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「13メートル」津波、南三陸町庁舎のみ込む

2011-03-14 05:45:29 | Weblog
「13メートル」津波、南三陸町庁舎のみ込む 2011年3月14日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110314-OYT1T00103.htm
 「若い職員が次々と津波にのまれて行った。まさに地獄絵図だった」
 宮城県南三陸町の佐藤仁町長(59)は、町庁舎に隣接する防災対策庁舎の屋上に避難し、その庁舎が濁流にのみ込まれた時の様子を振り返った。
 防災対策庁舎は、1960年のチリ地震津波の被害を教訓にした鉄筋コンクリート3階建て。災害時には、救助や被災者支援、復興計画の拠点となる施設で、町職員たちも「堅固な防災対策をとった庁舎なら大丈夫」と思っていた。
 発生当時約40人が庁舎内におり、このうち約30人が屋上に避難した。ところが、津波は3階屋上をも包み込んだ。町長によると津波の高さは約13メートル。屋上の金網に必死ですがりついた町職員も、金網と一緒に次々とのみこまれた。
 津波は何度も何度も、執拗に襲ってきた。第一波ではじき飛ばされて偶然、屋上に出る階段の鉄製手すりにつかまることができた佐藤町長らは、近くに設置されていたアンテナによじ登り、身を守った。
 妻を残した家が押しつぶされるのを目の当たりにした町幹部が屋上で男泣きに泣く姿を見て、誰もが胸を締め付けられた。屋上に避難した約30人のうち、生存が確認できたのは10人だけ。町内には「壊滅」した集落も複数あり、町職員のほか、町議にも生存が確認できない人もいる。
 13日朝には、がれきと化した街並みから水が引いた。船や家屋が線路に乗り上げていたり、所々で黒い煙が立ち上っていたりと生々しい痕跡があらわになった。今はもう散乱した、笑顔で映っている家族写真を拾い集める人の姿もあった。
 町は災害対策本部を体育館に設置したが、機能はまひしたままだ。陣頭指揮を執る佐藤町長は「壊滅した地区も複数あり、米や毛布、水など支援物資の不足が著しい」と緊急支援の必要性を訴え、「生死は紙一重。生き残った私たちは、つらくてもしっかり生きなければならない」と声を震わせた。

東日本大震災:「早く逃げて」命かけた防災無線…南三陸 2011年3月14日 毎日
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110314k0000m040103000c.html
 東日本大震災の発生から3日目の13日、明らかになりつつある被害状況は拡大の一途をたどり、死者が1万人単位に及ぶとの見方も出てきた。難航する救出作業、あふれる避難所、行き届かない食料や物資。福島第1原発1号機の爆発事故で、新たに約8万人の住民が避難を余儀なくされ、想像を絶する巨大地震に襲われた被災地は、大きな不安や疲労に包まれた夜を迎えた。
 「早く逃げてください」--。街全体が津波にのみ込まれ約1万7000人の人口のうち、約1万人の安否が分からなくなっている宮城県南三陸町は、町役場が跡形もなくなるなど壊滅した。多くの町職員や警察官、消防職員が行方不明となったが、その中に津波に襲われるまで防災無線放送で住民に避難を呼びかけた女性職員がいた。
 「娘は最後まで声を振り絞ったと思う」。同町の遠藤美恵子さん(53)は、避難先の県志津川高校で涙を浮かべた。娘の未希(みき)さん(25)は町危機管理課職員。地震後も役場別館の防災対策庁舎(3階建て)に残り、無線放送を続けた。
 難を逃れた町職員(33)によると、地震から約30分後、高さ10メートル以上の津波が町役場を襲った。助かったのは10人。庁舎屋上の無線用鉄塔にしがみついていた。その中に未希さんはいなかった。
 遠藤さんは「(生き残った職員から)『未希さんが流されるのを見た』という話を聞いた。もうダメだと思う」とつぶやいた。
 地震直後、遠藤さんの知人、芳賀タエ子さん(61)は「6メートル強の波があります。早く逃げてください」という未希さんの放送の声を聞きながら、携帯電話だけを持ち、着の身着のままで車で避難所の志津川高校のある高台を目指した。停電で信号が動いておらず、周辺道路は渋滞していた。高台への道路を上がる時、振り向くと渋滞の列からクラクションが鳴り響き、その背後から津波が家屋などをなぎ倒しながら追いかけてくるのが見えた。
 芳賀さんは懸命にアクセルを踏み、数十メートルの高さの高台に逃れた。車を降りて避難所の階段を上がった。遠藤さんもたまたま避難していた。
 芳賀さんは遠藤さんの手を握って言った。「娘さんの声がずっと聞こえたよ」
 高台から見下ろす街は濁流にのみ込まれていた。

妹捜索の男性、がれきの山に「あきらめついた」2011年3月14日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110313-OYT1T00761.htm
 「万が一の可能性を信じて来たんだけど……」。
 記者が岩手県山田町の被災現場で出会った会社員、鈴木春蔵さん(64)は、介護士として働いていた妹(55)を捜すため、スコップを手に老人保健施設「霞露(かろ)」を訪れた。
 3階建ての屋根まで津波に襲われ、建物内部はがれきの山。目に飛び込んできたのは、搬送されずに放置された複数の遺体だった。
 付近一帯は、町の形状が分からないくらいに変わり果てていた。地元の人によると、北は山田湾、南は船越湾に挟まれた小さな集落は、両湾に押し寄せた大津波がぶつかり合い、一瞬でのみこまれた。
 鈴木さんは「生きている人の救助が最優先なのは仕方ない。これであきらめがつきました」と、力無く、笑みを浮かべた。
 隣の集落に住む男性(52)は、父(78)と母(75)が地震直後、手をつないで避難するのを見たという人の言葉を頼りにやって来た。「足が悪い母に合わせ、父が手を引っ張って歩いていたと思うと……」と、言葉を詰まらせた。
 同町内では救援物資が十分に届かず、がれきの中から食料や飲料水のボトルを掘り出すなどして、住民らが物資確保に動いている。
 数百人が地元の小学校に身を寄せている大沢地区もそうした地域の一つ。消防団員の箱石寛さん(40)は「体育館にぎゅうぎゅう詰めで人がいるのに、食材も灯油も全く届かない。もうすぐ米もなくなる」といらだつ。
 箱石さんたちは13日朝、商店があった場所へ行き、がれきと泥の中から、飲料水やインスタント食品を見つけ出した。家が高台にあって難を逃れたという大石澄子さん(51)は、自宅にあった食料をみんなに提供してきたが、尽きたという。
 「避難所には赤ちゃんもいるのに粉ミルクも届かない。紙おむつも何とか見つけなくちゃ」と、がれきをかき分けていた。

