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鹿児島のブログ市長、今度は衆院選支持表明

2009-08-20 07:09:59 | Weblog
鹿児島のブログ市長、今度は衆院選支持表明 2009年8月20日
読売 http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090820-OYT1T00065.htm
毎日 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090820k0000m040079000c.html
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が19日付の自身のブログ(日記形式のホームページ)に、衆院選の地元選挙区となる鹿児島4区の候補者と、比例選での政党の支持を表明する書き込みを行った。
 公職選挙法は選挙期間中の特定候補者の名前を記した文書配布などを制限しており、同法に抵触する恐れもある。
 竹原市長はブログで、鹿児島4区の民主党候補を「市民から集めた税金を公務員のために使うような自治労組織を支える国会議員がいてはならない」と批判したうえで、自民党候補の支持を表明。比例では、支持を表明した政党のホームページに接続できるアドレスを記した。
 インターネットを使った選挙運動について、総務省は、ブログを表示するパソコンの画面そのものを文書図画とみなしている。
 竹原市長を巡っては、初当選した昨年8月の市長選期間中、ブログを連日更新したとして、県議らが公選法違反容疑で県警に刑事告発した。
 今年2月には、市のホームページに職員の給与を1円単位で公開し、職員の厚遇を批判。自治労に加盟する市職員労働組合の事務所を市庁舎から明け渡すよう求めている。



 電車に乗っている時に、『阿久根市の竹原市長が…』というテロップが流れたので、『今度はあの人何をやらかしたんだ』と思わずテロップに注目したのですが、今度は特定の候補をブログで支持表明ですか…(呆れ
 まあ、彼の自治労嫌いはあまりにも有名ですし、過去にもブログでトラブルを起こしていることから、この程度のことはやらかしかねないとは思っていたのですが、私が普段使っているGOOブログでも投稿画面に『選挙期間中は公職選挙法にご留意いただきますようお願いいたします』とあるなど、ブログの運営者も政治絡みの記事にはかなり神経質になっているのが現実ですし、市長と言えば自治体の長。もう少し市の最高経営責任者としての自覚を持って欲しいものだと思います。

 まあ、確信犯の彼に『表面上だけでも中立の姿勢を保ってくれ!』と求めることそのものに無理があるのかもしれませんが、これではますます議会が大混乱に陥りそうですね…(溜息

新型インフル、国内で流行期に

2009-08-20 07:05:38 | Weblog
新型インフル、国内で流行期に 感染研調査 2009年8月19日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090819AT1G1803G18082009.html
 新型インフルエンザの感染が全国的に拡大している。国立感染症研究所が定点観測する全国約5000の医療機関を受診した患者数は8月3~9日(第32週)で計4630人で、1医療機関当たり0.99人となったことが18日わかった。全国的な流行の指標である1.00人にほぼ達した形。感染が国内で相次ぎ確認された5月に次ぐ、“第2波”が始まっている可能性が高い。

新型インフル集団感染、新たに662件 厚労省、重症例集を配布へ 2009年8月20日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090819AT1G1902L19082009.html
 厚生労働省は19日、10~16日の1週間で新型インフルエンザの集団感染があったとして新たに662件が報告されたと発表した。集団感染の調査を始めた7月下旬から3週連続で増加、累計で1734件に達した。
 新型インフルエンザに感染して12~18日の間に入院した患者数は全国で計86人。うち重症化のリスクが高いぜんそくなど基礎疾患を持つ患者は19日までに死亡した3人を含め36人いた。同省は患者が重症化したケースをまとめた症例集を全国の医療機関に配布する予定だ。
 厚労省は7月下旬以降、同じ施設を利用した患者を2人以上診断した医療機関に保健所への報告を求めている。7月24日までの週の報告件数は171件だったが、8月2日までは348件、9日までは553件と急増している。

