に旅立っている方は帰国できないトラブルに巻き込まれる可能性もあるわけで…。
このようなトラブルに巻き込まれるとは不幸極まりないことですが、観光庁や外務省などお役所にも情報収集に全力で取り組み、旅行中の邦人帰国や現地でのトラブル対応に取り組んで欲しいものだと思いますね。