ビル屋上に車、駅は土台だけ…女川襲った津波 2011年3月14日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110313-OYT1T00561.htm
 13日午後、宮城県女川町に入った。前日まで津波が運んだがれきや浸水で道路が寸断され、“陸の孤島”だった町だ。
 隣接する石巻市から車で入れるようになり、途中からは歩いて向かった。中心部を見渡す高台で、目に飛び込んできた光景は信じられないものだった。
 浜辺に近い家や商店が並んでいたであろう場所はがれきの山しかなく、かろうじて、町役場や観光施設などコンクリートの建物が無残な姿をとどめる。真っ二つに割れたビルの残骸や、3階建てビルの屋上にあるひっくり返った車が、津波の怖さを物語る。
 高さ十数メートルの高台にある女川町立病院。1階部分がほぼ水没したという。廃虚と化した町を眺めていた勝又良悦さん(47)は地震直後、「1人で逃げられるから」と気丈な父二郎さん(78)と自宅で別れ、会社に戻った。
 沖の方でぐんぐんと水位が上がるのを目撃し、急いで走って逃げたが、膝まで達した津波に足を取られて転倒。それでも壁をつかんで起きあがり、山肌をよじ登って避難した。
 父を助ける余裕はなかった。目の前に壁のような大波が押し寄せ、町のあらゆるものをのみ込んだ。「父も家も会社もみんな持っていかれてしまった」。「父が生きているとは思えないが、父に生かしてもらった気がする」と途方に暮れる。
 病院の玄関の柱には、避難者の名前を書いた紙がはり出されていた。会社の同僚の名前を探していた同町の会社員、阿部美昭さん(67)は、「連絡が全然つかない。名前も載っていない。どこかに逃げていればいいが」とため息をついた。
 町民は小中学校や同病院に避難したが、大きな津波が4、5回続いたという。回転する屋根の上につかまって沖合まで流されながら助かった男性がいた一方、高齢者の中には逃げ遅れた人も少なくないとみられる。高台に逃げ、そのまま一晩を過ごしたという女性は「まさに地獄絵図。本当に恐ろしい」と声を震わせた。
 中心部にある女川駅は、土台だけを残して跡形もない。レールは大きく曲がり、列車は港から約500メートル離れた高台の墓地まで押し流された。船や車が辺り一面に転がっていた。船の燃料か、潮の香りに重油臭さが混じる。
 町総合体育館には約2300人が避難していた。グラウンドには陸上自衛隊などのヘリコプターが救援物資を運んで来るが、食糧や医薬品が不足しており、暖房も利かない。妻と避難してきた佐藤忠雄さん(75)は「サンマの入った汁を茶わん半分飲んだだけ。持病の神経痛も悪化しそう。いつまでこの生活が続くのか」と、冷えた足をさすった。グラウンドの施設には遺体が運び込まれていた。
 「津波の前はとてもきれいな町だったよね。でも、みんななくなっちゃった」。そう言って母親の手を握りしめる小さな男の子がいた。未曽有の大災害は、被災者に大きな傷を残した。復旧までどれほどの時間がかかるか想像もつかないが、一日も早い復興を願わずにいられない。

町長ら1万人超不明…岩手・大槌、機能停止の町 2011年3月14日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110313-OYT1T00306.htm
 町の中心部が大津波にのみ込まれた岩手県大槌(おおつち)町。
 避難所で所在が確認されている住民約4600人を除き、町長をはじめ1万人以上の行方がわからないままだ。火災にも見舞われ、何もなくなってしまった町に13日、記者がはいった。
 所々から火災の残り火や煙が上がり、町中心部は焦げ臭いにおいに包まれている。中心部にあった図書館やガソリンスタンドなどは跡形もない。背後にある山で火事が起きているが、消防機能は完全にまひしている。大槌川にかかるJR山田線の橋は橋脚を残し、落下した。
 港から約1キロにある役場は、2階まで津波が押し寄せた。役場では加藤宏暉町長ら幹部が災害対策会議を開こうとしていた、まさにその時だった。東梅政昭副町長は「町長が高いところに避難するよう指示し、約20人が屋上に上がったところで津波が押し寄せてきた。数十人の職員が行方不明となっている。加藤町長は姿が見えなくなった」と話した。町も事実上、機能停止となっている。
 同町城山の中央公民館は遺体の安置所になっていた。約20人の遺体が安置されている。各地で遺体の回収が続いている。
 災害対策本部も置かれ、13日朝までに40人の死亡を確認したという。町内26か所の避難所に約4600人が、命からがら避難している。
 公民館に避難した会社員、阿部正人さん(46)は「もう2日間、何も食べていない。それでも連絡の取れない弟を捜さないといけない」と疲れ切った表情で話した。
 不明の町長に代わり災害対策本部長を務める東梅副町長は「何人の町民が亡くなっているのか全く分からない。約1万5000人の町民で、もっと亡くなった方が増えるのではないか」と苦しい表情で話した。
 町民たちはがれきに埋もれた自動販売機を壊して、中からペットボトルのお茶や缶ジュースを取り出してのどの渇きをしのいでいた。住民はがれきの中から、泥にまみれた預金通帳や食料など使えそうなものを探していた。
 県立大槌病院で、ライフライン(生活物資補給路)が途絶し、医薬品もとぼしい中で、かろうじて診療が続けられていた。岩田千尋院長は「夜は懐中電灯の明かりで診察を続けている。職員も家族と連絡がつかないまま、頑張っている」と話した。
 43人の患者が入院している。事務員岡田和也さん(32)は「水、食料、医薬品はほぼ底をついている。医薬品は1階にあったが、水浸し。ライフラインは全滅だ。患者の搬送を頼みたくても電話や無線は全て壊れており、外部との連絡は断絶状態」と話した。