新型インフル、衆院選にも影響じわり スタッフ感染、集会中止も 2009年8月20日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090819AT3S1901019082009.html
 新型インフルエンザの流行拡大が衆院選の選挙活動にもじわりと影響を及ぼし始めた。候補者本人や選挙スタッフが感染し、集会や街頭活動の中止に追い込まれる事例も出ている。
 自民党の塩崎恭久元官房長官(愛媛1区)の事務所では8月上旬、スタッフが新型インフルエンザに感染。15日まで1週間ほど事務所を閉鎖したほか、決起大会などの集会もすべて中止。塩崎氏は関係者への説明やおわびに追われた。
 民主党公認の新人、横粂勝仁氏(神奈川11区)は14日に体調を崩し、インフルエンザA型の感染が判明。新型インフルエンザではなかったが、17日まで休養し、18日の公示日から活動を再開した。選挙事務所では消毒液やマスク約100枚を購入した。

感染、学校始まる9月以降さらに拡大? 2009年8月20日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090820-OYT1T00015.htm
 19日は名古屋市で81歳の無職女性が肺炎を併発して死亡し、死者はこの5日間で3人になった。「新型で免疫のない人がほとんどのため、感染が広がりやすい」というのが専門家の見方だ。
 学校が本格的に始まる9月以降、感染がさらに広がる恐れがあるとして同省は警戒を呼びかけている。

◆まだ弱い増殖力◆
 国立感染症研究所では、全国約5000の医療機関からインフルエンザ患者の報告を受けている。8月3~9日の1週間の患者数は4630人で、1医療機関当たり0・99人。昨年同期は88人で1医療機関当たり0・02人だった。「1人」超が流行の目安だが、6都府県ですでにこれを上回り、流行状態にある。
 元同研究所室長で、インフルエンザに詳しい根路銘(ねろめ)国昭・生物資源研究所長(沖縄県)は「新型はまだ未熟な状態で増殖力が弱い。これまでは“種まき”の状態だった。もともと人に免疫がないこともあって一気にウイルスが広まった」と説明。沖縄が突出している理由については「暑いため空調の利いた商業施設など密閉空間に多くの人がとどまる傾向がある。さらに湿度が低いこともウイルスを活発化させている」としている。
◆集団感染の半数は学校◆
 厚労省は感染者の全数調査を7月下旬に取りやめて以降、集団感染などに限った感染状況を集計しているが、夏休み中にもかかわらず、集団感染の5割が小中高校で発生している。
 8月16日までに全国で1734件、4790人(類似症状の患者を含む)の集団感染の報告があった。確認できた1067件の内訳は、高校312件、中学157件、小学校97件。厚労省は「課外活動や補習などで児童生徒が集まる機会が多かったため」と見ている。
 15日に国内初の死亡者が報告された後、続けざまに2人が死亡した。谷口清洲・国立感染症研究所室長は「感染が学校内だけにとどまらず、さまざまな層に広がっている」と話す。3人はいずれも腎不全や多発性骨髄腫などの持病があり、ウイルスに対する抵抗力が低下しているという共通点があった。
◆年齢との関係はっきりせず◆
 「高齢者は感染しにくい可能性がある」との海外の研究報告もあったが、死亡した3人は57~81歳。厚労省では「実際に高齢者が感染しにくいかどうかははっきりしない部分がある」と年齢との関係については言及していない。
 同研究所の推計では、新型の感染者は8月上旬の1週間で6万人。海外での調査では、新型の致死率は季節性より高く、0・5%になるという報告もある。このため、感染が広がれば死者が一気に増えるとの見方もある。谷口室長は「健康を守るため、手洗いなどの感染防止策を徹底してほしい」と訴えている。





 う~ん…(滝汗 先日もプロ野球の日本ハムの選手やコーチに新型インフルエンザ感染者が出たという報道があり、新型インフルエンザの感染力の強さや脅威について改めて注意が促される形になっていたと思いますが、まさか8月のそれもまだ暑いこの時期にインフルエンザが流行するとは思いもしませんでしたねぇ…(吃驚
 国内では死者が3名となり、選挙事務所でも候補者当人やスタッフの感染が発覚するなど、少なからず影響が出てきているようですし、親御さんとしては、もうすぐ学校が始まるというのに、今後の流行の行方が非常に気になるところではないでしょうか…。
 これまでの常識では、インフルエンザというのは寒い時期の空気が乾燥しやすい時期に流行るものという思い込みが我々の側にも少なからずあったと思いますが、今後はこまめな手洗いを繰り返し、外出から戻ったらうがいを行うなど、シーズンに関わりなく、集団感染予防のためにも日頃から注意を払う必要が出てくるのかもしれませんね。