ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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米ファンド、雪国まいたけにTOB 最大95億円で株式非公開化

2015-02-23 11:06:54 | Weblog
米ファンド、雪国まいたけにTOB 最大95億円で株式非公開化 2015年2月23日 日経有料記事
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/ma.aspx?g=DGXLASGD23H02_23022015000000

 対立している相手が創業家の親子同士かそうでないかの違いはあるものの、こちらも大塚家具同様、経営権を巡るお家騒動が勃発して、現経営陣が投資ファンドを味方につけ経営の主導権を取り戻そうとしているという意味では目が離せなくなってきました。
 雪国まいたけは、ブランド力はあるだけに内紛さえなければ興味を示す個人投資家の方も少なくないのではないかと思うのですが、まずは完全子会社化して企業統治体制や事業を立て直した上で、数年後の株式再上場を狙う模様。
 3分の2近い64%の株式を保有する創業家や他の株主がどう反応するのか興味深いですね。

大分 国東市長選は三河明氏 再選

2015-02-23 11:03:49 | Weblog
国東市長に三河明氏が再選(大分)2015年02月23日 時事
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015022200169
 三河明史氏(66)=無所属・現=が、農業の阿部新咲氏(60)=無所属・新=を破り再選。(22日投開票)(2015/02/22-22:21)
★大分県国東市 市長選挙結果長(投票率66.49%)
当 11443 三河明史(66)無現
  5516 阿部新咲(60)無新



 大分県国東市は、県北東部の2006年3月に国見町・国東町・武蔵町・安岐町が合併して発足した人口約2.9万人の市で、市長選は2011年3月から1期4年現職を務めて再選を目指す66歳の三河明史氏に、前県農協理事長で60歳の阿部新咲氏が挑みましたが、
 特産品の生産拡大や農業後継者養成の取り組みを挙げ、「国東は色々な分野で大きく動き出しており、成功させる責任がある」と述べた三河明史氏が11443票を獲得して
「子育て支援や、農林水産を中心とした地場産業の振興・育成に力を入れ、皆さんと一緒に新しい国東をつくりたい」と訴え5516票を獲得した阿部新咲氏 をダブルスコアで破り再選を決めています。

佐賀 鳥栖市長選、橋本氏が新人2氏に大差で3選

2015-02-23 08:21:11 | Weblog
鳥栖市長選、橋本氏が新人2氏に大差で3選 2015年02月23日 佐賀
 任期満了に伴う鳥栖市長選は22日投開票され、現職の橋本康志氏(59)=無所属、本町=が1万6424票を獲得し、前市議の中村圭一氏(45)=自民推薦・あさひ新町=ら無所属の新人2人を大差で破り、3選を果たした。投票率は49・80%で、前回の57・40%を7・60ポイント下回った。
 2007年、11年に続く保守分裂選挙。過去2回、橋本氏の支持母体だった大手企業が中村氏支持に回るなど支援構図が変化し、市民の選択が注目された。橋本氏は「鳥栖駅周辺開発は私が政治を志した原点。一日も早く実現する」と力強く抱負を語った。
 橋本氏を支援する市議は中村氏の13人に対して4人。多くの企業・団体が中村氏を推薦する中、強い危機感を抱いた支援者は「市民党」を掲げて草の根選挙を展開した。橋本氏は企業51社を誘致し、5千人の雇用創出につなげたことなど2期8年の実績を強調した。鳥栖駅周辺整備の実現や、健康長寿日本一のまちづくりなどを訴え、幅広い支持を集めた。組織戦に対抗するため、個人演説会に力を入れた政策本位の戦術も奏功した。
 中村氏は橋本市政を「前に進める政治力が不足している」と批判、「鳥栖を一つにし、九州の心臓部に変える」と主張した。自民市支部や企業・団体の支援を受けて組織戦を展開したが、出遅れによる知名度不足も響いて支持は広がりを欠いた。新人で飲食店経営の古賀秀紀氏(59)=大正町=は小学校新設や25人学級の実現を訴えたが、及ばなかった。
 当日有権者数は5万4915人(男2万6019人、女2万8896人)。

鳥栖市長橋本さん3選 2015年02月23日 読売
◆橋上駅化実現訴え実る
 鳥栖市長選は22日、投開票され、無所属の現職・橋本康志さん(59)が、いずれも無所属新人の前市議・中村圭一さん(45)(自民推薦)と飲食店経営・古賀秀紀さん(59)を破り、3選を果たした。
 同市本町の公民館には、支援者らが次々と駆けつけ、当選確実の情報が届くと、大きな歓声が湧き起こった。橋本さんは「7万市民の声に軸足をおき、市政を運営していく。JR鳥栖駅の橋上駅化実現に向け、全力で頑張りたい」と語った。
 橋本さんは選挙戦で、2期8年にわたり積極的な企業誘致に取り組んだり、小中一貫教育を導入したりした実績を強調。公約では鳥栖駅の東口整備問題の解決を前面に打ち出し、「橋上駅化を早く実現して東西連携を図り、中心市街地を活性化する」と訴えた。
 過去2回の市長選では、橋本さんの支持母体となった地元の大手製薬会社などが中村さんを支援。有力な組織を失った状態での選挙戦を強いられたうえ、自民党も中村さんを推薦した。
 しかし、保守系などの市議4人らが支え、「市民党」を掲げて草の根選挙に取り組んだ。
 さらに1月の知事選で、橋本さんが山口知事を支援した関係もあり、山口知事がビデオメッセージで橋本さん支持を表明。秀島敏行佐賀市長も来援し、支持を呼びかけるなどして勢いづいた。自民党の今村雅弘衆院議員(比例九州)ら同党の一部も支援した。
 中村さんは、大手製薬会社や保守系などの市議13人の支援を得て組織選挙を展開。「もったいない鳥栖からすごい鳥栖へ」をスローガンに、土地利用の見直しや中学生までの医療費無料化などの政策を訴え、市政刷新を強調したが、知名度不足などが影響し支持は広がらなかった。自民党は知事選に続く敗北となった。
 古賀さんは前回選に続く挑戦で、市立小の新設や国公立大の学部誘致などを主張し、新興住宅街を中心に街頭演説を行ったが、及ばなかった。
★佐賀県鳥栖市 市長選挙結果(投票率49.80%)
当 16424 橋本康志(59)無現
  10239 中村圭一(45)無新=自民推薦
  514 古賀 秀紀(59)無新