「水、米が足りない」被災地で物資不足深刻 2011年3月14日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110314-OYT1T00105.htm
 東日本巨大地震の発生から3日目となった13日、各地の避難所では物資不足が深刻化し、すでに2晩を過ごした被災者の多くは、寒さと空腹に疲労の色を一層濃くしている。
 「水も食べ物も足りない。もう2時間も探し歩いている」。13日午後、津波で街が水没した岩手県陸前高田市内の避難所の一つで過ごす20代の男性がつぶやいた。手には、未開封のペットボトル。避難所から離れた小売店の跡まで歩き、拾ってきたという。
 市立第一中にある避難所の対策本部副代表を務める中井力(つとむ)さん(61)は「食料はぎりぎり。手持ちはほとんどなく、救援物資が到着するのを待っている」と切実に話す。同校には13日午前現在、約950人の住民が寝泊まりしているが、物資の不足は深刻だ。「特に米が足りない。野菜をとることも大切だができない」
 夜は冷え込むため、温かい食べ物がほしいが、行き届かない。また、ガソリンや暖房具、トイレットペーパー、医薬品などの確保も切実で、特にガソリンは発電機に使うため極めて重要だという。
 同校に避難している矢作美保さん(63)は、「そのまま逃げてきたので着替えがなく困っている。もう3日目なので……」と、疲れた表情で語った。
 宮城県南三陸町では、志津川小学校の校舎に約1200人が避難している。若い男性らががれきの山から灯油を持ってきたり、壊れた自動販売機からジュースを取り出して配っている。
 近くに住む商店経営佐々木長平さん(69)は家族6人で避難。かつての津波の際も同校に避難したが、今回の方が避難所が人であふれていると感じるという。1人1畳ほどのスペースしかなく、すし詰め状態。毛布も足りず、灯油がなくストーブをつけることもできないため、夜はかなり冷え込む。
 同県石巻市の市立住吉中学校では、多くの被災者が避難してきた後、津波で周囲が水につかり出られなくなった。食料が届けられたのは12日深夜になってから。13日の朝が被災後初めての食事となった人も少なくない。ただ、量は足りず、ビスケット1枚で我慢した人もいたという。



 すみません。コメントは遠慮させてください(何と言っていいか言葉が思いつきません)

東海道・埼京・京葉・総武線など終日運休 計画停電で

2011-03-14 05:43:34 | Weblog
東海道・埼京・京葉・総武線など終日運休 計画停電で 2011年3月14日 日経
 JR東日本は14日、首都圏の在来線のうち山手線は全線で運行するが、中央線快速は東京―立川間、京浜東北線は蒲田―赤羽間、常磐快速線は上野―松戸間、常磐線各駅停車は綾瀬―松戸間に限って運行する。このほかの東海道線、埼京線、京葉線、総武線、横須賀線、武蔵野線などは終日運休するという。上越、長野新幹線は全線で運行する。


 だそうです。(というか、そうとしか言いようがありません)。
 私は関東の人間ではないので、どの位の影響が出るのか全く予想が付きませんが、埼京線の混雑率は全国的にかなり有名ですし、この乗客が他の路線に流れることを考えただけでもめまいがしそう…。
 特に通勤路線が全面運休になる方で、どうしても通勤する必要がある方などは、他の路線や車通勤に切り替えるなどして、十分余裕をもって出勤して下さい。

東京電力の計画停電 一部電話やISDNも使用不能???

2011-03-14 05:27:32 | Weblog
東京電力の「計画停電」による通信サービスへの影響について(NTT東日本HPより引用)
 東京電力様が3月13日に発表した「計画停電」により想定される通信サービスへの主な影響は以下のとおりです。
1.通信への影響
停電中は、以下のサービスの発着信ができなくなります。
<1> 電話系のサービス
・ひかり電話
・ISDN
・加入電話(商用電源を使用しているコードレスホン等の電話機の場合)

<2> インターネット系のサービス
・フレッツ光
・フレッツADSL
・フレッツISDN

<3> ビジネス系のサービス
・ビジネスイーサ
・フレッツVPN
・PBX(構内交換機)、ビジネスホン(事業所用電話機) 等




 NTT東日本の13日発表によれば、東京電力の計画停電が実施されたエリアでは、コンセントから電源を取っている一般の加入電話やひかり電話、ISDN(総合デジタル通信網)、職場にあるビジネスホン(事業所用電話機)は発着信ができなくなると発表ししたようです。
 ん…。こんな大切なことをいきなり言いだされてもねぇ…。
 そもそもひかり電話への移行を加入者に推進(というより半強要?)してきたのはNTT自身ですし、今時コンセントから電源を取っていない黒電話を使っている家庭がどれだけあるのか…(惑
 ネットが使えないのも困りますが、商談がお流れになるなど、ビジネスに影響が出たら一体誰が責任を取ってくれるのでしょうか…(激怒

石原知事「心身の衰え感じたが、国家破綻の危機」4選出馬を正式表明

2011-03-14 05:00:24 | Weblog
石原知事「心身の衰え感じたが、国家破綻の危機」4選出馬を正式表明  2011年3年11日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110311/elc11031114230003-n1.htm
 4月の東京都知事選に、不出馬の意向を固めていた石原慎太郎知事(78)が11日、一転4選出馬を正式に表明した。同日午後1時に開会した都議会本会議場で「心身の衰えを感じるが、逡巡の上、国家破綻の危機感ゆえ、あえて知事選への出馬を決心しました。日本の心臓部であるこの東京が混乱することは国家の喪失。身命を賭して最後のご奉公をさせていただきたい」などと述べた。
 石原知事は10日の産経新聞の単独インタビューで、「今度、都知事やったら、桟橋方式で南鳥島に飛行場を造る」などと出馬に前向きな姿勢を示していた。石原知事の出馬で選挙戦の構図が一気に固まりそうだ。
 石原知事は多選の弊害などを考慮していったんは不出馬を決めたが、出馬が予想される候補者では有効投票数の4分の1以上を獲得する候補者が出ずに、再選挙となる可能性が浮上。「都政の停滞による混乱を危惧」して最終的に出馬を決断をした。
 関係者によると、石原知事は10日夜、長男で自民党の石原伸晃幹事長や、後継含みで出馬表明した神奈川県の松沢成文知事(52)らと会談し、出馬の意向を伝えたもようだ。
 石原知事は、平成11年に初当選。15年には308万票を獲得して再選。現在3期目。
 都知事選をめぐっては、松沢氏のほか、共産党元参院議員の小池晃氏(50)、外食大手「ワタミ」前会長の渡辺美樹氏(51)が立候補を表明。前宮崎県知事の東国原英夫氏(53)や、自民党参院議員で弁護士の丸山和也氏(65)の立候補も取りざたされている。




