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10日の自治体市長選 新潟県佐渡市と大阪府茨木市で現職敗れる

2016-04-15 14:51:17 | Weblog
 10日の市長選挙は、新潟県佐渡市と大阪府茨木市で現職が敗れ、長野県東御市と兵庫県高砂市と広島県安芸高田市と長崎県壱岐市では現職が制しました。
 新潟県佐渡市長選と大阪府茨木市長選は別スレッドで扱いましたが、それ以外の投票結果は以下の通り。

★長野県東御市 市長選挙結果
当 8757 花岡利夫 65 男 無所属 現 東御市長
  5774 吉田周平 74 男 無所属 新 特定非営利活動法人おもいやり乙女平理事長

★兵庫県高砂市 市長選挙結果
当 16725 登幸人 65 男 無所属 現 市長
  6997 中西一智 40 男 無所属 新 アンソレイエ・グループ事務局長、元市議
  5822 生嶋洋一 73 男 無所属 新 無職、元市議

★広島県安芸高田市 市長選挙結果
当  6973 浜田一義 72 男 無所属 現 安芸高田市長
   6498 山根温子 60 女 無所属 新 農業、元市議
   748 有田清士 27 男 無所属 新 (株)安芸高田-東広島代表取締役

★長崎県壱岐市 市長選挙選挙結果
当 8266 白川博一 65 男 無所属 現 壱岐市長
  5178 武原由里子 51 女 無所属 新 無職
  4173 坂本和久 51 男 無所属 新 無職

★栃木県矢板市 市長選挙選挙結果
当 9335 斎藤淳一郎 43 男 無所属 新 無職、元県議
  7008 青木克明 63 男 無所属 新 会社役員、元県議
  1640 飯野正敏 64 男 無所属 新 無職、元副市長

★静岡県御前崎市 市長選挙結果
当 9884 柳沢重夫 69 男 無所属 新 畜産業、元市議
  8828 曽根正浩 54 男 無所属 新 無職、元市議

★岐阜県下呂市 市長選挙結果
当 12227 服部秀洋 57 男 無所属 新 会社役員、元市議
  9753  山田良司 55 男 無所属 元 塾経営、元市長、元衆議院議員

★長野県小諸市 市長選挙選挙結果
当 7239 小泉俊博 52 男 無所属 新 行政書士
  4466 柳沢恵二 67 男 無所属 新 無職
  4310 大森豊也 39 男 無所属 新 会社役員
  3601 芹沢勤 75 男 無所属 元 農業、元小諸市長
  2301 饗場道博 57 男 無所属 新 農業

(10日の自治体市長選)無所属新人の福岡氏が三つどもえの激戦制す

2016-04-15 14:48:15 | Weblog
(10日の自治体市長選)無所属新人の福岡氏が三つどもえの激戦制す 現市長の親族の市税滞納問題などが追い風か 2016年04月11日 産経
http://www.sankei.com/west/news/160411/wst1604110007-n1.html
 任期満了に伴う茨木市長選の投開票が10日、行われ、いずれも無所属で新人の弁護士、福岡洋一氏(40)が、現職の木本保平氏(71)と新人で元府職員の末武和美氏(69)=共産推薦=による激戦を制して当選した。当日有権者数は21万7951人、投票率は34・12%(前回36・45%)だった。
 当選確実の報を受けて午後10時45分、選挙事務所入りした福岡氏は、支持者から大きな拍手で迎えられた。万歳三唱の後、緊張した表情で「茨木の良心は守られた。市民の不安を払拭し、クリーンでビジョンのある市政を実現してゆく」などとあいさつした。
 同市では、市長選直前、現職の木本氏の親族が高額の市税を滞納していたことや、この親族の不動産などを担保に市長が5000万円を借り入れていたことなどが相次いで表面化。
 滞納を把握していながら資産差し押さえなどの対応をせず、放置していたことが市議会で批判され、混乱が拡大していた。
 このため前回、大阪維新の会地元支部などの推薦を受けた木本氏は今回、一部市議の応援にとどまった。これに対し、維新や自民の地元府議、市議らが福岡氏を擁立。共産推薦の末武氏との三つどもえを展開。期間中「クリーンで公平、公正な市政」を訴えた福岡氏が追い風を得た。
 一方、1期目の施策の継続の必要性を訴えた現職の木本氏は「企業の進出が相次ぐ時期、積極財政でインフラ整備を行う好機」と呼びかけ、末武氏も「憲法の理念が生きるまちをめざす」などとアピールしたがいずれも及ばなかった。
★大阪府茨木市 市長選挙結果
当  36865 福岡洋一 40 男 無所属 新 弁護士
  20226 木本保平 71 男 無所属 現 茨木市長
  14842 末武和美 69 男 無所属 新 政党役員