 佐賀県鳥栖市は、福岡県と県境を接する人口約7.2万人の市で、市長選は2期8年現職を務めて3選を目指す59歳の橋本康志氏に、前市議で自民が推薦する45歳の中村圭一氏、レストラン経営で59歳の古賀秀紀氏の2新人が挑みましたが、
 在任中の九州新幹線・新鳥栖駅開業や重粒子線がん治療センター開院などを成果として挙げ、鳥栖駅の東西連携を含む中心市街地活性化に意欲を示し「鳥栖は今、いい流れにあり、その流れを断ち切ることはできない」と語った橋本康志氏が16424票を獲得して
 橋本市政の8年間について「交渉をしながら前に進める政治力、対外的な発信力が不足していた」と批判。「鳥栖は九州の心臓部。道州制における州都の機能は鳥栖が持つべきで、そのためのまちづくりをしたい」と述べて10239票を獲得した中村圭一氏 を振り切って3選。
「子どもにもっと税金を使うべき。学校を増やし25人学級を実現したい」と語った古賀秀紀氏は514票の獲得と完全に蚊帳の外状態でした。
 市議の多くが中村圭一氏の支援に回ったことでどうなるかと注目された保守分裂選挙は現職の橋本康志氏が制した形。市議会をどう取りまとめて行くかが注目されることになりそうですね。

埼玉 吉川市長選は中原氏が現職5選を阻み初当選

2015-02-23 08:17:19 | Weblog
吉川市長に中原氏 現職5選を阻み初当選 2015年2月23日 埼玉
http://saitama-np.co.jp/news/2015/02/23/01.html
 任期満了に伴う吉川市長選は22日投開票され、元県議の無所属新人中原恵人氏(44)が、無所属の現職戸張胤茂氏(67)=自民、公明推薦=を破り、初当選を果たした。5期目を狙った戸張氏に対し多選批判を展開、市政刷新を訴え、支持を広げた。
 中原氏は、市役所新庁舎建設の見直しや新中学校(吉川美南地区)の早期建設、JR吉川美南駅東口周辺の開発、市長報酬の20%削減による基金の設立などを訴えた。
 組織で勝る戸張氏に対し、政党推薦を受けず、しがらみのなさをアピール。子育て世代や新住民をターゲットに街頭活動や自転車で市内を駆け回り、地道な草の根運動を展開し、支持を広げた。
 当選を決めた中原氏は「オール吉川で頑張りたい。私からは『ありがとうございます』ではなく、皆さんに『おめでとうございます』と言いたい。投票率が10%近く上がって良かった」と語った。
 戸張氏は、JR吉川美南駅の開業や子ども医療費無料化の対象年齢拡大、全教育施設耐震化の実現など4期16年の実績をアピール。また新たな保育所の開設により待機児童をなくす子育て支援施策や、市の知名度を上げる「シティプロモーション」の取り組み、工業団地「東埼玉テクノポリス」の拡張などを公約に掲げたが、多選批判の逆風をかわし切れなかった。
 当日有権者数は5万3721人(男2万6967人、女2万6754人)。投票者数は2万6315人(男1万2728人、女1万3587人)、投票率は48・98%(男47・20%、女50・78%)と、過去最低だった前回を9・52ポイント上回った。
★埼玉県吉川市 市長選挙結果(投票率48.98%)
当 14176 中原恵人(44)無新
  11916 戸張胤茂(67)無現=自民、公明推薦



 埼玉県吉川市は、県南部の人口約6.8万人の市で、市長選は1999年3月から4期16年現職を務めて5選を目指す自民・公明が推薦する戸張胤茂氏に、元県議で44歳の中原恵人氏が挑みましたが、
 新庁舎建設や同駅東口開発の見直しを主張。新中学校建設など、市民目線を重視した市政の実現を掲げた中原恵人氏が14176票を獲得して
 子どもの医療費無料化・校舎の耐震化、吉川美南駅開業など過去4期の実績をアピール、「引き続き市政を担当し、『住み良さ日本一』を目指したい」と語り11916票を獲得した現職の戸張胤茂氏を破り初当選を決めました。
 2割近い方が東京都首都圏に通勤する市で40代半ばの若い市長が誕生。新市長はどのような市制運営を行っていくのでしょうか。