 石原氏が東京都知事選に出馬を正式表明です。
 それにしても、出馬の理由が『心身の衰えを感じるが、逡巡の上、国家破綻の危機感ゆえ、あえて知事選への出馬を決心しました。日本の心臓部であるこの東京が混乱することは国家の喪失。身命を賭して最後のご奉公をさせていただきたい』だなんて、新銀行東京が巨額の累積赤字を抱え込むことになった直接の原因を作った人にだけは言われたくありませんし、有効投票数の4分の1以上を獲得する候補者が出ずに、再選挙となる可能性 についても、逆に石原氏が出馬すれば、ますます混戦状態になるだけではないでしょうか…。
 そもそも4年間の任期を全うできるだけの体力が石原氏に残されているかも正直疑問ですし、100歩譲っていずれの候補も4分の1にならなければ上位候補だけで決選投票を行えばいいだけのこと。改めて出馬を決めた言い訳をするにしても、もっと理論的な言い訳をしたらいいのに…と思いますが、さてさて都民は誰を選ぶのでしょうか…。
 東北・関東を襲った大地震の影響で、東京電力が早速計画停電を発表するなど、東京も多くの難問を抱える中、都民は一応の政権運営の実績のある?石原氏を選ぶのか、それとも他の候補が選ばれるのか要注目です。

名古屋市議選:「減税日本」最大勢力に…過半数には届かず

2011-03-14 04:51:52 | Weblog
名古屋市議選:「減税日本」最大勢力に…過半数には届かず 2011年03月14日 毎日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110314k0000m010128000c.html
 議会解散請求(リコール)成立に伴う出直し名古屋市議選(定数75)は13日投開票され、リコール運動を主導した河村たかし市長が代表の地域政党・減税日本が
28議席を獲得し、議会最大勢力になった。過半数には届かなかったが、他党にも河村市長が掲げる市民税減税や市議の報酬半減などに賛成した候補が多く、
市長の政策が前進しそうだ。
 他党の獲得議席は自民19(解散前23)▽公明12(14)▽民主11(27)▽共産5(8)。解散前に第1党だった民主は既成政党批判のあおりを受けて
議席を半数以下に減らし、大敗した。
 計138人の候補が16区ごとに定数2~7を争った。全体の投票率は43.96%(前回39.97%)だった。
 2月の「トリプル投票」(名古屋市長選、愛知県知事選、議会解散住民投票)では河村市長の勢力が完勝。減税日本はその勢いをかって前職1人、新人40人を
擁立し過半数獲得を目指した。候補者の大半は政治経験がなかったが、市長の人気を生かして有権者への浸透を図った。16区中12区で2人が当選、5区ではトップ当選した。
 地域政党ブームの火付け役となった減税日本の躍進は中央の政局や4月の統一地方選に影響を与えることは必至だ。



 東北・関東を襲った大地震の報道一色の中、他の地方ではすっかり忘れさられていた感さえあったのですが、13日は解散した名古屋市議選が行われ、リコール運動を主導した河村たかし市長が代表をしている地域政党の減税日本が28議席を獲得。候補者の一本化などが奏功した自民党は4議席減らしたものの19議席と第二党の座をキープ&組織力のある公明党は2議席減らして12議席と同じく第三党の座をキープした半面、民主党は27議席から半分以下の11議席まで16議席も議席を減らして第四党に転落。共産も3議席減らして5議席となるなど、減税日本が過半数こそ制することができなかったものの、独り勝ち状態で第一党に一気に上りつめました。

 で、この減税日本 具体的には市民税の10%減税以外は、一体何をやってくれるんでしょうね…(ニヤリ
 誰かを批判して圧倒的な議席を獲得したものの、いざ自身が政権を取得したら実際には何もできなくて信頼を失ったのは現在の民主党がまさにその状態ですし、皮肉な言い方にはなりますが、とりあえずはお手並み拝見といったところが正直な印象でしょうか…。

「死者は万人単位に」 宮城県警が見通し 379遺体を収容

2011-03-14 04:38:28 | Weblog
「死者は万人単位に」 宮城県警が見通し 379遺体を収容 2011年3月14日 日経
 宮城県警は13日午後に開いた県災害対策本部会議で、同日正午時点で379人の遺体を収容したと報告した。東松島市野蒜で約200人の遺体を発見し、遺体収容所への搬送作業を続けている。県警は「死者が万人単位に及ぶのは間違いない」との見方を示した。
 宮城県の13日午後3時の発表によると、県が把握する被災状況は死者270人、行方不明者397人、避難者10万8210人などとなっている。「牡鹿半島以北の三陸沿岸の被害が甚大」(災害対策担当者)
 避難者や孤立者の確認が進むにつれ、食料や水、毛布などの不足も鮮明になっており、新潟県や岐阜県から到着した給水車が応援作業にあたっている。