 大阪府茨木市は北摂地域にある人口28万人程の市で、市長選は現職で再選を目指す71歳の木本保平氏、弁護士で40歳の福岡洋一氏、元府職員で69歳の末武和美氏の3人による争いとなりましたが、
 福岡洋一氏が36865票を獲得して20226票を獲得した現職の木本保平氏に大差をつけて初当選。末武和美氏は14842票を獲得しました。
 現職の親族に絡む不祥事やその後の対応に批判が集まってしまったようですね。

(10日の自治体市長選)佐渡市長に現職破り新人・三浦氏 市民、現状に危機意識

2016-04-15 14:46:13 | Weblog
(10日の自治体市長選)佐渡市長に現職破り新人・三浦氏 市民、現状に危機意識 2016年04月12日 産経
http://www.sankei.com/region/news/160412/rgn1604120031-n1.html
 佐渡市の今後4年間の市政を旧真野町出身で元日刊スポーツ新聞社社長、三浦基裕氏(59)が担うことになった。10日に投開票された任期満了に伴う市長選は投票率が75・07%と過去最低で、通常なら手堅い組織票を持ち、現職の強みも生かせる甲斐元也氏(70)に有利に働く状況だった。にもかかわらず、行政経験がない新人の三浦氏が5400票余りの大差をつけて初当選を果たしたのは、人口減少に歯止めがかからず、先行きの不透明感が漂う佐渡の現状への市民の強い危機意識がもたらした結果といえそうだ。
 無所属同士の戦いを制して一夜明けた11日朝、三浦氏は佐渡市役所で市選挙管理委員会から当選証書を受け取った。報道陣に対し、「真正面から一つ一つの仕事にぶつかる。行政経験がないからと言い訳をするつもりは一切ない」と決意を示した上で「まずは職員の話を聞き、何を解決しなければならないか庁内を把握したい」と語った。
 同市では補助金の不正受給などの不祥事が相次ぎ、人口減対策とともに争点の一つになった。三浦氏は「勝因は分からない」としながらも、「市民はお客さま」との視点で行政の考え方を変えるという信念が伝わったとの見方を示した。
 市の課題として、地場産業の後継者難や医療介護の人手不足などを挙げ、「人づくりに行政の力をどれだけ優先的に充てられるかを考えたい」とした。
 市長選の投票率は前回選より0・99ポイント下回り、平成16年の合併で同市が発足して以降で最低。当日有権者数は4万8977人。甲斐氏の任期は17日までで、三浦氏は18日に初登庁する。
 選挙戦で、三浦氏は市民の視点に立った行財政改革を強く訴え、組織に頼らない「草の根」活動を展開。当選を決めた10日夜、同市中原の旅館で80人以上の支援者とともに万歳をして初当選の喜びを分かち合い「市民が佐渡島に危機感を抱いている。流れを変えなければとの思いが私に力を貸してくれた」と話した。
 一方、甲斐氏は1期4年の実績をアピールし、建設業を中心とする企業や県議らの支援を得たが、再選は果たせなかった。
 11日、本紙の取材に対し「やっと(政策の)芽が出てきたので成功させたかったが、私の実力不足。今後は一市民として佐渡の活性化のために頑張る」と語った。
 10日に投開票された市議選は前回選より2つ減となった22の定数を25人が争い、現職は3人が落選して18人のうち15人、元職2人、新人5人が当選した。
★新潟県佐渡市 市長選挙結果
当  20703 三浦基裕 59 男 無所属 新 会社役員
  15221 甲斐元也 70 男 無所属 新 佐渡市長


 新潟県佐渡市は、佐渡島全域を占める人口約5.6万人の市で市長選は現職で70歳の甲斐元也氏に59歳の三浦基裕氏が挑みましたが、
 民間の視点を生かした行財政改革の実現を掲げた三浦基裕氏が20703票を獲得して、15221票を獲得した現職甲斐元也氏を破り初当選を決めました。
 佐渡市で相次ぐ市職員の不祥事や補助金の不正受給問題をめぐり現職への不満が表面化してしまったようですね。