先日のブログで、G20が初めてトービン税(国際金融取引への課税)の導入について議論する、という話を書きました。
ところが、G20が終わっても、日本のメディアにはトービン税に関する議論がどうなったのかという報道が見られなかったのです。どうなったのか?と思っていたら、今日になってこんな記事をネットで見つけました。
要するに、議論の中で「トービン税」という具体的な名前は出てこなかったようですが、結論の中に「金融セクターがどのような貢献をできるか検討」というような文言が入ったということで、今後の引き続きの議論に道を開いた、ということのようです。
記事にもあるように、「半歩前進」ということなのでしょうか。もっと踏み込んだ議論がなかったのは残念ですが・・・。