死者・不明3000人超す 被害、過去最大規模に 東日本大地震 2011年3月14日 日経
 東日本巨大地震で、気象庁は13日、マグニチュード(M)を8.8から9.0に再修正したと発表した。震源域は約500キロメートルに及び、地震の規模は世界史上4位タイ。同日までの死者・行方不明者は計3078人となったが、宮城県警の竹内直人本部長は死者数について「万人単位に及ぶことは間違いない」と述べ、阪神大震災を上回る過去最大規模の地震被害となる見通しを示した。
 震源域は約500キロメートルに及び、地震の規模は日本最大で、世界でも史上4位タイに並ぶ巨大な地震エネルギーだった。
 気象庁によると、M7以上の余震が起こる確率は16日午前10時までに70%。その後の3日間でも50%に上ると予想され、同庁は「震度6弱や6強の余震が起こる可能性が高い」として引き続き警戒を呼びかけている。
 気象庁は海外での地震波の観測データなどから、地震の規模を再検討。その結果、震源域は長さ計約500キロに及び、3つの断層が連続して破壊したことが判明、全体のマグニチュードが当初の想定を上回ることがわかった。
 マグニチュードは地震の規模を表す単位で、震源の真上から100キロ離れた地点での最大振幅から求める。Mが1大きいと、エネルギーは約30倍大きくなる計算。今回の地震のM9.0のエネルギーは当初の速報値M7.9の約45倍、直前の暫定値M8.8の約2倍に相当する。
 気象庁によると、最初に破壊が始まった断層のエネルギーはM8.8と見積もられ、残り2つの断層のエネルギーを合わせるとM8.8程度。両方とも単独で震度7以上の大地震を引き起こすことができるエネルギーを持っていた。個別の断層破壊が連動してほぼ同時に発生したことで全体として約2倍のエネルギーを持つ巨大地震となった。
 今回動いた断層の長さは3つを合わせて約500キロに及ぶ。青森県から茨城県の沖まで広い範囲で海底が隆起したことになり、より広範囲に津波被害をもたらす原因となったとみられる。
 気象庁は13日、岩手、宮城、福島の3県などに出ていた津波注意報をすべて解除したと発表。政府は、激甚災害指定を行う政令を12日に閣議決定したと発表した。

「3つの地盤破壊が連続」 気象庁、M9.0に再び修正 2011年3月14日 日経
 気象庁は13日午後に記者会見を開き、11日午後2時46分に発生した三陸沖を震源とする東日本巨大地震の規模を示すマグニチュード(M)を8.8から9.0に再修正したと発表した。「震源域で地盤の巨大な破壊が3つ連続して発生しており、3つを合わせて規模を再計算した」という。日本の観測史上最大規模。
 同庁は地震の波形を詳細に解析。その結果、最初の巨大な破壊の後に、第2、第3の巨大な破壊が連続して起こり、特殊な地震波になっていた。こうした複雑な破壊は「極めてまれ」としている。
 今回の地震の震源域は長さ約500キロメートル、幅約200キロと極めて広域。断層の破壊は5分以上続いたという。
 今後の余震について、13日午前10時以降の3日間にM7以上の余震が起きる確率は70%で、16日午前10時以降の3日間でも50%に上るという。
 世界でも1960年に起きたチリ地震のM9.5、64年のアラスカ地震のM9.2、2004年のインドネシア・スマトラ沖地震のM9.1に次ぐ規模になるとみられる。
 宮城県沖の大地震は約40年おきに発生し、78年にM7.4の地震が起きて以来、30年以上たっていた。国の地震調査委員会はこの地域で30年以内に99%の確率で地震が起きると予測していたが、規模はM7.5~8.0と見積もっていた。

地震で自動停止の原発、安定停止は3基のみ  2011年3月14日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110313-OYT1T00278.htm
 東日本巨大地震では、東京電力福島第一原発1~3号機、同第二原発の全4基、東北電力女川原発の全3基、日本原子力発電東海第二原発の計11基が、強い揺れにより自動停止した。
 経済産業省原子力安全・保安院や各電力会社によると、11基のうち、原子炉内の温度が100度以下で、圧力も大気圧に近い状態で安定した「冷温停止」に至っているのは、福島第二3号機と女川1、3号機の3基だけだ。
 原子炉を停止する場合は、炉内の核分裂反応を抑制する「制御棒」を挿入する。しかし、反応を止めても核燃料は高い余熱を持っているため、安全で安定した状態にするには、さらに冷却を続ける必要がある。
 保安院によると、地震による停電で外部からの電力供給が失われたことや、冷却水をさらに冷やす海水を取り込み、動かすポンプが津波で被害を受けたことなどから、福島第一原発2号機や、同第二原発1、2、4号機などでは、冷温停止までに時間がかかっているという。同3号機は12日正午過ぎ、冷温停止が確認された。
 13日に記者会見した保安院の根井寿規審議官は、自動停止した原発の多くでは炉心の冷却機能が保持されていると説明。「とりあえず給水を継続すれば大丈夫だと認識している」と述べた。
 また、炉心冷却機能を失った福島第一3号機では、通常の原発で使うウラン燃料とは異なり、毒性の強いプルトニウムを混ぜた核燃料を入れていることについては、「冷却する方法に違いがあるわけではない。特別な対応は念頭に置いていない」とした。
 3号機では13日朝から、冷却を促進するホウ酸水を炉内に注入する作業が行われている。1号機では緊急措置として海水も注入したが、今回は原子炉のダメージを抑えて再使用を容易にするため、ホウ酸水のみの注入を選択したとみられる。




 で、この計画停電の直接の原因となった東北・関東を襲った大地震ですが、死亡者数は最終的には万人単位になると宮城県警が見通しを発表。また、マグニチュードが9.0に更に修正され、原発も安定停止は11基のうち3基に過ぎないことがわかりました。
 こちらについては、不幸にしてお亡くなりになられた方やその遺族の方の気持を考えると、とてもコメントなど書けないというのが正直なところなのですが、世界の至上4位タイに並ぶ巨大な地震エネルギーだったようで、今後の影響は神戸の大地震の時以上になりそうですし、無事だった方も今後の計画停電で(エレベーターに閉じ込められるなど)思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあるだけに、(気をつけろと言われてもどう気をつけろと逆切れはされそうですが)想定外のトラブルがいつ何時発生する可能性も十分想定の上、何事にも余裕を持った行動を取る必要がありそうです。

ちょ!!! 計画停電って、公共交通網や病院まで対象なの???

2011-03-14 04:26:37 | Weblog
14日に想定される主な停電エリア…東電発表 2011年3月14日 読売
 東京電力が発表した14日に想定される計画停電の実施予定は次の通り。

<同一市町村内でも地区によってグループが異なる場合があり、記載のグループの時間外に停電することもある。またリストに入っていない自治体でも停電する場合がある>
 【東京都(23区)】
 東京23区のうち「計画停電を実施する」として、東京電力が13日深夜の時点で公表している13区
 台東、品川、目黒、大田、世田谷、杉並、豊島、北、荒川、板橋、練馬、足立、葛飾
 (区内全域が停電するとは限らない。停電する時間は、同一区内でも地域によって違う場合もある。東電広報部では「実施自治体や時間は流動的」としている)
 14日に計画停電を実施するエリアとして、東京電力本店が当初発表した首都圏の主な自治体と、停電の実施時間

【各グループの実施時間帯】
 第1グループ 午前6時20分~午前10時の時間帯のうち3時間程度、午後4時50分~午後8時半の時間帯のうち3時間程度
 第2グループ 午前9時20分~午後1時の時間帯のうち3時間程度、午後6時20分~午後10時の時間帯のうち3時間程度
 第3グループ 午後0時20分~午後4時の時間帯のうち3時間程度
 第4グループ 午後1時50分~午後5時半の時間帯のうち3時間程度
 第5グループ 午後3時20分~午後7時の時間帯のうち3時間程度

【東京都(23区を除く)】
 第1グループ 武蔵野市、三鷹市、西東京市、東久留米市、小平市、東村山市、清瀬市
 第2グループ 東村山市、清瀬市、東大和市、国分寺市、府中市、小金井市、八王子市、国立市、小平市、西東京市、武蔵野市、三鷹市、調布市、立川市、昭島市、武蔵村山市、町田市、狛江市、多摩市、日野市、稲城市
 第3グループ 八王子市、日野市、東村山市、清瀬市
 第4グループ 立川市、昭島市、国立市、日野市
 第5グループ 町田市

【神奈川県】 
 第1グループ 逗子市、横須賀市、鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市、相模原市、座間市、海老名市、綾瀬市、平塚市、寒川町、厚木市
 第2グループ 横浜市鶴見区・港北区・南区・保土ヶ谷区・戸塚区・神奈川区・瀬谷区、厚木市、海老名市、座間市、伊勢原市、茅ヶ崎市、寒川町、二宮町、平塚市、大磯町、秦野市、中井町、大和市、相模原市、川崎市多摩区・高津区
 第3グループ 
 第4グループ 川崎市、横浜市
 第5グループ 横浜市、川崎市、相模原市、鎌倉市、横須賀市、三浦市、葉山町、逗子市、大和市

【埼玉県】
 第1グループ さいたま市、ときがわ町、ふじみ野市、横瀬町、皆野町、寄居町、狭山市、坂戸市、三芳町、志木市、所沢市、小鹿野町、小川町、新座市、川越市、秩父市、朝霞市、鶴ヶ島市、東秩父村、入間市、飯能市、富士見市、嵐山町、和光市
 第2グループ 川口市、さいたま市、蕨市、鳩ヶ谷市、戸田市、越谷市、吉川市、松伏町、三郷市、春日部市、宮代町、杉戸町、川越市、狭山市、鶴ヶ島市、日高市、飯能市、入間市、坂戸市、川島町、毛呂山町、越生町、ときがわ町、幸手市、白岡町、北本市、蓮田市、伊奈町、鴻巣市、桶川市、上尾市、加須市、久喜市、行田市、熊谷市、羽生市、深谷市、所沢市
 第3グループ さいたま市、春日部市、朝霞市、和光市、志木市、新座市、富士見市、越谷市、川口市、戸田市、蕨市、幸手市、蓮田市、上尾市、桶川市、深谷市、本庄市、熊谷市、行田市
 第4グループ 本庄市、熊谷市、長瀞町、皆野町、秩父市、嵐山町、横瀬町、寄居町、深谷市、神川町、小川町、鳩山町、東秩父村、ときがわ町、毛呂山町、越生町、飯能市、入間市、坂戸市、日高市、東松山市、滑川町、吉見町、川越市、鶴ヶ島市、川島町、狭山市、桶川市、富士見市、さいたま市、新座市、朝霞市、和光市、ふじみ野市、戸田市、蕨市、川口市、上尾市、久喜市、北本市、加須市、鴻巣市、蓮田市、伊奈町、白岡町、幸手市、宮代町、春日部市、杉戸町、松伏町
 第5グループ 川口市、越谷市、三郷市、草加市、八潮市、熊谷市、行田市、鴻巣市、本庄市、上里町、深谷市、美里町、神川町

【千葉県】
 第1グループ 野田市、流山市、柏市、白井市、松戸市、我孫子市、市川市、浦安市、千葉市、大網白里町、八街市、東金市、山武市、長南町、市原市、長柄町、睦沢町、茂原市、木更津市、白子町、袖ヶ浦市、君津市、富津市、鋸南町、南房総市、鴨川市、館山市、勝浦市、大多喜町、御宿町、いすみ市、船橋市、鎌ヶ谷市、八千代市、四街道市、佐倉市
 第2グループ 千葉市花見川区・美浜区・中央区・稲毛区・若葉区、習志野市、八千代市、印西市、我孫子市、白井市、栄町、成田市、神崎町、香取市、多古町、芝山町、佐倉市、市川市、松戸市、船橋市、野田市、流山市
 第3グループ 成田市、富里市、佐倉市、八街市
 第4グループ 習志野市、船橋市、千葉市
 第5グループ 流山市、野田市、柏市、我孫子市、鎌ヶ谷市、白井市、柏市、松戸市、香取市、神崎町、多古町、東庄町、銚子市、旭市

【茨城県】
 第1グループ かすみがうら市、つくばみらい市、つくば市、阿見町、稲敷市、下妻市、河内町、牛久市、境町、結城市、桜川市、取手市、守谷市、常総市、筑西市、土浦市、八千代町、坂東市、利根町、龍ヶ崎市
 第2グループ 古河市
 第3グループ 水戸市、ひたちなか市、常陸大宮市、常陸太田市、那珂市、土浦市、つくば市、かすみがうら市、牛久市、龍ヶ崎市、稲敷市
 第4グループ 水戸市、那珂市、ひたちなか市、大洗町、城里町、笠間市、桜川市、石岡市、茨城町、小美玉市
 第5グループ 石岡市、小美玉市、茨城町、鉾田市、行方市、潮来市、神栖市、鹿嶋市、かすみがうら市、土浦市、稲敷市

【群馬県】
 第1グループ みどり市、伊勢崎市、吉岡町、玉村町、桐生市、高崎市、高山村、渋川市、榛東村、前橋市、中之条町、東吾妻町、藤岡市
 第2グループ 太田市
 第3グループ 太田市
 第4グループ 館林市、邑楽町、千代田町、伊勢崎市、桐生市、みどり市、太田市、大泉町
 第5グループ 前橋市、高崎市、安中市、富岡市、藤岡市、神流町、下仁田町、南牧村、草津町、中之条町、嬬恋村、長野原町、玉村町、甘楽町、上野村

【栃木県】
 第1グループ さくら市、宇都宮市、益子町、塩谷町、市貝町、真岡市、大田原市、那珂川町、那須烏山市、那須町、日光市、芳賀町
 第2グループ 佐野市、小山市、野木町
 第3グループ 宇都宮市、鹿沼市、小山市、栃木市
 第4グループ 栃木市、佐野市、足利市
 第5グループ 宇都宮市、矢板市、さくら市、芳賀町、市貝町、真岡市、益子町

【山梨県】
 第1グループ
 第2グループ 笛吹市、市川三郷町、甲府市、中央市、韮崎市
 第3グループ
 第4グループ 甲府市、甲斐市、中央市、笛吹市、市川三郷町、昭和町、南アルプス市、山梨市、甲州市
 第5グループ 甲州市、山梨市、笛吹市、大月市、都留市、西桂町、富士吉田市、富士河口湖町、鳴沢村、忍野村、山中湖村

【静岡県】
 第1グループ 御殿場市、裾野市、小山町
 第2グループ 熱海市、長泉町、清水町、沼津市、御殿場市、裾野市、三島市
 第3グループ
 第4グループ
 第5グループ 富士宮市、富士市、沼津市、函南町、三島市、伊豆の国市、熱海市、伊豆市、伊東市、東伊豆町、西伊豆町、南伊豆町、松崎町、河津町、下田市

【東電の問い合わせ先】
 一つの自治体でも複数のグループにまたがっているケースは、東京電力にお問い合わせ下さい。停電に関する問い合わせ先は次の通り。混雑のためつながりにくいことがあります。今回発表は14日の分。15日以降のグループ分けや停電実施時間帯は、実施日の前日に発表されます。
 ▽東京〈1〉 0120・995・002=江東区、墨田区、江戸川区、葛飾区、台東区、荒川区、足立区、渋谷区、世田谷区、品川区、目黒区、大田区、港区(台場、港南5丁目13番、14番)
 ▽東京〈2〉 0120・995・006=千代田区、中央区、新宿区、豊島区、文京区、板橋区、北区、練馬区、杉並区、中野区および島嶼地区、港区(台場、港南5丁目13番、14番を除く)
 ▽多摩 0120・995・662=東京都の23区以外および島嶼地区以外
 ▽栃木 0120・995・112
 ▽群馬 0120・995・222
 ▽茨城 0120・995・332
 ▽埼玉 0120・995・442
 ▽千葉〈1〉 0120・99・5556=船橋市、鎌ヶ谷市、市川市、白井市、習志野市、八千代市、浦安市、柏市、我孫子市、松戸市、流山市、野田市
 ▽千葉〈2〉 0120・99・5552=千葉〈1〉の受け持ち以外の千葉県内
 ▽神奈川〈1〉 0120・99・5772=川崎市全域・横浜市(泉区・戸塚区・栄区全域・港南区の一部を除く)
 ▽神奈川〈2〉 0120・99・5776=神奈川〈1〉の受け持ち以外の神奈川県内
 ▽山梨 0120・995・882
 ▽沼津 0120・995・902=静岡県内の富士川以東(富士川以西は中部電力の管内)
 詳細は東京電力のホームページ(http://www.tepco.co.jp)へ。


西武、京王など限定運行 14日の計画停電 2011年3月14日 日経
 東京電力による計画停電が首都圏の鉄道に影響を与えるのは必至だ。
 西武鉄道は14日始発から一部区間で限定して運行すると発表した。運行区間は池袋線の池袋―練馬高野台間、豊島線の練馬―豊島園間、新宿線の西武新宿―鷺ノ宮間。 10分間隔で運行し、本数を減らすという。
 京王電鉄は調布―京王八王子・高尾山口間と調布―橋本間について、14日午前9時~午後1時半と、午後6時~午後10時の運転を取りやめると発表。運行本数は半分にする。15日以降は未定。
 小田急電鉄は14日始発以降、大幅に運転本数が減少する可能性があると発表した。特急ロマンスカーは当面運休する。
 小田急電鉄はすべての電力供給を東京電力から受けている。小田急電鉄によると、エリアごとの計画停電の影響で同社の約30カ所の変電所への電力供給が順次停止する。 東武鉄道も14日の特急電車と池袋―小川町間を結ぶ「TJライナー」をすべて運休する。そのほかの電車も始発から運転本数を大幅に減らしたり、一部区間が不通になったりする可能性がある。
 東京都交通局は14日から都営荒川線と日暮里・舎人ライナーに運転本数の減少やダイヤの大幅な変更が出るとの見通しを発表した。浅草線、三田線、新宿線、大江戸線も「私鉄などとの乗り入れの関係で、本数減少などの影響を受ける可能性がある」としている。
 東京メトロは銀座・丸ノ内線は平常通り運行。そのほかの路線は本数を減らしたり、折り返し運転をする場合がある。車内空調は切る。
 JR東日本は山手線と中央線快速について「影響はない見通し」としているものの、それ以外の路線は「現時点ではわからない」と話している。
 JR東海は14日午前9時20分~午後1時と午後3時20分~午後10時にかけて、東海道線熱海―富士間の運行を休止する。
 また身延線富士―鰍沢口間は午後3時20分~午後7時にかけて、御殿場線沼津―国府津間は午後1時50分~午後4時と午後6時20分~午後8時半にかけて運休する。
 多摩都市モノレールは14日昼を運休にし、朝夕は大幅に運行本数を減らす。ダイヤは検討中で、決まり次第ホームページなどに掲載するという。

計画停電、JR東日本・私鉄各社も運休恐れ 2011年3月14日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110314-OYT1T00085.htm
 計画停電では、JR東日本や私鉄各社も大きな影響を受ける。
 JR東日本は首都圏の運行に関しては、自前の発電でほぼ賄っているが、地方路線と新幹線については電力会社から購入しているため、時間帯によっては運休の恐れもでてくる。
 同社幹部は首都圏の運行についても、「地震後なので自家発電に必要な重油やガスの確保も十分できるのかどうか……」として運行の維持に不安を漏らす。
 小田急電鉄の広報担当者は、「今から徹夜で運行計画を作り直すことになる。時間がない」と話した。

14日から計画停電…鉄道本数減、断水の可能性 2011年3月14日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110313-OYT1T00556.htm
 東京電力は13日、地震による電力供給力不足に対応するため、管内の1都8県を区市町村を中心に5グループに分け、地域ごとに電力供給を止める「計画停電」を行うと発表した。
 14日は午前6時20分から午後10時までを七つの時間帯に分けて行われ、各3時間程度、停電する。地域によっては1日2回、計6時間停電する場所もある。一方、正式な発表は実施直前となり、実施時の混乱が予想される。
 東電は、継続期間について、4月中をメドとする方針を示したが、夏場の電力需要が高まる時期には、再開する可能性も示唆した。
 15日以降については、需給状況に応じて実施する予定で、グループ分けや実施時間帯は、毎回変更される見通しだ。
 また、国の機能を守るため、官庁などの首都機能が集中する東京都23区のうち、中央、千代田、港の3区については、停電対象地域から外す方針だ。
 ただ、計画停電に伴い、首都圏の鉄道が運行本数を削減するほか、一部地域で水道が断水する可能性があるなど、影響が出そうだ。
 菅首相は13日夜、首相官邸で国民向けのメッセージを発表し、計画停電を実施することを了承したことを明らかにし、「国民に大変な不便をかける苦渋の決断だ。しっかりした対応をし、情報を提供していく」と述べ、理解を求めた。
 一方、停電する地域や時間帯が発表されたのは、実施前夜となり、周知徹底の時間は極めて短く、利用者には対応する余裕がないとの批判が強い。発表内容についても訂正が相次いだほか、東京23区のうち、実際に停電するのは13区に及ぶとみられるにもかかわらず、資料では荒川区だけ記載されるなど、ずさんな内容だった。
 東電は、今後の実施の詳細についても、実施前日に発表するとしているが、13日夜には、停電する地域や時間帯を確認するため東電のホームページを閲覧しようとする人が殺到し、閲覧できない状況に陥った。実施を前に早くも混乱が見られ、今後の対応に課題を残した格好だ。
 同じ地区でも停電の時間帯が異なる場合があるため、詳細は東京電力のホームページ(http://www.tepco.co.jp)へ。

こんな時間に言われても…計画停電で東電へ怒り2011年3月14日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110314-OYT1T00106.htm
 東日本巨大地震に伴って電力の供給能力が低下することを受け、14日から始まる東京電力の「計画停電」。
 ところが当初、荒川区の一部以外は対象外になるとしていた東京23区のうち、その後に13区で実施すると修正し、本店と支店の間でも説明が食い違うなど、異例の電力制限は実施前から混乱を重ねる事態になった。
 東京電力は13日午後8時20分から、清水正孝社長が記者会見に臨み、東京23区について荒川区以外、14日は計画停電を実施しないと明言した。大田区役所に対し、東電側から「あした実施する」という連絡があったのは、ちょうど同じ頃。このため同区は、停電への注意を呼びかける折り込みチラシを急きょ手配する作業などに追われ、同区担当者は「こんな大事なことをこんな時間に言われても……」と憤っていた。
 東電のホームページでは13日午後10時30分頃、目黒や世田谷、足立などの区でも停電がある、という記載も確認できたが、アクセスが集中したためか、すぐにつながらない状態に。東電東京支店は、清水社長の会見の内容について「今から訂正する」と説明し、約30分後、手書きで修正を加えた「想定される停電エリア」と題する資料を公表したものの、本店広報部は、23区での実施を「把握していない」と繰り返し、「23区は入らないはずです」と述べる始末だった。
 東京23区内で当初、唯一対象となるとされた荒川区は発表までに東電からの公式な連絡はなく、同区の担当者は「テレビで見たが、こちらには何の連絡も来ていない」。午後10時過ぎから、西川太一郎区長ら幹部職員が緊急会議を開き、対応を協議した。




 この計画停電。昨晩午後8時20分からの記者会見で正式に発表され、しかもその更に後の時間に追加する形で発表されたらしいのですが、まさか公共交通網である電車まで一部でストップさせるとは考えてもみませんでしたし、あるいは自家発電施設の不足の影響で本数を大幅に減らすなんて、通勤・通学者にとっては『まあ、DVD等のタイマー録画は使えなくなるとは思っていたが、そんな話は全く聞いていないぞ!!!(激怒)』状態でしょうし、この問題がいつまで続くかわからない(東京電力の発表では少なくとも来月一杯=要はゴールデンウィーク突入時期 までは続くとのこと)ことがますます首都圏など管内の方をいらつかせることになりそうですね。
 私などは、事前に供給計画を結んだ工場などには問答無用で供給停止するものの、それ以外の公共交通網や地域の病院などは当然対象外にするものとばかり思っていましたし、重篤患者を抱え自家発電施設が十分でない(あるいは保有していない)病院などは患者の搬送だけでも大変だろうな…と思うのですが、今NHKで流れているニュース報道を聞いていると、首都圏の鉄道は多くの路線でかなりダイヤが削減されて運行されたり、一部路線は終日運休する路線もあるようで…。

 通常通りの時間帯に家を出ると出勤時間に間に合わない可能性もありますし、大きな道路は急遽車通勤に切り替えた方々で大渋滞する可能性もある(なんでも信号が消えたり、一度下りた踏切がすぐに上がらない可能性もあるそうです)ので、出勤される方はいつもより早く出勤を心がけると共に、特に用事もない方は公共交通網を使う外出はなるべく控えた方が無難そうです。